住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

Narashino Geography 159 「アベ政治」の後遺症(その2)

2024-02-17 01:05:24 | 地理学

「アベ政治」の後遺症(その2)

派閥解散程度で問題の解決はできないし、そもそも真相解明をやる気がない自民党

裏金問題、少なくとも派閥解散程度で問題の解決ができないことは明らかです。ある種の自民党政治の宿痾(しゅくあ)ともいえる大問題で、その根絶は容易ではありません。

西村、萩生田、世耕3氏は早くも“派閥”づくりの囲い込み競争 「もう数に入れたから」と誘われ(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

派閥による不正会計問題の根源は森喜朗元首相の時代にあるようです。当事者に能力があるかも問われています。自民党内でアンケートや聞き取りが行われるというこですが、報道を見る限り真相が解明できるとは考えられず、自民党がこの問題に誠実に向き合うことができないことが明らかになるばかりです。

(MBSニュースより)

政治にお金がかかると言うのは、当選するのにお金がかかるという意味

私たちに民主政治の基礎が根付いているかが問われているとも言えます。昔ですが「今度の先生は3000円しか配らない」と買収を行っていた末端は町内会だったという話も聞いたことがありました。断っても「貰っても誰に投票したかは分からないから貰っときなさい」と言われて茶封筒を押し付けられたということもあったようです。政治にお金がかかると言うのは、当選するのにお金がかかるという意味のようです。確かに選挙では事務所や宣伝カーを借りるお金も必要ですが、必要経費を越えて大きなお金が動いています。私たちの政治意識が健全になることが重要なことだと言えます。(近)

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Narashino Geography 158  「アベ政治」の後遺症

2024-02-09 15:26:45 | 地理学

「アベ政治」の後遺症

 

裏金疑惑解明、岸田政権はまともにやる気なし

昨年来、自民党の裏金疑惑で政界は大きく揺らいでいます。話題の中心は、自民党“派閥”のパーティ券とキックバックによる裏金疑惑というところですが、問題の本質が派閥にあるのか、自民党にあるのか、日本の政治そのものにあるのか吟味する必要があると考えています。

少なくとも派閥解散程度で問題の解決ができないことは明らかです。ある種の自民党政治の宿痾(しゅくあ)ともいえる大問題で、その根絶は容易ではありません。派閥による不正会計問題の根源は森喜朗元首相の時代にあるようです。当事者に能力があるかも問われています。自民党内でアンケートや聞き取りが行われるというこですが、報道を見る限り真相が解明できるとは考えられず、自民党がこの問題に誠実に向き合うことができないことが明らかになるばかりです。

(よろず~の記事より)

泉房穂氏、小渕優子氏が裏金議員の聴取担当に「調査される側」と指摘「ドリルで証拠隠滅を図りながら…」(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース

 兵庫県明石市の前市長で弁護士の泉房穂氏が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、2日に開始した党所属の裏金議員への聞き取り調査で、党執行部6人の1人として小渕優子選対委員長が聴取を担当していることについて「国民の多くは〝調査される側〟の方だと、今も認識しているように思う」と指摘した。

 泉氏は番組での自身の発言を踏まえてXに連続投稿。「『政治刷新本部』のメンバーが、〝刷新されてしかるべき側〟の方々だったのと同じように、今回の自民党の調査を担当するのは、〝調査をされてしかるべき側〟の方々。小渕優子選対委員長って、国民の多くは〝調査される側〟の方だと、今も認識しているように思う…」と見解をつづった。

 国民の多くが小渕氏を「調査される側の方」と認識しているという指摘は、2014年、第2次安倍政権の経産相だった小渕氏が収支報告書への虚偽記載が発覚した際に、会計記録の入ったパソコンのハードディスクがドリルで破壊されていた状態で見つかり、証拠隠滅を図った疑いが報じられたことを指す。この事件を機に小渕氏は「ドリル優子」と称されることになった。

 泉氏の投稿を受け、フォロワーからは「聞き取り調査担当にドリル優子とは もはやコントです」「身内が身内を調査するなんて、ありえない」といった声が続いた。

 さらに、同氏は、4日投開票の前橋市長選挙で自民党推薦の現職・山本龍氏が敗れたものの、同日の京都市長選挙では自民党推薦の松井孝治氏が当選し、小渕氏が「今後の弾みになる」と発言したことについても言及した。

 泉氏は「小渕選対委員長のコメントがビックリするような内容。地元群馬の前橋市長選で、父親の元秘書の現職市長がボロ負けしたにもかかわらず、『気を引き締める』ではなく、『弾みになる』とのコメント。ドリルで証拠隠滅を図りながら、特別扱いで大抜擢される方の感性は、一般国民には、理解不能だ…」と投稿した。

問題の淵源は数々の不正を行った「アベ政治」

この問題の淵源は、“アベ政治”という数々の不正を行った10年とそれを継承した菅・岸田政権にあると言わざるを得ません。

映画「妖怪の孫」

“政治と金”の問題は日本政治に根付いた解決できない問題となっています。政治家は自分たちの利益を優先させて問題を解決してこなかったと言えます。また、国民のそのような政治文化を受容して徹底的に向き合うことを避けているとも言えそうです。かつて千葉県は「金権千葉」と揶揄されてきました。千葉県の金権風土は古く、汚職、買収、談合など今でも続いている問題です。昨年(2023年)も秋本真理衆議院議員が汚職事件で逮捕されました。

(ANNニュースより)

長年続く“金権風土”は千葉県に深く根付いているようです。(近)

 

 

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Narashino Geography 157 大阪高裁判決

2024-02-02 16:02:41 | 地理学

大阪高裁判決

「コロナ在宅勤務不払い裁判」で一審の大阪地裁判決に続き、大阪高裁でも教員側が大阪市に勝利

一審大阪地裁の勝利判決(大阪市にコロナコロナ在宅勤務不払いへの賠償金支払いを命令)の時のニュース映像(2023.5.17)

 大阪市立中学の元教諭・松田幹雄さんは3年前、教職員組合の活動でスイスを訪れ、帰国した後、当時は政府が渡航者に対して自宅待機を要請する方針を示していたことから在宅勤務をしました。しかし、市教委が在宅勤務を承認しなかったことなどから、市に100万円ほどの賠償を求めていました。

 5月17日の判決で、大阪地裁は「新型コロナの情勢を考えずに在宅勤務を承認しなかったのは職務上の義務違反がある」として、市に対して9万4000円あまりを支払うよう命じました。

 (松田幹雄さん)
 「今回の判決でそういうふうな在り方(教育委員会の判断)が問題だったんだということが明らかになったわけですから、本当に対策を見直していただいて今後に生かしていただきたい」  

 大阪市は「今後の対応を検討したい」としています。

二審大阪高裁判決日の弾丸ツアー

 一審で完敗した大阪市は結局控訴し、今年1月24日、その控訴審判決が出ました。

 1月24日、関が原で大雪という天気予報を心配しながら大阪に向かいました。新幹線は名古屋と米原の間で減速したものの30分遅れで新大阪に到着しました。途中、浜松辺りまでは快晴、大坂も快晴でした。

 大阪高裁の判決は13時15分開廷、開廷直前に滑り込み、ボクが入廷直後に裁判官が入廷、判決は2分弱で終了でした。傍聴人の多くは判決の意味が呑み込めない様子でした。

 ボクは帰りの新幹線が不安だったので報告集会に出ずに、帰りの新幹線を目指しました。東京には30分遅れで17時30分ころに到着しました。スリリングな大坂日帰り裁判傍聴弾丸ツアーになりました。

一審より賠償額は減らされたが、再び大阪市に賠償命令

コロナ在宅勤務不払い裁判1.24高裁判決

一審支払い額9万4262円を4万4262円に減額

大阪地裁では完全勝利でしたが、大阪高裁は賠償額を少し値切ったようです。民事訴訟なので賠償金が1円でも認められれば勝訴ということになります。

市側の弁護士も高裁への控訴に反対していたのに、教員へのいやがらせで控訴した大阪市。また最高裁に控訴するのか?

さてさて、2度負けた大阪市が最高裁に上告するか悩ましいところですが、高裁への控訴は大阪市の弁護団も反対だったことが公文書公開で明らかになっています。控訴理由も不明確で高裁の口頭弁論もすぐ終結でした。ただ、維新の会の体質で、負けは認めずに上告するかもしれません。上告は原告への“いやがらせ”になるからです。

コロナ禍での帰国で、政府の自宅待機要請に従っただけなのに大阪市が強引に出勤を命じたのは「社会通念に反し、違法」という判決が2度も出たのに…

 判決で違法とされたのは校長が市教委の命令に従って原告に出勤を命じたのは、社会通念に反し、違法だというものでした。大阪市の完全な負けで、裁判所がこれだけ行政の非を認めることは滅多にありません。高裁判決では少し大阪市に気を使ったような判決に見えますが、判決骨子は維持されました。大坂では行政の傲慢が目立ち、大阪万博の強行など強引さが目立ちます。(近)

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Narashino Geography 156  地震・津波と航空機事故

2024-01-12 23:54:12 | 地理学

地震・津波と航空機事故

能登地震と羽田航空機事故

元旦の能登半島を震源とする地震・津波、家屋倒壊、2日には羽田空港でJAL機と海上保安庁機との衝突事故の大騒動に正月気分が吹き飛びました。

羽田空港の事故の一報を聞いて感じたのは「官民格差」の問題ということでした。かつては官に間違いはなく、民に問題があることが多いと言われました。しかし、この10年ほどその官への信頼は揺らいでいます。

「官の劣化」がとまらない日本

2019年の「桜を観る会」参加者名簿シュレッダー処分事件辺りから、官の権力への忖度と阿(おもね)りが目立つようになってきました。

森友学園の国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられ自死した同省近畿財務局元職員の赤木俊夫さんの事件はこの国の官僚制の根幹にかかわる問題でした。一言で言えば「官の劣化」と言えるでしょう。

災害発生後の対応が明治時代のままの日本

日本は災害大国で地震、津波、火山噴火、台風、などさまざまな災害がしばしば発生します。これは日本の位置に関連している問題でこの国でどのような災害が起こるかは想定できます。また災害経験から私たちは災害から学ぶことができます。しかし、今回の能登半島地震・津波災害でも、発災後の様子は明治時代と変わらぬ繰り返しのように見えます。発災後に避難するのは学校体育館で、そこで雑魚寝という有様です。

日本とは異なり、災害発生後の避難対応がシステム化されているイタリア

10年ほど前に日本都市計画学会でイタリアの災害対応について聞く機会がありました。イタリアも災害大国でしばしば地震災害に見舞われます。イタリアでは発災直後には広場に避難した市民にキッチンカーから街のシェフによる暖かい料理が提供され、家族の人数に合わせたコンテナが用意され、その直後から木造の避難住宅の建設が始まると聞きました。また、その避難住宅には期限なく住むことができるということでした。イタリアでもかつては不十分だった避難対応が国、地域と改善されてきたと言います。イタリアでは発災直後、発災から10日程度、さらに数か月、数年と復旧・復興を計画的に進めることがシステム化されています。

2007年に国内の空港で滑走路誤侵入が相次いだ際立ち上げた対策チームに海上保安庁は参加していなかった

羽田空港の事故では官の海上保安庁と国土交通省の管制に問題があったようです。詳細な事故原因は結論が出ていませんが、現時点で日本航空機に大きな瑕疵はないようです。国内の空港で2007年に滑走路への誤進入が相次いだ際、再発防止に向けて航空関係者が立ち上げた対策チームに、海上保安庁が参加していなかったことが分かったと言います。

滑走路、誤進入対策に海保不参加 07年の「教訓」、共有不十分か:東京新聞 TOKYO Web

滑走路、誤進入対策に海保不参加 07年の「教訓」、共有不十分か:東京新聞 TOKYO Web

国内の空港で2007年に滑走路への誤進入が相次いだ際、再発防止に向けて国土交通省と航空関係者が立ち上げた対策チームに、海上保安庁が参加...

東京新聞 TOKYO Web

 

今回の事故でもこのようなかつての事故から学ぶ姿勢に大きな違いがあるようです。御巣鷹の日航機事故を教訓としている日本航空との差は歴然としています。

(週刊文春の記事)

羽田空港「JAL機炎上」全真相 現役管制官が緊急告発!「離陸も着陸も」C滑走路の異常 | 週刊文春 電子版

 

この社会の活断層はまだまだ余震が続きそうです。(近)

 

おまけ:「地理教育研究会会報」567号への投稿です。

ジェンダー地理学と地理教育

2023年3月の日本地理学会で「フェミニストシ ティー」( レスリー・カ ーン/ 東辻賢 次 郎・ 2 0 2 2 年・晶 文 社 ) のレビュを 関 村 オリエ( 東京女子大学)、熊谷圭知(お茶の水大学名誉教 授 )、 久木元美琴 ( 専修大学 ) の3人から聞いた。今までにない視 点を示され、とても刺激的だった。空間が意味付けられて、場所が形成されるときに女 性の役 割が考慮されていな いという指 摘 は 、ダイバーシ ティを目指すときに重要だ。レスリー・カーンは「都市計画はなぜベビーカーを押す母親への配慮が足りないのか」「除雪はなぜ幹線からなのか」「通勤の行き帰りの保育所や買い物への経路の交通費が出ないのはなぜか」と書いている。 男性中心に計 画された都市構 造そのものが 女性にとってバリアとな っていると具体例を挙げて指摘している 。 女性は最 も メジ ャー な マイノリ ティ で、女 性を活 かすことが できない 社会は大きな損 失 を被 って いる。 情 勢 へ の 考 慮 が 足りな い社 会で「ダイバーシティ」など実 現できないことは 明 白だ 。

 女性問題の課題は結果ではなく、都市形成の思想そのものに内在していて、小手先の手段では根本的な解決はできない。日本でも大きな 壁 と な っ て い る の は「 オ ー ル ド・ボ ー イ ズ・ネ ットワーク」と呼ばれる男性中心主義だ。コロンビアの首都、ボゴタに 2020 年に女性市長のク ラ ウ デ ィ ア ・ ロ ペ ス が 誕 生 す る と「 ケ ア リ ン グ シ ティー」 という政 策 を 提 示 し 、 日 本 の 小 学 校 区 程 度 の エリア で 女 性 を サ ポ ートする 機 能 を 持たせている。女 性が 働きやすい環 境の整 備や、女性が休息をとれるサポート、公民館等での学習 などの サポートなど 総 合 的 な 運 用 が 重 視され ている。

 空間を対象とする地理では、空間がどのように計画され、生活の場となるのかは重要なテーマだと考える。数年前、日本でもベビーカーのバス乗車について論 争がありました。「混んでいるバスにベビーカーは迷 惑」という発言から議 論 が 始 ま っ た ように 記 憶 して い ま す。 結 論 はあ い ま い で「 マ ナ ー 論 」 で 終 わ っ た よ う に 思 い ます。ボクは車いす利用なので混 雑するバスに乗 ることもありま す。 車 いす 用 のスペ ース は 大 体 1 か所でそこに座っている方がいると移 動してもらいます。さすがに「邪魔だ」と言われたこと は あ り ま せ ん が 、 バ ス の 運 転 士 さ ん か ら「 乗りま す か?」 と 聞 か れ ることが 時 々ありま す。 

 「保活」という言葉が話題になったのは 20年 ほど 前 か。 少 子 化 でも保 育 所 へ の入 所 希 望は増えていますが、すし詰め保育が目立ちます。 

保育所は重要なインフラですが、その整備は不十分で子育て中の家族にとっては大きな問題です。本来は公的な責任があり、税金を投入すべきものを、 政 府 は 民 間 の 子ども園 など で 補 お うとして い ま す。 最 近 は 責 任 あ る 国 や 自 治体 が 問 題を放 置 する傾 向 が 強まっています。そもそも責 任ある自治 体 などが 役 割を果 たしていな い だ け で なく、 自 覚 が 足りま せ ん 。 都 市 計 画を立てる際に総合的な視点から計画が立てられ る 必 要 が あ るにも か か わらず、 暮 らし の 現 実に つ い て の 認 識 が 不 足 して い る 。

  さて、 地 理 教 育にジェンダー 地 理 学 の エッセ ンスをどう取り入れるかは「空間論」と「場所論」が重要な概念だと思います。「景観論」の発展と考えることが できます。また、最も身近な 異 文 化 理 解 と い う 視 点 か ら「 ジ ェ ン ダ ー 地 理 学」 を 考 えることも重 要 だと考 える。 地 理 教 育 研究会も圧倒的に男性会員が多い。女性会員 が少なくてもジェンダーについて考えることで見えるもの が あるの で は な い か 。

Narashino Geography 128   「ヒューマン・シティ」を考える。 - 住みたい習志野

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Narashino Geography 155   荒んだ「2023年」でした

2023-12-30 22:48:54 | 地理学

荒んだ「2023年」でした

 

「ガン」が疑われたが、「何でもありません」という結果が出て一安心

この1年を歳末は振り返る時季です。個人的には1010日に胆管炎で高熱を出して入院というのが事件でした。胆管炎の原因は「胆石」というのが相場だそうですが、内視鏡で胆石が見つからず、ドクターは「原因不明」で不安そうでした。「慶應病院で検査してもらえ」ということになり、それから検査三昧の日々が約3か月続きましたが、結局「大山鳴動」して何も出ず。慶應病院のドクターも「何でもありません」ということになりました。

医者としては「ガン」を疑って、発見されれば治療方針がはっきりして安心するようでしたが、結局「原因不明」というオチでした。ベッドが空いているのか「もう一度、胆管のお掃除をしたい」とドクターが言うので、新年早々に4日ほど検査入院の予定です。

世界を見渡すと困難が広がっている

ボクはのん気に暮らしていますが、世界を見渡すと様々な困難が広がっています。

2023年のニュースは社会の不全を感じさせる出来事が多かったように思います。

2022224日にロシアによるウクライナ侵略が始まって2年近くになろうとしています。
23107日にはハマスのイスラエル攻撃があり、ガザ地区では2万人以上がイスラエル空爆の犠牲になり、その多くは女性や子どもたちです。


2021年のクーデターによるミャンマー軍政は多くの少数民族の難民を生み出しています。

20世紀に基調とされた人道や人権が蔑(ないがし)ろにされる出来事がひろがっています。

格差社会の日本と世界

世界でも格差は拡大していますが、国内でも格差社会が身近なものとなっています。

「子どもの貧困」と呼ばれる状況も日常化して、日々の食事もままならない子どもたちが増えています。フードバンクや子ども食堂なくして暮らしていけない人々も増えています。

2008年のリーマンショックで出現した「年越し派遣村」が日常化しています。「フリーター」と呼ばれる若者たちが一般化して「派遣」や「フリーター」という言葉もあまり聞かなくなりました。社会には「貧困」がまん延して珍しいものではなくなったと言えます。

政治と金

一方、「政治と金」の問題が国民の前に明らかになっています。その淵源は古いと言わざるを得ないのですが、アベ政治の基調に構造的に内在していた問題で、年を跨(また)いで派閥と政治家の追及が続いています。中でも安倍派の腐敗は問題の中核と言えそうです。

西村前経産相や下村元政調会長を任意聴取 政治資金 東京地検 | NHK

西村前経産相や下村元政調会長を任意聴取 政治資金 東京地検 | NHK

【NHK】自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、東京地検特捜部が、安倍派の事務総長を務めた経験がある西村康稔・前経済産業…

NHKニュース

 

自民党そのものの腐敗に岸田文雄自民党総裁の動きは鈍いと言わざるを得ません。

かつて安倍晋三氏も口にした「国民は餅を食えば忘れる」などということは今回は通用しません。

国政だけでなく地方政治もほころびが目立ちます。広島や東京江東区の選挙違反、千葉県千葉9区選出の秋元議員だけではない問題がこの国の民主主義の弱さを物語っているようです。議員の問題は有権者である国民の問題であるということを忘れることはできません。(近)

 

 

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