市民オンブズマン習志野が発足しました(船橋よみうり、朝日新聞の記事より)
(船橋よみうり6月27日号の記事)
オンブズマン習志野 発足
住民の目で市政を監視
習志野市政を住民が監視し、情報公開を求める任意団体「市民オンブズマン習志野」の設立総会が21日に市内で行われた。
オンブズマン制度は行政に関する苦情を受け付け、是正を勧告する機関として、19世紀初頭のスウェーデンで始まった。同団体は市が進める公共施設の再編、市有地の売却などに反対する市民らが中心となり、昨年9月に準備会を立ち上げ、協議してきたという。
総会では、情報公開制度と住民監査請求権に基づき、市が発注した各種契約や議事録の透明化を求め、公民館や図書館など施設の統廃合、旧市庁舎跡地の活用といった問題の解決に取り組む活動方針が承認された。
結成宣言では「市政・市財政など不正・不当な行為を監視して是正を提言」「市議会もその役割を果たしているかを監視」するとし、15人が発足メンバーとなった。代表に選出された市川武男さんは「市政には問題があり過ぎる。市民を置き去りにし、業者の言いなりになっている」などと話した。
今後は月に1回ほどの会合を行う方針だ。事務局は「市ホームページに載っているものだけでは不十分。より詳しい議事録や資料を出すように求めていきたい」としている。
(朝日新聞6月28日号の記事)
習志野市政監視オンブズが発足
市民団体から17人集結
習志野市の市政に不正や不透明な行為がないか監視し、勧告や提言をする市民グループ、「市民オンブズマン習志野」が発足した。これまで市内各地で活勤してきた市民団体から17人が会員となって集結し、県内のオンブズマンと協力しながら、市政の問題を取り上げていくという。
21日に市内で開かれた設立の集会には、約20人が参加。幹事5人を決め、代表幹事には「市サークル連絡協議会」の市川武男会長(82)が、事務局には「大久保地区公共施設再生事業を考える会」の竝木健至(なみき たけゆき)会長(68)が就いた。相談役2人には行政書士の鴨哲登志・元市議らが決まった。
市川代表幹事らによると、市が進めている図書館や公民館などの統廃合、旧市役所跡地の利活用などでは、「市有地の売却や長期貸し付けが進み」「施設の統廃合の名の下で市民の交流がずたずたにされ」「大手企業に市民の財産が売却されている」と指摘。「市民の税金・財産・権利を守りたい」と話した。
今後は毎月1回程度の幹事会を開いて問題点を絞り込み、情報公開などを通して賢料を集めていくという。「県市民オンブズマン連絡会議」に加盟予定で、設立集会には連絡会議の村越啓雄幹事も出席した。 (三嶋伸一)
(オンブズマン活動の例)
(毎日新聞ニュースより)
ニュースでよく取り上げられるオンブズマンとはどんなことをする人達なのでしょうか?
最近では野々村竜太郎前兵庫県議や小渕優子前経産省の不正を告発したのが市民オンブズマンなのです。
オンブズマンとはスウェーデン語で「護民官」という意味で1809年に発足しました。
元々は公の苦情処理機関でしたが1950年代以降各国に急速に広まりました。
日本に公的なオンブズマンが登場したのは90年です。
国や自治体、議員らの活動を監視する市民団体の市民オンブズマンもいます。
市民オンブズマンの武器は情報公開請求と住民訴訟です。
以前は情報公開請求をしても黒塗りが多かったのですが、市民オンブズマンの活動や世論の後押しで最近は開示されるようになってきました。
議員の政務活動費は全面開示の流れです。オンブズマンとして活動しているのは弁護士が多いですが、特に資格は必要ありません。
ボランティアなので住民訴訟で勝訴してもお金は入りません。 社会正義のために奉仕の気持ちで活動し、税金の無駄遣いをチェックしているのです。
(以下「chewy」というサイトからの情報)
※コメントをお寄せください。
<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す