IOC幹部の「暴言」「本音」に反発が広がっています
(中日スポーツ記事)
五輪のために日本は、東京は犠牲を払うべきなのか IOCバッハ会長の発言に反発相次ぐ 「今までで一番悪質」
“時の人"として急浮上だ。東京五輪の開催を二カ月後に控え、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が22日の一部報道で、国際ホッケー連盟のオンライン総会で「五輪の夢を実現するために誰もがいくらかの犠牲を払わないといけない」と発言。予定通りの開催を強調したことにネット上では憤りの声があふれ、「バッハ会長」がトレンドワードに入った。
バッハ会長は「東京がようやく間近に迫った今、最後のカウントダウンが始まった。この困難な時期に私たちはリカバリー、団結、多様性について強いメッセージを送る必要がある。東京はトンネルの終わりに光を放つだろう」と主張し、「アスリートは間違いなく彼らの五輪の夢を実現できる」と語ったという。
ツイッター上では「オリンピックは犠牲を払って開催するものなのか」「今までで一番悪質な発言では? いくらかの犠牲って五輪のために多少人が死んでも仕方がないってことだよ」「明るい光なんてまったく見える気配がないけど」「ならバッハ会長自身は、一体どんな犠牲を払うんでしょうか?」など憤る声が相次いだ。
バッハ会長とコーツ副会長の緊急事態宣言”無視”方針で国民の自粛破り加速か
国際オリンピック委員会(IOC)が日本の緊急事態宣言を〝無意味〟と判断したことで、国民の自粛破りが加速しそうだ。
IOCの〝ぼったくり&はったり男爵コンビ〟がついにパンドラの箱を開けてしまった。 トーマス・バッハ会長が「五輪の夢を実現するために、誰もがいくらかの犠牲を払わなければならない」と発言し、ジョン・コーツ副会長は緊急事態宣言が出されている中でも東京五輪を開催すると断言した。
この発言に日本国民の怒りが爆発。ネット上では「五輪のための自粛ならしたくない」「国民のことよりそんなにオリンピックが大事なんですか。もう自粛はしない」「大運動会のためなら自粛なんてしない!ばかばかしい」などと新型コロナ禍で強いられる自粛をやめると宣言する声が相次いだ。
IOCのトップが直々に緊急事態宣言が何の意味もなさないと指摘したうえ、日本国民には不当な我慢を強いようとしているのだから、こうした声も当然だろう。たまりにたまっていた国民の不満にIOCの男爵コンビの発言が火をつけたことで、今後、国民が日本政府や東京都からの〝お願い〟に聞く耳を持たず、堂々と自粛破りを行う動きにつながりそうだ。 国民をコケにし続けるIOCや大会組織委員会。もはや国民の我慢は限界だ。
IOC幹部の特権 1泊300万円の宿に4万円で宿泊、差額は組織委が負担
(週刊ポスト2021年5月28日号より)
IOC幹部の特権 1泊300万円の宿に4万円で宿泊、差額は組織委が負担
新型コロナウイルスの感染拡大が収束しないなか、国民からは中止や延期を求める声も多く出ている東京五輪。しかし、何が何でも「開催ありき」で突き進むのが、一部の政治家や“五輪貴族”たちだ。日本政府は、入国する五輪関係者に対して「14日間の隔離」を免除するなど“入国特権”を与えているが、五輪関係者の特権はまだまだある。
来日する各国選手は選手村と競技会場を行き来するだけの「バブル方式」が適用され、事実上の“軟禁状態”に置かれる見通しだ。一方でバッハ会長をはじめIOC(国際オリンピック委員会)や各競技団体の幹部は5つ星ホテルでの“貴族生活”が約束されている。
東京都は大会期間中に「The Okura Tokyo」「ANAインターコンチネンタル」「ザ・プリンス パークタワー東京」「グランドハイアット東京」の4ホテルの全室を貸し切り、IOC関係者に提供することを保証している(「立候補ファイル」より)。
「The Okura Tokyo」には、国内最高額とされる1泊300万円のスイート(720平米)があるが、IOC側の負担額の上限はどんな部屋でも1泊400ドル(約4万4000円)までと定められ、差額は組織委が負担する。
日本の組織委幹部の待遇も破格だ。
東京五輪は開催しても中止しても大きな赤字が出ることが予想され、最終的には税金で穴埋めすることになるが、常勤役員報酬の最高額は月額200万円で、別に交通費、通勤費、旅費(宿泊費含む)、手数料等の経費が支給されると定められている。経費の見直しが行なわれても役員報酬は減らされていない。
どれだけ感染拡大してもIOCや組織委側が「中止」を言い出さないわけである。
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