住みたい習志野

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2030年の冬季五輪、札幌市が招致断念…34年以降を目指す

2023-10-06 00:00:24 | オリンピック

(TBS NEWS DIGより)

札幌市 2030年冬季五輪の招致を断念する方針

(読売新聞の記事より)

2030年の冬季五輪、札幌市が招致断念…34年以降を目指す

2030年の冬季五輪、札幌市が招致断念…34年以降を目指す(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 冬季五輪・パラリンピック招致を進めている札幌市が、2030年大会を断念し、34年大会以降の招致を目指すことが5日、分かった。30年大会を巡っては、東京大会の汚職・談合事件の影響で市民らの支持が得られず、困難な状況になっていた。

 

 

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「森さんは産経も早稲田も試験を受けずに入ったわけね」五輪汚職だけじゃない…森喜朗85歳の“黒すぎる功績”とは?

2023-01-03 19:03:25 | オリンピック

(「文春オンライン」の記事より)

「森さんは産経も早稲田も試験を受けずに入ったわけね」五輪汚職だけじゃない…森喜朗85歳の“黒すぎる功績”とは?

 終わったはずの東京五輪のニュースが連日報じられています。先日は街でおじさんたちがこんな会話をしているのを耳にした。

「森さんまでいくのかねぇ」「どうですかねぇ」

森喜朗氏の功績をたたえるため、政財界人の15人が発起人になり、胸像制作の募金活動が行われているという。

森喜朗先生は差別や変わらぬ価値観を世界に発信して、今の日本を紹介してくれた。「女性がたくさん入ってる理事会は時間がかかる」などと女性蔑視発言をし、世界を驚かした。

そしてアスリートファーストとは程遠い興行屋たちの五輪の私物化ぶりを見せてくれた。札幌五輪どころじゃない現実を見せてくださった。これら負の功績はすごすぎる。

早稲田大学に入学した経緯

森喜朗先生が胸像を建てられるべき功績はまだある。それは「夢をあきらめない」ことだ。そもそも早稲田大学に入学した経緯が素晴らしいのです。もともと森喜朗青年は早稲田に入るには学力が足りなかった。

《父も学校に呼ばれ「あなたの息子さんは早稲田は無理ですよ」と言われて帰ってきた。父は反発した。「こうなったら仕方がない。意地でも喜朗を早稲田に入れてやる」と言い、早稲田ラグビー部監督・大西鐵之祐先生への紹介状を書いてくれた。》(『私の履歴書 森喜朗回顧録』日本経済新聞出版社)

 逆境をはね返す男・森喜朗。父・茂喜は町長であり早稲田のラグビー部出身だった。一般学生とは違う「縁」を利用した。こうしてまんまと早稲田に入ったが、わずか4カ月でラグビー部を退部。

 こんな経験があるのに『遺書 東京五輪への覚悟』(幻冬舎)では「途中で投げ出したらそれこそラグビーの敢闘精神に反する」と書いている。なりすまし……いや、なんと素晴らしい精神力でしょう。

産経新聞入社時にも…

 次は産経新聞入社について。森喜朗先生は大学の頃にすでに政治家になろうと決めていたのだが、そのステップとして新聞記者という職業に就くことを考えていたという。

《私は早稲田に入るときに父の力を借りたので、就職だけは自力で打開したいと考えたが、私の成績で新聞社に入るのは相当困難なことも事実であった。》(『私の履歴書 森喜朗回顧録』)

 大学生時代の森喜朗は安保反対運動に対抗して安保賛成運動をしていた。そこで出会った自民党議員に「君はどこに就職したいのか」と聞かれ、新聞社だと答えると「それなら産経新聞の水野成夫君を紹介してあげよう」と言われる。水野氏は紹介状に目を通し、「わかった。担当者に話しておこう」と言った。

 これで入社は決まったと喜んだ森喜朗だが、卒業が近づいても産経新聞社からは何の連絡も来ない。人事担当者に「水野社長はそう言ったかもしれないが、うちは経営再建中で新人の採用予定はない」と言われる。しかし、へこたれない。

「試験は絶対に受けない」と白紙の答案を提出

《しばらくして「採用試験をやるから受けろ」と連絡があった。私は「試験をやって、その成績が悪いのを理由に採用しないつもりだな」と思ったので「試験は絶対に受けない。水野社長との約束を守ってほしい」と言い張った。》(同前)

しかし担当者が「試験を受けないと採用しない」と言うので、《仕方なく試験は受けた。試験では白紙の答案を出し、最後に「天下の水野社長は前途有為な青年をつぶしてはならない」と書き加えた。》(同前)

 ここまでくると図々しさに感心してしまう。

2013年12月に出版されたある本で次の箇所をみつけた。

 対談相手が「こう言っちゃ悪いけど、森さんは産経も早稲田も試験を受けずに入ったわけね」と尋ねると、森喜朗は陽気にこう答えている。

《そら、ちゃんと試験を受けていますよ。多少は下駄を履かせてくれたと思うけどね。日経新聞の「私の履歴書」でも、ぼくが勉強もしないで入学したということになっていて、大学が大騒ぎした(爆笑)。》

「爆笑」してるのである。怪しい入学方法が持ちネタになっているのだ。なんという図太さ。

森喜朗が講談社を排除して五輪スポンサーにしたというKADOKAWAが、汚職に手を染めていたとなると笑ってすまされない。元組織委会長としてすぐに記者会見をするべきではないか。どれだけ組織ぐるみで腐っていたか? もしくは今回の件は検察の暴走なのか? たくさん説明すべきことがあるはず。五輪には税金も投入されているのだ。森喜朗先生、記者会見をしてください。「時間がかかる」のは大歓迎です。きちんと説明してください。

 胸像を建てるのはそれからだ。

 

 

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東京五輪・パラ汚職事件 全体像は?高橋元理事とは?(「クローズアップ現代」)

2022-10-19 18:13:43 | オリンピック

金まみれ、汚職まみれだった東京五輪

金まみれ、汚職まみれの東京五輪をテレビの「クローズアップ現代」で解説していました。

【わかりやすく】東京五輪・パラ汚職事件 全体像は?高橋元理事とは? - クローズアップ現代

事件の概要

汚職事件は東京大会のスポンサー選定をめぐって起きました。

下の図が事件の構図です。

大会のスポンサー選定を行っていたのは、組織委員会。実際にスポンサーを獲得する業務は、大手広告会社の電通に委託され、電通が窓口となってスポンサーになるための交渉を、企業と行っていました。

一連の事件で、東京地検特捜部に逮捕・起訴された、組織委員会の元理事で電通出身の高橋治之容疑者(78)

みずからが経営するコンサルタント会社や知人の会社を通じて、紳士服大手・AOKIホールディングスと出版大手・KADOKAWAから、スポンサー選定などで便宜を図ったことへの謝礼などとして、多額の賄賂を受け取っていた罪で逮捕・起訴されています。さらに広告会社の大広からもスポンサーの契約業務を請け負えるよう便宜を図ったことへの謝礼などとして賄賂を受け取っていた疑いで逮捕されました。3社からの賄賂は合わせて、1億4000万円あまりと見られています。

また、AOKIホールディングス、KADOKAWAの幹部が贈賄の罪で逮捕・起訴されたほか、大広の幹部も逮捕されています。

 

この記事では、事件にかかわるキーワードとして

①そもそも高橋元理事とは

②そもそも組織委員会とは

③スポンサー選定の仕組み

④3つの事件の構図

それぞれについてまとめます。

①高橋治之元理事とは

1967年に大手広告会社「電通」に入社し、電通では専務や顧問などを歴任しました。

1977年にサッカーの“王様”と呼ばれた元ブラジル代表・ペレの引退試合を日本で開催し、多くのスポンサーを集め興行を成功させます。2002年のサッカーワールドカップや、東京オリンピック・パラリンピックの招致にも関わり、世界の競技団体の幹部とも深い関係を構築。2014年6月から、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の理事を務めていました。

スポーツを商業化するビジネスモデルを確立した影響力の強さから、電通関係者からは「レジェンド」と呼ばれていたと言います。

組織委員会のメンバーだった電通の元社員は、NHKの取材に対して次のように答えています。

「スポーツの国際組織にも直接交渉力があり、それをもとに電通のスポーツビジネスを拡大させた。テレビや新聞の広告とは別に、電通でスポーツビジネスという新たなビジネスを立ち上げたという意味では第一人者だし、会社としても非常に“恩義”がある人物だったと思います」

②東京オリンピック・パラリンピック組織委員会とは

今回の事件の舞台となった東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会。2014年に発足し、大会の準備や運営を担っていた公益財団法人で、ことし6月に解散しました。国や東京都、その他自治体関係者、民間からの出向者などによって構成、大会開催時には、およそ7000人の職員が職務にあたっていました。

組織委員会の理事を含む役員や職員は、東京オリンピック・パラリンピックに関する特別措置法で、「みなし公務員」とされています。

「みなし公務員」とは、国や自治体の職員でなくても、公益性・公共性の高い職務に従事していることから刑法の適用が公務員と同じ扱いを受ける人のことです。組織委の理事は職務に関して金品を受け取ることは禁じられています。

特捜部は、みなし公務員である高橋元理事がスポンサー企業から受け取った「コンサルタント料」などが「賄賂」にあたるとして、受託収賄罪で元理事を逮捕・起訴しました。

③スポンサー選定の仕組み

大会のスポンサー選定を担っていたのは、組織委員会の「マーケティング局」そこに大きくかかわっていたのが、高橋元理事がかつて所属していた広告大手の電通です。NHKが入手した、マーケティング局の2021年3月時点の名簿では、職員306人のうち実に3人に1人は電通から来ていました。さらに局長を含めた幹部のほとんどを電通からの出向者が占めていました。

マーケティング局の元職員は、出向者が集まる組織委員会では、電通の果たす役割は大きかったと言います。

「電通が入ることのメリットは大きい。組織委員会はいろいろなバックグラウンドの人がいて、イベントに慣れていない素人が多い。その中でプロ集団である電通は、まさに本業そのものですから、かなりスムーズに業務が進む」

組織委員会は、都や国から投入される税金を抑えるために、スポンサー収入を少しでも多く集めることが求められました。組織委員会はスポンサーを募集する窓口となる「マーケティング専任代理店」に電通を指名。組織委員会の中と外で、電通が大きな役割を果たし、結果として、東京大会の国内スポンサーからの収入は、オリンピック史上最高の3761億円に上りました。

一方、スポンサー選定の業務が、発注者・受注者ともに、「電通頼み」となっていた組織の構造が、事件の背景にあったのではないかという指摘もあります。

「相対(あいたい)」で行われる電通と企業の交渉は、他社に金額などが漏れないよう企業秘密として扱われ、組織委員会の幹部も、マーケティング局以外はほとんど把握していなかったということです。

こうした組織委員会の構造の中で、今回の汚職事件が起きました。

組織委員会の理事であり、スポーツビジネスの第一人者でもあった高橋元理事は、正規の窓口である電通のルートとは別の「もう1つのルート」となり、スポンサー企業からさまざまな依頼を受け、便宜を図ったとみられています。

独自にスポンサー候補の企業と交渉し、利益を得ていたとされる高橋元理事。関係者によりますと、正規のルートでスポンサー募集を担当していた電通の幹部は、高橋元理事について、こう語っていたということです。

 

「高橋さんをむげにはできなかった。苦々しい気持ちはあったが、お金をとってくるので、そこに頼っていた部分もあった」

 

関係者によりますと、高橋元理事は「身に覚えがない」などとして不正を否定しているということです。

④3つの事件で異なる構図

高橋元理事が逮捕された、大会スポンサーのAOKIホールディングス、KADOKAWA、広告会社の大広の事件では、賄賂とされる資金の流れがそれぞれ異なっています。現在分かっているそれぞれの事件の構図をまとめます

高橋元理事が、大会スポンサーで紳士服大手のAOKIホールディングス側から、総額5100万円にのぼる賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部に逮捕・起訴された事件。賄賂とされる資金は、高橋元理事が代表を務めるコンサルティング会社「コモンズ」に「コンサルタント料」として支払われていました。

AOKI側は、元理事にスポンサー選定に始まり、公式服装や公式ライセンス商品の製造・販売などに関して有利な取り計らいをするよう依頼していたとみられています。

高橋元理事が、大会スポンサーで出版大手のKADOKAWAから、スポンサー選定で便宜を図った謝礼として総額7600万円にのぼる賄賂を受け取ったとされる事件。賄賂とされる資金は、高橋元理事の知人(受託収賄の疑いでともに逮捕・起訴された深見和政容疑者)が代表を務めるコンサル会社「コモンズ2」に支払われたとみられます。

KADOKAWA側は、協賛金の額を3億8000万円以内に収めることなどを依頼したとみられています。

高橋元理事が、広告会社・大広からスポンサー契約業務を請け負えるよう依頼を受け、便宜を図ったことへの謝礼として、総額1500万円の賄賂を受け取ったとされる事件。賄賂とされる資金は「コモンズ2」に支払われたとみられます。

大広は取引先の企業がスポンサー契約を結べるよう、後押しを高橋元理事に依頼。その後、この企業は大会スポンサーとなっています。大広はこの企業のスポンサー契約の「販売協力代理店」として、2600万円の報酬(契約の際の手数料)を得ています。

事件を通して問われていることは

贈賄側の企業は、高橋元理事に仲介を依頼することでスポンサーに選ばれたり、協賛金の額を抑えたりするなどのメリットがあったとみられます。

少しでもスポンサー収入を上げることが必要な組織委員会にとっては、高橋元理事がスポンサーを見つけてくることで、収入を増やすことができたとみられます。

高橋元理事は、みずから交渉に関わることで多額の利益を得たとみられています。

こうした資金の流れは、高橋元理事が「みなし公務員」の立場でなければ、違法ではなかったという指摘もあります。

しかし巨額の税金が投入されるオリンピック・パラリンピックには、より高い公共性や透明性が求められています。

高橋元理事の事件が明るみになったことに対し、スポンサー契約に携わっていた電通の現役社員は「コンプライアンスを重視しながらスポンサー集めに奔走していたのに、こんな事件が起きて腹立たしい」と憤りの声をあげていました。

取材を通じて、事件の背景の1つに、組織委員会のチェック体制やガバナンスの不十分さがあったことが見えてきました。しかし組織委員会は、ことし6月にすでに解散し、検証は行われないままになっています。札幌市が2030年の冬季大会の招致活動に取り組む中、どのように透明性を高め、再発を防ぐのか、改めて議論が必要となるのではないでしょうか。
(以上、「クローズアップ現代」の放送内容から)

そして、また新たな汚職が明らかになったことが報道されています。

五輪汚職「ADK HD」社長ら3人逮捕 元理事も4回目

 東京オリンピックを巡る贈収賄事件で、東京地検特捜部は組織委員会の元理事に賄賂を渡したとして元理事に加え、広告大手「ADKホールディングス」の社長ら3人を逮捕しました。
 ADKホールディングスの社長・植野伸一容疑者(68)ら3人は大会スポンサーの契約業務を巡り、組織委員会の元理事・高橋治之容疑者(78)に便宜を受けたいとの依頼をし、賄賂を渡した疑いが持たれています。
 高橋容疑者はADKホールディングス側からの賄賂に加えて、ぬいぐるみの製造・販売を行う「サン・アロー」から大会マスコットを販売できるよう依頼を受け、合わせておよそ5400万円の賄賂を受け取った疑いが持たれています。  特捜部は、19日朝からサン・アロー本社や幹部の自宅などを捜索しています。
 一連の事件で、高橋容疑者が逮捕されるのは4回目です。

 

 

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脱線事故からパラ初勝利への道 岡崎愛子が描く「なりたい自分」

2021-09-06 09:24:00 | オリンピック

(毎日新聞の記事から抜粋)

脱線事故からパラ初勝利への道 岡崎愛子が描く「なりたい自分」

脱線事故からパラ初勝利への道 岡崎愛子が描く「なりたい自分」 | 毎日新聞

 東京パラリンピック第9日は1日、アーチェリーの女子個人(車いすW1)が東京・夢の島公園アーチェリー場で行われ、初出場の岡崎愛子(35)=日...

毎日新聞

 

 東京パラリンピック第9日は1日、アーチェリーの女子個人(車いすW1)が東京・夢の島公園アーチェリー場で行われ、初出場の岡崎愛子(35)=日本身体障害者アーチェリー連盟=は準々決勝で敗退した。

 大崩れせずに最後の矢を放った岡崎だったが、相手が悪かった。後に大会新記録をマークして金メダルを獲得する陳敏儀(中国)に3点届かなかった。強敵と互角に渡り合った末の5位入賞に「ずっとイメージしてきた、なりたかった自分の姿に近い」とほほえんだ。

 岡崎は19歳の時、兵庫県尼崎市で発生したJR福知山線脱線事故に巻き込まれた。事故の負傷者で最長となる377日の入院生活を経て退院したが、首から下にまひが残り、握力もほぼ失った。

 事故から16年の月日が流れた。これまで多くを語らなかったが、「事故をなかったことにしたいわけじゃない。一つ一つの積み重ねがあってここまで来られた。この経験を伝えていきたい」。これからも「なりたい自分」の姿を描いてゆく。

JR福知山線脱線事故から16年

(「少しでも私鉄より短い時間で走らせろ」という会社(JR西日本)の強引な指導方針のせいで運転手と乗客合わせて107名の命が犠牲になった福知山線脱線事故(尼崎事故)から今年で16年。下の動画は昨年のものです。)

 

 

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「"ダメになっていく日本"を強く感じた」若者たちが東京五輪に失望した理由

2021-08-17 17:00:19 | オリンピック

「"ダメになっていく日本"を強く感じた」若者たちが東京五輪に失望した理由

(Prsident Onlineの記事から抜粋)

「"ダメになっていく日本"を強く感じた」若者たちが東京五輪に失望した理由 50年前とは真逆の"衰退五輪"だ

緊急事態宣言下で開催された東京オリンピック。閉会を迎えた今、若者たちはどんな思いを抱いているのでしょうか。期間中をどう過ごし何を感じたか、大学生が語り合いました。司会と解説は『Z世代』(光文社新書)の著者、原田曜平さんです――。

【座談会参加者】
國武/立教大学3年生
/青山学院大学4年生
鈴木/慶應義塾大学4年生
土井/立教大学2年生
矢追/早稲田大学3年生
山崎/慶應義塾大学2年生

「メダルラッシュでよかったね」で終わらせてはいけない

【山崎】私は今も開催には反対です。最初に掲げていた「復興五輪」はどこかへ行っちゃって、開会式の直前まで問題が山積みで、そんな状態で開催するなんてどうなんだろうって疑問だらけです。でもそういう問題とスポーツは切り離すべきかなと思うようになりました。母がずっとテレビをつけていることもあって、せっかく自国開催なんだから見ておこうかなって。結局、開会式から全部、ほぼすべての競技をテレビで見ました。今回集まった皆の中では私がいちばんよく見ているかもしれないです。

【原田】開催前には反対していて、始まったら応援するというのは矛盾しているのではという意見もありますよね。「自分は反対だから一切見ない」という人もいる中で、自分の変化をどう思いますか?

【山崎】矛盾しているのかなとは思いますけど、やっぱり選手はちゃんと応援してあげたいです。私は「やるならやるで応援しよう」っていうスタイルですね。ただ、今後は「メダルラッシュでよかったね」で終わらせず、見えてきた問題をしっかり解決していくべきだと思っています。

他国で開催される大会と変わらない

【原田】皆さんの大部分は割としっかり競技を見て、選手を応援したりして楽しんだようですね。開催前は反対だった人も、始まってみるとやっぱり見て応援して盛り上がったと。ただ、皆さんが言うように今回の五輪は問題続きでした。1964年の東京五輪は「戦後日本の復興の証し」といった形で語り継がれているけれど、今回の五輪は後世にどう伝えられるのか。将来、皆さんが子どもや孫に「こんな五輪だったよ」と伝えるとしたら、どんな言葉で表現しますか?

【土井】確かに楽しかったけど、皆で集まって盛り上がることもなく、ただテレビやネットで見るだけだったので、「バーチャルオリンピック」かなと思います。その意味で、東京じゃなくて他国で開催される大会と変わらない大会でしたね。

【矢追】僕は「SNSオリンピック」ですね。今回は選手がいろいろな画像や動画を上げてくれて、意外な素顔や裏舞台を見られて本当に楽しかった。選手との距離が近いように感じられて、個人的にはいい五輪だったなと感じています。

日本がダメになっていく様子を強く感じた

【鈴木】僕は「衰退五輪」ですね。1964年の五輪は経済成長とか、何か日本が上昇している様子の象徴だったと思うんですけど、今回は五輪をきっかけにさまざまな問題が明らかになって、逆にダメになっていっている様子を強く感じました。世界に日本のいいところをアピールしようとしていたはずなのに、ダメなところばかり出てきて、皆が「日本って大した国じゃなかったんだ」って気づいてしまった感じがします。

【山崎】この五輪をきっかけに色々な膿が全部出て、ここから日本の政治が変わっていったんだよって伝えられたらいいな。その願いを込めて、私は「きっかけオリンピック」です。そうなれたら、この問題だらけの五輪にも少し意味があったのかなと思います。

【國武】1964年の五輪はこの先も折に触れて思い出したいものかもしれませんが、今回は「忘れたいオリンピック」。私は将来、子どもにどんな五輪だったか聞かれたら、きっと「聞かないでよ、忘れたいんだから」って言っちゃいますね。

【森】IOCに迎合しまくったという意味では「ご機嫌取りオリンピック」が露呈していたかなと思います。あと、結局はお金重視だったっていうところで「商業主義オリンピック」。一方で、選手はコロナ禍で大変な中すごく頑張っていたので、子どもには「色々よくない点があった」と言いつつ、でも選手たちは頑張っていたよってことは必ず伝えたいです。

【原田】印象的な言葉がたくさん出ましたね。今回の五輪では、若者はスポーツの力や選手の頑張りは素直に受け止めているけれど、一方で色々な真実が見えてきて、政治や日本の問題をより強く感じ始めているようですね。次回は、たくさんあった問題の中でも特に許せなかったことや、今後どうすべきだと思うかといった点を聞いていきたいと思います。

 

 

 

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