(Ovoの記事より)
行ってみたい人が大幅減に! 2025年大阪・関西万博に関するアンケート
行ってみたい人が大幅減に! 2025年大阪・関西万博に関するアンケート
産経新聞グループの調査会社「産経リサーチ&データ」(東京)は、2025年大阪・関西万博に関するアンケートをインターネット上で実施(11月15日~20日、有効回答数2916人)した。それによると、今年5月に前回調査と比べて「来場意向」が大幅に減少したという。
調査では、万博に「ぜひ行ってみたい」と「できれば行ってみたい」の回答が合わせて31.2%となった。年代別に見ると、「行ってみたい」割合は29歳以下と80歳以上は約4割、それ以外の年代では3割前後となっている。

ただ、前回調査では「行ってみたい」は53.7%に達し、40代が半数以下であったのを除く他の年代は過半数だった点を踏まえると、半年で来場意向は大幅に減少した格好となった。さらに、万博への期待度を100%から0%までの評価(10%刻み)で聞くと、なんと「0%」の回答が約3割を占める結果に。支持政党別に見ると、大阪を拠点とする日本維新の会支持層では19.0%が「100%(期待している)」と回答する一方、自民党支持層では約2割、その他支持層では約5割、無党派層では約4割が「0%(期待していない)」と回答していた。

他方、会場建設費に関する状況を提示したうえで意見を聞くと、「中止にすべき」が29.7%でトップに、以下、「規模を縮小して建設費を抑えるべき」(24.8%)、「建設費増額はやむをえない」(23.4%)の順となった。
(SmartFlashの記事より)
大阪万博、混雑緩和でテレワーク要請するも「ガラガラ万博」の危惧…13.4兆円垂れ流してゴーストタウン化の可能性も
大阪万博、混雑緩和でテレワーク要請するも「ガラガラ万博」の危惧…13.4兆円垂れ流してゴーストタウン化の可能性も - Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
12月27日、大阪府・市と関西経済連合会などは、2025年大阪・関西万博期間中の交通混雑の緩和に向けて、2024年9~10月に時差出勤やテレワークを試行してもらうよう、民間企業に呼びかけることを決めた。
だが、大阪万博のために、テレワークを要請することに、SNSでは批判的な声が多くあがっている。
《大阪の交通、物流が大混乱する予感。万博による経済への”マイマス効果”の試算も、是非お願いしたい》
《いやいや、それ、おかしいでしょ。万博みたいな遊びのために正規の事業に業務を譲れと?あまりにも身勝手すぎませんか? ていうか、ほんまにそんなに盛況になるんですかね?》
《対策するほど来場者数が多いとは思えんけど そもそも万博を中止にすればそんなことしなくてもいいよね、失敗は目に見えてるし中止にしようや》
などと、「ガラガラ万博」を危惧する声も多い。
12月25日、三菱総合研究所が発表したアンケート結果では、万博に「行きたい」と答えた人は全国で26.9%。前回4月から4.0ポイント下落した。万博への関心についても「大いにある」「まあある」の合計は27.4%で、同じく前回4月から4.1ポイント下がった。
立憲民主党の蓮舫参院議員は12月27日、自身のX(旧Twitter)にこのアンケート結果を報じた記事を貼り付けたうえでこう書きこんだ。
《想定来場者数は2820万人。USJ、ディズニーシー・ランドの半年間入場者数は600万人~500万人。同じ期間で4倍を見込み、運営費の約8割を入場券収入で賄う見通しの大阪万博。2兆円を超える経済効果と維新知事らが繰り返すが、大きいのは来場者の消費効果との試算。すでに前提が崩れている。》
実業家のひろゆき氏も12月21日、自身のXに、万博の来場者数を2820万人と想定していることに疑問を投げかけている。
《ディズニーランドの3倍の来場者数を想定する大阪万博。民間がやるなら、「好き勝手言ってるなー」で終わるのですが、嘘の数字で税金使うのはどうかと思うおいらです。》
実際、万博に投入される税金は膨大だ。
12月19日、政府は万博の費用の全体像を発表したが、万博の会場跡地にカジノ・IRが建設されることを見込んだインフラ整備費は約9.7兆円。
さらに『空飛ぶクルマ』の実証事業など万博に向けた各府省の行動計画に盛り込まれた事業費は約3.4兆円。会場建設費など1647億円、会場内の運営費用1160億円、博覧会国際事務局の分担金72億円などを含めると、総額で13.4兆円もかかることが明らかになっている。
13.4兆円もの税金が投入されることに、SNSでは批判的な声が殺到している。
《日本政府、少子化対策3.6兆円の財源確保が難しいと言いながら、大阪・関西万博には総額13.4兆円の大盤振る舞い 大阪万博なんかの為に増税されると思ってもしかたないですよね!》
《逆だろ! 少子化対策に13.4兆円使えよ!こんな事してたら、日本は滅びるよ!》
《大阪万博やギャンブル振興は反対です。大阪万博分の13.4兆円を子育て支援とスポーツ強化にしましょう》
大阪府の吉村洋文知事は、27日、情報番組『newsランナー』(関西テレビ)に出演し、「(大阪のベイエリアを)負の遺産の状態のまま、放っておけない。万博のあと、当然まちづくりをするんですよ」と語っているが、万博とその後のカジノ・IRが失敗したら、夢洲は巨大なゴーストタウンとなりかねない。
(AERA.dotの記事より)
吉村洋文知事が絶賛する「5mで1億円」の大阪万博リング 大半は接着剤
吉村洋文知事が絶賛する「5mで1億円」の大阪万博リング 大半は接着剤で貼り合わせた集成材 | AERA dot. (アエラドット)
大阪市の埋め立て地、夢洲で2025年春から開催される大阪・関西万博について、政府は12月19日、会場建設費を中心に計1647億円とする試算を公表した。そして、シンボルとされ...
AERA dot. (アエラドット)
大阪市の埋め立て地、夢洲で2025年春から開催される大阪・関西万博について、政府は12月19日、会場建設費を中心に計1647億円とする試算を公表した。そして、シンボルとされる大屋根(リング)をめぐっては、万博終了後に「移設」「保存」といった意見が政府や地元・大阪から出始めている。当初は解体され、木材は再利用するという方針だったが、344億円かけて半年で壊すのは「無駄使い」と一斉に批判されたことが影響したとみられる。「特殊な技法」「世界最大級」「レガシー」といった言葉で表現されるリングだが、建設に携わるこの道15年のベテラン職人は「移設して残すような特別なものじゃない」と冷静に語る。
会場を取り囲むように建てられるリングは、1周2キロ、直径675メートル、建築面積約6万平方メートル。高さは内側12メートル、外側20メートルで、「世界最大級の木造建築物」とのふれこみだ。日本の伝統的な「貫(ぬき)工法」と呼ばれる技法で、金具やボルトで組み合わせながら建設していくという。
吉村知事は大絶賛
リングが大きく注目されるきっかけの一つは、大阪府の吉村洋文知事の「大絶賛」だ。建設費増額で厳しい世論が吹き荒れるなか、
「釘を使わない素晴らしい建設技術を使った建設物」
「リングの上を歩くことができる。六甲の山々、淡路島、大阪の都心部もきれいにみえる」
「万博では(来場者)2800万人の方々がこのリングを体感される。(建設)技術も含めて国内以外からすごく高い評価になる可能性が高いと僕は思っている」
「万博の象徴にもなるこのリングについては後世に素晴らしいものを残すべきではないかという意見も多く出るだろう」
そこで、実際にリングの建設作業にあたっているAさんに現場の感覚、感想を聞いてみた。
Aさんは、東京五輪でも関連施設の仕事をしていたといい、
「万博のリングでもこうして仕事にかかわれることはとてもうれしいことです。リングの一部は高さ20mまで完成していて、そこからはたしかに大阪湾や明石大橋、大阪の街が一望できます。冬場は空気が澄んでいるから、とてもきれいに見えます。万博本番になれば、朝日や夕日に照らされるリングはインスタ映えもするし、最高だと思います」
とリングからの景色の素晴らしさを認めつつ、スマートフォンの画面にリングの構造や図面を出し、技術的な解説をしてくれた。
貫工法はそこまで特別な技術ではない
「貫工法を使うと宣伝されますが、そこまで特別な技術じゃないです。すごい職人さんが来て腕を振るっていると思われるかもしれませんが、そんなのはごく少数です。木材も国産檜(ヒノキ)や福島県の杉を使っていると言いますが、使っているのは縦と横の梁(はり)など一部だけ。大半は、細い木を接着剤で貼り合わせて圧縮したフィンランド製の集成材で、国内の林業振興にもなっていません。ですからリングがそこまで特別にすごいという建築物には感じていません。ゼネコンが出している世界最大という横断幕、こんなものは他にはないから一番大きいに決まっています」
Aさんの後ろには、<世界最大級の木製リングをつくっています>という横断幕が貼られていた。
そして、吉村知事の発言にあった、シンボルとして後世に残すという見方についてAさんは、
「半年なら大丈夫なんでしょうが、それ以上保存するとなればかなりの補強か、移設したほうが早いです」
と指摘する。

その理由については、
「リングは日よけ効果もあるとのことで、一部を緑化する設計で建てています。つまり木の上に防水を施し、さらにその上にシートのようなものをかけて栽植することになります。植物を植えるとなれば水が必要になります。いくら防水したとしても、木は水に弱いので傷みます。イメージ図を見ると、緑化だけではなく花も咲いていますから、栽培と維持にはかなりの手がかかるでしょう。万博は暑い時期の開催なので、散水も多くなり、水の重さも加わります。先にも言いましたが、使っている木のほとんどが集成材というごく普通のものですから、やはり傷みますよ」
想定外の工事をしている
また、リングの建設費が高騰している理由についてもこう話した。
「簡単に言えば、地盤の問題ではないかと思われます。地盤がやわらかくて予想になかった工事をしています。コンクリートを地面に貼って、その上に木の柱を建てて作っていきますが、場所によっては地盤沈下がかなり進みそうな場所もあります。地盤の強さを示す指標である『N値』が、一般的な場所と比較すると足りない。表面はいいけど、そこから数メートル下がるとN値が極めて低い。その分、想定していなかった工事を追加していることが図面などからわかります。だから費用がかさみます」
万博終了後は、カジノを含む統合型リゾート(IR)の開業も見込まれているが、
「半年もてばという設計、施工ですから、リングを夢洲で保存するなんてことはありえません。N値は今後、他のパビリオン建設にも影響してくるはずです。ましてやIRのために造られるホテルや会議場の建設など、今の状態のままではありえない」
と明かした。
大阪維新の会所属の大阪市議は、
「シンボルとなるはずが、万博の建設費増額の象徴で、悪玉のように見られている。『すべて万博を推進してきた維新のせい』のような世論になってつらい。万博はIRのためのインフラ整備をやるためのものですからね。地盤が悪くてIRがダメなんてなれば、もう維新は終わりです。嘘つきと言われかねない」
とこぼす。
(ぼうごなつこさんのFacebookより)
















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