(5月16日付朝日新聞より)
今、高校生がつくった「北園現代史」という映画が話題になっています。
北園現代史 ~自由の裏に隠された衝撃の実態~
上の朝日新聞記事から抜粋します
何のための指導? 映画に
「北園現代史 〜自由の裏に隠された衝撃の実態〜」。URLを知らないと見られない「限定公開」にもかかわらず、2日後には再生数1万回を超えた。東京都立北園高校(板橋区)の頭髪指導をめぐる教師と生徒の生々しいやりとりや、有名な卒業生の出演が話題になった。だがもう一つ、この映画が驚きをもって受け止められた理由がある。制作者が現役の高校生だったことだ。
中村さんは自由な校風に憧れて2018年春に入学した。制服はなく校則も緩やか。映像研究部に入り、楽しい毎日を送っていた。
だがその秋の文化祭当日、学校への疑問を最初に感じた出来事が起きた。司会役の3年生に密着取材していたところ、その生徒が教師に呼び出された。全校生徒の前ではカツラなど明るい髪色を隠すよう求められたのだという。
文化祭での髪染めは慣例で許されてきただけに驚いた。
学校の60周年記念誌によると、戦前は他校と比べても軍国主義色が強かったが、戦後はその反省から教師らが「自主独立の気風を。傷つけることなく育て上げる」と学校を改革した。当時から制服はなく、いまも校則には「高校生として学ぶ場にふさわしい服装・頭髪」とあるだけで他校のように髪染めや装飾品を禁じてはいない。
高校紛争の当事者も取材
1969年には大学紛争が全国の高校に波及し、北園でも生徒十数人が校舎をバリケード封鎖したが、教師と生徒が対話を重ね他校より平和的に解決した。これについて、封鎖に加わった今年70歳になる先輩3人は中村さん(この映画を制作した高校生)らの取材に「生徒と教師の信頼関係が残っていた」と振り返った。当時、ベトナム戦争の負傷兵らが運ばれた「米軍王子野戦病院」が学校近くにでき、反戦運動に熱心な北園生が多かったことも教えてくれた。
(ここまで、朝日新聞記事からの抜粋)
「ひろゆき」さん(北園高卒業生で「2チャンネル」創設者の西村博之さん)もこの映画に登場しています。
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