(AFPニュースより)
ナワリヌイ氏追悼の市民拘束 ロシア・モスクワ
ロシアの首都モスクワで17日、反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏の死を悼んで献花するため政治弾圧犠牲者の記念碑を訪れた人々が警察に拘束された。AFP記者や独立系メディアが目撃した。
独立系メディア「SOTA」が流した動画には、静かに追悼している人々をマスクで顔を覆った警察官が拘束している様子が捉えられている。
AFP記者は、2人が拘束され、「悲しみの壁」と呼ばれる記念碑に人々が近づかないよう警察官が制止しているのを目撃した。SOTAは、15人以上が拘束されたとしている。
記念碑には花やろうそくが供えられ、周囲に積もった雪の上にも花が置かれていた。
花束の間には、「私たちは忘れない。許さない。責任を負うべきものは罰せられるだろう!」と記された紙が添えられていた。
別の紙には、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に宛て、「次は誰を?」との問いかけも見られた。
映画「ナワリヌイ」
映画の冒頭、インタビュアーが「もし殺されたらどんなメッセージをロシア国民に残したい?」と質問し、ナワリヌイ氏が「まるで追悼映画みたいだな」と苦笑する場面がありましたが、それが現実のものになってしまいました。
(フランス Le Monde 紙より)
アレクセイ・ナワリヌイ、抵抗と犠牲の人生
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の主な敵対者は、2020年の毒殺未遂を生き延びていた。ドイツで数ヶ月の療養を終えて帰国した時、彼は自分が刑務所に入ることになることを悟った。彼は金曜日に47歳で亡くなりました。
アレクセイ・ナワリヌイの生きている最後の画像は、彼の性格と殉教を要約している。2月15日(木)、彼の死の前夜にオンラインメディアのSotaが撮影したもので、野党指導者が北極圏のハープにある刑務所コロニーから、スクリーン越しにコブロフの法廷に出廷する様子が映し出されている。彼らは、彼を刑務所の管理者と戦わせる数え切れないほどの手続きの1つを記録しています。
法廷に出廷するために独房から引き出されたばかりのナワリヌイは、痩せてはいるが体調は良好で、笑顔を浮かべ、裁判官に、自分の銀行口座が枯渇しており、裁判所の判決が「口座を空にするのに役立っている」と冗談を言うことさえできた。裁判官と囚人は心から別れた。制服を着た廷吏でさえ、微笑みを浮かべた。翌日、刑務所当局はナワリヌイ氏の死亡を発表した。47歳の囚人は、妻のユリアと2人の子供、ダリア(22歳)とザカール(15歳)を残して去った。
ナワリヌイ氏については、こんな見方も
メディアの報道が一斉に同じ方向を向いているときは危険、ナワリヌイ氏についてはこういうネット情報もある、というご指摘を読者の方からいただきました。
イスラム教徒をゴキブリやハエに例え、拳銃を持つべきだと主張。最後にはイスラム教徒と思われる人物をナワリヌイ氏が拳銃で撃ち殺す、という過激なビデオ。ビデオのタイトルも、そのものズバリ、ОРУЖИЕ(アルージエ:凶器)、ちょっとビックリですね。
M16というのはイギリスのスパイ組織。これもちょっとビックリです。
(読売新聞の記事)
ウクライナによる政敵の暗殺もこんなにあるんですね(-_-;)
今までゼレンスキー氏を称賛してきた識者たちが、今ではボロクソに言っているのは興味深いです。
こうして見ると、同じニュースでもいろいろな見方があるようです。
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