GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

雨期のはじまり?

2010-04-21 20:35:45 | 天気
昨日の夕方、雨雲が風に乗って工場の空に流れて来ました。雨雲は次第に広がって空全体を覆い、1時間ほどまとまった雨を降らせました。降り止むまで外に出られず帰るのが遅くなったものの雨上がりの涼しい空気は気分の良いものです。何より道路の舗装工事が半年も続いてる工場の前の800mほどの区間に土埃を舞い上げることもありません。

そのお陰で今朝も気温は1度ほど低く爽やかな朝でした。これで雨期入りなのかどうかは分かりませんが、これからは合羽を持って出掛けないとならないようで、それはそれで面倒な季節となります。同じメコンデルタでも雨の降り方は各地で差が大きいようで、アンザン省の年間降雨量は1,500mmですが、カマウ省では2,500mmにもなるようです。

このところ土日の昼間にバイクに乗っていることが多いせいか、湿疹と汗疹の痒さもそれなり。連日40度を超える暑さで死者を出しているインドと比べれば嘆くほどの暑さではないのでしょうけど。

暑さとは直接関係はないのでしょうが、ベトナムの5つの省・都市でコレラが発生してるとのことです。ここアンザン省でもアンフー県総合病院ではベトナム人5名の他にカンボジアから国境を越えて診療に来たカンボジア人28名中12名がコレラに感染していたとのことです。

新聞では何度かこれに関連する記事を目にしてはいましたが、ベトナム語の 「bệnh tả」という単語が辞書を引いてもわからず、ベトナム語のウィキペディアを検索し、その項の日本語版を見てやっとコレラのことだと分かりました。

アンザン省の医療当局では省内のコレラ感染がカンボジアでの感染と関係があるとの認識を持っているようです。そのこともあってか、アンザン省の医療局ではカンボジアへ幹部を派遣し、治療と予防にあたっているとのことです。
http://tuoitre.vn/Chinh-tri-Xa-hoi/374557/Qua-Campuchia-ngan-dich-ta.html

まだ、ちゃんと記事を読んでないのでこの詳細は後日。