研修会について詳細を報告します。
私の班の講師は大森宏樹さん。全日本スキー技術選にも出場している現役の選手です。k2hikoさんの班は水落亮太デモ。あと佐藤秀明デモもいました。
開会式、じゃなくて閉会式の様子(汗)。
研修会のメニューは、一日目はSAJの教程に沿ったもので、基本ポジション(肩・股関節・膝・踵が一軸上にあるポジション)の確認、プルークボーゲン、プルークターン、そして内足と外足を同調させるパラレルターンへの発展を練習しました。
二日目は内足の膝を谷方向へ返すことから始動する内足主導のターン、外スキーを前に動かして雪面をしっかり「押さえる」練習、最後はこの二つを組み合わせて、外スキーは前に動かして「押さえ」、内スキーは内膝を返すことで実践的なカービングターンの練習を行いました。
内容的には一見、都連の研修会と同じなのですが、いくつか非常に役に立つことを教えてもらいましたのでまとめます。
次回は長野県の研修会の方に出ましょうかね(笑)。
以上で研修会のまとめを終わります。次回は二日目の午後に行われた検定員クリニックについて書く予定です。
一日目はあいにくの湿り雪で寒かったのですが、二日目は写真のように天気も良くなって快適に滑れました。
私の班の講師は大森宏樹さん。全日本スキー技術選にも出場している現役の選手です。k2hikoさんの班は水落亮太デモ。あと佐藤秀明デモもいました。
開会式、じゃなくて閉会式の様子(汗)。
研修会のメニューは、一日目はSAJの教程に沿ったもので、基本ポジション(肩・股関節・膝・踵が一軸上にあるポジション)の確認、プルークボーゲン、プルークターン、そして内足と外足を同調させるパラレルターンへの発展を練習しました。
二日目は内足の膝を谷方向へ返すことから始動する内足主導のターン、外スキーを前に動かして雪面をしっかり「押さえる」練習、最後はこの二つを組み合わせて、外スキーは前に動かして「押さえ」、内スキーは内膝を返すことで実践的なカービングターンの練習を行いました。
内容的には一見、都連の研修会と同じなのですが、いくつか非常に役に立つことを教えてもらいましたのでまとめます。
- 「基本ポジションが基本であること」
肩・股関節・膝・踵が一軸上にあるのが基本ポジション。正確には横から見ると膝の位置はブーツの前傾角があるために少し前方に出ていますが、すねがブーツに当たって固定されるので、一本の軸として意識されます。
またこの基本ポジションこそ、オフトレのグランジャーで練習してきたことであり、しっかりグランジャー(板)を押さえられるポジションなのです。なお大森選手もグランジャーをオフトレに採用しているそうです。彼の話している内容が一つ一つよく納得できたのはこれが大きな理由かもしれません。 - 「スキーは踏むのではなく押さえる」
これは目から鱗でした。「踏む」という動作をやるとどうしても膝や股関節が曲がりすぎたり、上体を折ったりして、「基本ポジション」が崩れてしまいます。そうではなくむしろ雪面からの強い抵抗や圧力に基本ポジションで耐えられる位置にスキー板を「あらかじめ動かす」。そしてそこで踏むのではなく「押さえる」。外スキーを前に動かす理由は、まさにこの点にあったわけです。
実にすばらしい。さすが現役選手の言うことはひと味違います。
外スキーは前に動かしていくことにより基本ポジションに乗って少ない筋力で遠心力に耐え、かつ雪面からの圧を効率よくもらってスキーを走らせることができるわけです。 - 「内股関節の位置」
内足を畳んだ時の内腰の位置について大森選手に質問しました。かなり引いた位置であり、内尻(?)を後ろに突き出す感じになるということでした。
私がこの質問をした時、大森さんは「ん~、僕の感覚で答えていいですか?」ですって。かっこいい~~! 「そのせりふはレッスンで使える!」とのk2hikoさんの言葉に思わず爆笑してしまいました。
次回は長野県の研修会の方に出ましょうかね(笑)。
以上で研修会のまとめを終わります。次回は二日目の午後に行われた検定員クリニックについて書く予定です。
一日目はあいにくの湿り雪で寒かったのですが、二日目は写真のように天気も良くなって快適に滑れました。
大森さんに教わったんですね、、
2年前ぐらいまで、大森さんのレッスンを何度か受けさせて頂き、ぼこぼこの春の八海山で、
かっこいいカービングを直接見せていただき、大変感動したのを覚えています。
今シーズンも、スマサンの技術アップがあるようです
ので、
ぜひ、知識のおこぼれを分けてください。
p.s.
研修会ですが、東北方面の県連の研修会もとても
面白いと聞きます。
機会があったら、ぜひ受けてみてください。
もう、○連の研○会は、、、、
では、、
膝の回復具合は如何ですかー。
そうですか、大森さんに教わったことがあるんですね。
SAJ教程の教科書的な内容を、見事なまでに実践的に教える教師テクニックに、
尊敬の念を覚えました。また教わりたいです。
東北方面とは宮城とか岩手ですかね。
今度話を聞かせてください。
だいぶ積雪が見込めて、良い時間をすごせたのだろうと思います。
>膝の回復具合は如何ですかー。
表題のとおりです。年末に悪化してしまいました。残念という感じです。
>東北方面とは宮城とか岩手ですかね。
山形と聞いています。
また、レポートお待ちしています。
では、、