住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

沖縄にミサイル配備すれば、真っ先に攻撃される。「国にだまされた」と怒る与那国島民

2023-03-31 23:36:16 | オスプレイ、安保、平和

(TBS news23より)

「国の暴挙」「騙された」反発の声も…台湾に最も近い島 与那国島に“ミサイル部隊計画”

台湾をめぐり米中の緊張が高まる中、台湾に最も近い沖縄県与那国島では昨年末、自衛隊の「ミサイル部隊の配備計画」が突然浮上しました。
前の町長らは「国に騙された」などと反発しています。

台湾から110キロしか離れていない与那国島に、自衛隊の駐屯地が開設されたのは7年前。 誘致をめぐり島が二分され、住民投票の結果、僅差で実現したという経緯があります。

配置されているのは「沿岸監視隊」。自衛隊員は約170人です。

ここに2022年の年末、突如浮上したのが「ミサイル部隊の配備計画」。 
ミサイルを迎撃する地対空誘導弾の部隊などを設置するというものです。



突然、明らかになった計画に、島に自衛隊を誘致した前町長も反発しています。

■「国の暴挙」「騙された」ミサイル部隊計画に反発
ーー初めて聞いたときは、どのように感じましたか?
外間守吉 前町長 「びっくりしましたね。やってはいけない、国の暴挙ですよ」

2010年、自衛隊を誘致する前の町長時代、取材にこう答えていました。 外間 町長(2010年) 「島の発展の起爆剤になるんじゃないか」 町有地の年間1500万円の賃貸料や人口増など、一定の効果はあったといいます。

ではなぜ、自衛隊誘致を自ら実現した前町長が、憤っているのでしょうか。
外間前町長
「(当時、防衛省が)監視部隊の名称を明言」 誘致の段階では、置かれるのはあくまで「沿岸監視部隊」という説明で、起工式の横断幕にも明記されています。

その後の部隊の「強化」については、全く聞いていなかったといいます。

外間前町長
「なぜ中国が我々にミサイルを撃ってくるのか、何を根拠に言っているのか、全くわからない」

「銃口を向けるということは、中国にとっては『してやったな、ありがとう、我々が撃つぞ』と。“お膳立て”を逆に、日本政府はしている」



町長とともに誘致を進めた前議長も。

前西原武三 前議長
「自衛隊を配備して、時間が経っているうちにミサイル配備。騙された気がしてしょうがない。頭にきます」


 TBS 萩原豊 解説・専門記者室長:
これは中国への対応、さらには台湾有事を想定した配備になっています。 2010年以降ですね、防衛省はいわゆる南西シフトというのを進めているんです。 自衛隊の駐屯地が次々と開設されました。そして、ミサイル部隊なんですが、既に奄美大島、そして宮古島にあります。 2023年3月、駐屯地が開設されたばかりの石垣島にも配備が予定されているんです。 そして今回、与那国島・駐屯地に計画案が浮上してきたというわけなんです。

南西諸島は、あれよあれよという間に「ミサイル列島」にされてしまった

小川キャスター
地元の方からすれば、(ミサイルを配備することによって)直接攻撃対象、攻撃目標になってしまうのではないか、という不安は当然高まりますよね。

TBS 萩原豊 解説・専門記者室長:
防衛省は「ミサイル部隊が来ないとは言っていない」と回答しています。

(編集部より)
最初「沿岸監視部隊」を置くだけ、という約束だった。それでも島の世論は二分し、わずかの差で「沿岸監視部隊」設置を認めたのに、島民の了解も得ずに勝手にミサイルを配備することにしました。「約束が違う」と前町長や島民が憤っています。

それに対し防衛省側は「当初からミサイルを配備しないとは言っていない」などとトボけたことを言っています。

そして自衛隊員が2500人死傷する、と言われる戦争に沖縄を、日本をまきこもうとしています。

そして自衛隊以外に沖縄県民から膨大な戦死者が出ることは全く考慮されず、戦争ごっこのような軍事シミュレーションが行なわれているのです。

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まるでフランス革命前夜?パリのデモ

2023-03-31 13:17:00 | 非正規、労働問題

まるでフランス革命前夜?マクロン大統領の年金受給開始年齢延長(62歳から64歳へ)強行に民衆の怒りがとまりません

28日のデモです。みんなで「ラ・マルセイエーズ」(フランス革命の歌であり、フランス国歌)を大合唱

フランスで年金改悪強行に怒りの109万人デモ。イギリスやドイツでもデモとストライキ - 住みたい習志野

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(ANNワイドスクランブルより)街中で火柱…デモ参加者100万人年金改革“強行”マクロン大統領に怒りフランスでデモが激化しています。きっかけは、政府が...

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マイナカードで他人の住民票発行される(横浜)、習志野市では2200万円サギ

2023-03-31 12:50:47 | マイナンバー

(NHKニュース)

マイナカードで他人の住民票発行される 横浜のコンビニで5件

マイナカードで他人の住民票発行される 横浜のコンビニで5件 | NHK

マイナカードで他人の住民票発行される 横浜のコンビニで5件 | NHK

【NHK】横浜市内のコンビニエンスストアのマイナンバーカードを使う証明書交付サービスで、ほかの人の住民票が発行される事案が5件起き…

NHKニュース

 

横浜市内のコンビニエンスストアのマイナンバーカードを使う証明書交付サービスで、ほかの人の住民票が発行される事案が5件起き、市は一時、このサービスを停止しました。市によりますと、システムのプログラムを修正し、現在は再開したということです。

今月27日、横浜市の磯子区役所と青葉区役所に、それぞれ別の市民から「コンビニの証明書交付サービスで、他人の住民票が発行された」と連絡がありました。

横浜市が調べたところ、同じ日にほかのコンビニとあわせて同様のケースが5件確認され、市はサービスを一時停止しました。(以上、NHKニュースより)

習志野市ではこんなサギ事件が発生しています。

79歳女性2200万円被害 「老人ホーム入居権」巡り 習志野 電話de詐欺

79歳女性2200万円被害 「老人ホーム入居権」巡り 習志野 電話de詐欺

 市内の女性に、昨年10月有料老人ホーム関係者を名乗る男から「習志野市民しか入れない老人ホームができる。がん治療中の第三者に名義を貸して」、続いて弁護士を名乗る男から「名義貸しは犯罪。裁判所に供託金を払う必要がある」などとサギ電話があり、2200万円の被害にあったそうです。

老人ホームなどの入居権を譲ってという電話は詐欺です(見守り情報)_国民生活センター

「詐欺にあっても政府は責任をとらない」とされているマイナカード、こうした犯罪に使われないか心配する人たちも多いようです。

 

 

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風雲 鷺沼城!戦国時代の習志野を舞台にした小説「小弓御所」

2023-03-31 09:50:18 | 歴史

「習志野歴史散歩」の「ニート太公望」さんから、習志野を舞台にした明治時代の歴史小説を紹介していただきました。

風雲 鷺沼城!

 今日は創作作品の中に登場した鷺沼城のお話です。明治の作家・村井弦斎(1864~1927)の「小弓御所」という小説です。明治29年に刊行されました。

 物語の舞台は戦国時代の千葉です。この時代、室町幕府が東国支配のため鎌倉に置いた関東公方の地位は分裂し、古河公方(茨城県古河)と小弓公方(千葉市生実)に分裂します。そして古河公方には、下剋上で台頭してきた小田原北条氏が付き、小弓公方には房総の雄・里見氏が付いて、互いに抗争を繰り広げたのでした。

 小弓公方足利義明は下総・武蔵への進出を図り、北条家に随身する鷺沼新左衛門の居城を陥落させます。そしてこの城に、娘の玉照姫を入れたのでした。ところがその鷺沼城で、内紛が発生してしまいます。北条勢の侵攻を恐れる義明は、家臣の武田豊前守に鷺沼城の鎮定を命じます。しかし豊前守は、実は敵と内通しており、鷺沼城を攻め落として玉照姫を亡きものにしようとしていたのでした。

 では「鷺沼落城」の章を見てみることにしましょう。明治時代の原文は読みにくいですが、一部、引用者がひらがなに改めています。

 

 ほかに大敵を控えたるに、内に思わぬ騒動あり。定めがたきは時の運と義明公、心に嘆息し給(たま)いしが、武田豊前守は心許せぬ男なり。ほかにこの騒動を鎮(しず)めんものはなきかと座中の諸将を見廻し給えども、役に立たん程の者は北条勢との合戦に入用なり。むしろ豊前守を本国へ帰しなば、こなたの合戦の邪魔にならじと、「さらば豊前守は逸見山城守と共に鷺沼へ立ち越え、騒動の仔細を質(ただ)して速やかに取り鎮め候(そう)らえ」と仰せある。

 豊前守畏(かしこ)まり、「それがし案ずるに、この騒動は深き仔細のあるに非ず。ただ鷺沼の武士と小弓の武士と、いささかの事より争いを起したるに候らわん。それがし、中に立ち入り、きっと双方を取り鎮め申すべし」と、ことも無げに申しける。里見義弘は豊前守に向い、「豊前どの、もし其の仔細を取り糺(ただ)して、それがしが娘・白滝の為せる業に候らわば、何とぞ娘をひっ捕らえて小弓城中へ押し籠(こ)め給え。それがし、後にて討ち果たし候らわん」と、口には強く頼みけるが、心中にはよも娘の仕業なりとは思いも寄らず。

武田豊前守は御前を下がりて陣所に帰り、庁南城より召し連れたる兵士三千余人を率いて、鸛ノ台(こうのだい)を打ち立ちけるが、逸見山城守も義明公の命を受け、五百の兵を率いて豊前守に同道する。

豊前守は山城守の来たりしを後ろめたく思い、いかにしても之を遠ざけんと、其の夜、鷺沼の城北三里の所に宿陣して山城守に云いける様、「鷺沼の騒動はそれがし一手にて取り鎮めんにやすけれど、心にかかるは北条勢が鷺沼の事を聞いて、不意に攻め来たらん事にて候う。氏綱・氏康は油断ならぬ敵なり。当国に騒動起りしと聞かば、必ず鸛ノ台の兵を分かちて鷺沼へ攻めかかるべし。鷺沼は小弓に通ずる関門なれば、それを落とされては我が君の合戦、ご難儀ならん。山城殿は北条勢の来たるべき道を食い止めて、明日は米が崎に陣を取り給え。それがし、一手の兵をもって必ず鷺沼を取り鎮め申さん」と言葉巧みに欺(あざむ)きける。

山城守も玉照姫の身の上、心にかかれど、よもや豊前守が逆心ありとは知らず。なるほど北条勢鷺沼へかからば、防戦に難儀なりと思い、「しからばそれがしは米が崎に出陣して、敵兵の来たらん道を塞(ふさ)ぐべし。御身は小弓勢を鎮めて、鷺沼の城を去らしめ給え」と、其の夜の内に手兵五百を率いて、鷺沼の西北に当れる米が崎へ出張す。

武田豊前守、今は心安しと夜明けぬうちに兵糧を使い、急に鷺沼の城の搦手(からめて)へ押し寄せ、鸛ノ台の援兵ありと偽(いつわ)って門を開かせ、三千余の庁南勢、無二無三に城内へ乱入しければ、昨日の合戦に疲れたる城兵は。防ぐの道あらばこそ、うろたえて皆な討たるるに、かねて謀(はかりごと)を合せけん、城外に陣取りたる大曾根十郎も、大手の門を攻め破って潮の如く城に入る。城を守りし平山内膳、今は防ぎかねて見えければ、玉照姫の前に来たり、「それがしはしばし敵を防いで、此の処に討ち死にすべし。其の隙に御身は城を遁(のが)れて我が君の御陣に参られよ」と、姫の拒むを強いて促し、姫には数人の郎等を添えて敵なき道より遁れしめ、其の身は城に踏み留まり散々に働いて討ち死にす。

玉照姫はさながら夢の如し。斯(か)くまで寄手(よせて)の巧みし上は、吾が身より先ず、我が君の御身こそ心許なし。古河へ門出の大切な合戦を、御台所のために内より不意に破られ給はば、北条勢、勝ちに乗って忽ち当国へ攻め入らん。さあらば、今迄の御辛苦も水の泡と、其の身のことは打ち忘れ、義明公の御行く末を案じて、城の細路より遁れ出でたるに、城外には大曾根十郎の伏勢あり。俄かに起って、姫を十重二十重に取り巻いたり。

 

 さぁ、玉照姫の運命やいかに―ということで、この小説はまだまだ続きます。お読みになりたい方は国会図書館デジタルコレクション

国立国会図書館デジタルコレクション

で見ることができます。

 この小説が村井のまったくの創作なのか、何か下敷きになる軍記ものがあったのかはよくわかりません。ただ、歴史に照らせばこの後、小弓公方は国府台の合戦で滅亡してしまいます。天文7年(1538)、古河公方と北条勢が国府台(市川市)に進出した小弓勢を打ち破り、義明は敗死してしまうのでした。鷺沼は再び北条の支配下に入ったものと思われます。

 戦国時代というと、信長・秀吉・家康と、天下取りに関わる東海・近畿地方の動向ばかり脚光を浴びてしまいますが、習志野市域にも戦国時代があったのです。小説とは言え、その時代の様相を浮かび上らせてくれますね。

 

*村井弦斎(むらい げんさい) 明治時代の作家。豊橋に生れる。 渡米後、「郵便報知新聞」編集長となる。作家としては「食道楽」で知られる。(ニート太公望)

(編集部より)
国府台合戦などについては、いろいろな動画でご覧になれます。

鷺沼城址公園

(習志野歴史散歩)

第1回
習志野歴史散歩:谷津球場、巨人軍発祥の地 - 住みたい習志野
第2回
習志野歴史散歩:寅さんと谷津遊園の大観覧車 - 住みたい習志野
第3回
習志野歴史散歩:谷津遊園の中にお城みたいな映画撮影所があった - 住みたい習志野
第4回
習志野歴史散歩:戦争中、習志野にB29が墜落していた - 住みたい習志野
第5回
習志野歴史散歩:「習志野」の由来と宮本武蔵 - 住みたい習志野
第6回
習志野歴史散歩:袖ヶ浦東小学校のSLは大正生まれのドイツ製 - 住みたい習志野
第7回
習志野歴史散歩:平安時代の「更科(さらしな)日記」に習志野市が出てくる - 住みたい習志野
第8回
習志野歴史散歩:鷺沼から頼朝が出陣! - 住みたい習志野
第9回
習志野歴史散歩:習志野にも来た伊能忠敬の日本地図が世界史を動かした - 住みたい習志野
第10回
習志野歴史散歩:習志野は何藩の領地だった? - 住みたい習志野
第11回
習志野歴史散歩:鷺沼村出身の「いせ辰」 - 住みたい習志野
第12回
習志野歴史散歩:忘れられた金メダリスト(大久保の騎兵連隊にいたバロン西) - 住みたい習志野
第13回
習志野歴史散歩:室町時代、30年も続いた関東の内戦と七年祭の起源 - 住みたい習志野
第14回
習志野歴史散歩:習志野のロシア人捕虜の世話をしたニコライ主教(「ニコライ堂」を造った人) - 住みたい習志野
第15回
習志野歴史散歩:騎兵旅団の光と影 - 住みたい習志野
第16回
習志野歴史散歩:戦車部隊の最期をふりかえり、不戦を誓う - 住みたい習志野
第17回
習志野歴史散歩:「習志野の森」と毒ガス - 住みたい習志野
第18回
習志野歴史散歩:鉄道連隊のこと(今のJR津田沼駅周辺) - 住みたい習志野
第19回
習志野歴史散歩:習志野市の市域が決まるまでのお話 - 住みたい習志野
第20回
習志野歴史散歩:国立博物館の「小倉コレクション」、かつては習志野市にあった - 住みたい習志野

 

 

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Narashino Geography 123  「WBC」はプロパガンダか

2023-03-30 21:49:42 | 地理学

WBC」はプロパガンダか

WBC一色、「日本ガンバレ!」一色の日々が終わって

WBCがやっと終わりました。メディアでも連日大騒ぎで、「日本ガンバレ!」と絶叫する異様な状況にウンザリでした。ボクは野球が嫌いなので、もちろんWBCにも興味がありません。テレビが一色に染まり、にわか野球ファンも「興奮する」と言わざるを得ないようでした。

WBCのかげで、日本はウクライナ戦争に5億ドル支援で「参戦」、放送法の解釈変更をめぐる議論、など大変なことが起きていた

この熱狂の陰で習近平とプーチンがモスクワで会談し、岸田文雄首相はウクライナ・キーウを訪問してゼレンスキー大統領に5億ドルの支援を約束したようです。国内では「放送法」を巡って議論が空転しています。と思えば、検察の特別抗告が断念されて、袴田巌さんの再審が決定されました。

考えない国民づくりを進めたGHQの「3S政策」

こういう内外の様子を考えると野球で騒いでいていていいのかなという気分になります。好きな方が熱中するのは自由ですが、「国民こぞって応援しよう」となると異常です。日本でもGHQ占領下に「3S政策」という愚民政策が進められました。3Sというのは「スポーツ」「セックス」「スクリーン(映画)」の三つの「S」です。国民がこれらに熱中していれば、独裁的支配に容易に進められるというものでした。考えない国民づくりをすすめることが権力にとっては重要だったということです。米国の日本占領だけでなく、韓国やフィリピンなどでも行われたといいます。

熱狂の先に戦争が見える

熱狂には興奮と歓喜が付きもので、そのストーリーに人々は鼓舞されて目前の問題には目を向けなくなります。オリンピックやワールドカップにも同じような作用がありますが、今回の野球にはメディアが積極的に物語を生み出して、人々の歓心を煽っていきました。この熱狂の先に戦争が見えるのは、防衛費倍増という時代ゆえなのかもしれません。

スポーツが、国威発揚や悪政をうやむやにするために使われる?

本来は趣味・思考の問題のスポーツが、国威発揚の場として利用されることを危惧しています。「侍ジャパン」というネーミングも好きになれませんが、「すべての国民が応援しています」というのも気持ちが悪いことです。こういうボクは「反日」と呼ばれるのでしょうか。まさか「放送法問題」をうやむやにしたいテレビ局の忖度ではなければよいのですが。(近)

 

 

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