いよいよ待望の週末がやってきました。待ちに待った外国での初スキーです。３／１の土曜日にモン・ステ・マリー（Mont Ste Marie）というところに滑りに行ってきました。
オタワ周辺のスキー場については、パウエル先生からいろいろと情報をもらいました。今回はパウエル先生が教えてくれたバスツアーを利用して行ってきました。 往復バス代と一日リフト券のセットで45ドル（4,700円くらい）と格安ツアーです。Tommy&Lefebvreというスポーツショップが企画しているものです。
あいにくこの日は雪。集合場所に7時半にバスが来ました。他のツアー客も乗り込んできて、全部で10名くらい。46名が定員だから、意外と少ない。乗って待っていると、バスの運転手が「今日は全部で何人来るか知ってる？」などと聞いてきました。
そんなの知るわけないよ！
驚きの1発目。ともあれ８時にバスは出発。走り始めて1時間くらいでしょうか。またバスの運ちゃんが聞いてきました。
「Mt Ste Marieへはこっちの道でいいの？」
をいっ！ 行き方を知らずにずっと運転してたの！？
これにはほんとにびっくりしました。さすが外国、何が起きても不思議ではありません。
途中道を間違えそうになりながら、やっと道路案内板を見つけた運ちゃんにより、我々は何とか目的地に到着しました。やれやれ・・・ 道路状況が悪かったということもありましたが、２時間掛かりました。普通なら１時間２０分くらいで来られるそうです。
ともあれ何とか到着しました、Mt Ste Marie！！
標高差は381メートル、コースは20とあまり大きいゲレンデではありません。２つのゲレンデ斜面（Vanier MountainとCheval Blanc）からなり、それぞれに４人乗りのクワッドリフトが１本架かっているシンプルなゲレンデです。
まず午前中はVanierの方で滑りました。雪質はずばり一言「硬い」。下地はアイスバーンです。その上に圧雪が乗っている感じ。降雪機が斜面にずらり配置してあるので、当然こういう硬いバーンになりますよね。緩斜面が多く、斜面の幅もそれほど広くなく、まあこういっては何ですが、あまり面白くないゲレンデです。
コブ斜面もありましたので滑ってみました。間隔の狭いコブですが、それほど深くありません。ここも大人で滑っている人はあまりいなくて、子供が多かったのは面白かったです。
（Vanierクアッドリフト下のコブ斜面。手で掘ったかの様に規則的なコブでした）
昼食の後は、Cheval Blancの斜面に移動しました。VanierからCheval Blancへは滑って行くことができないので、ベース地点からトロッコ（？）のような車で移動します。
Cheval Blancの方が斜度があり、そこそこ楽しめます。下写真はこの山で一番の急斜面のBetsyです。急斜面を表すblack diamond（黒菱！）が２個。でもバーンが硬くてエッジが噛みません。小回りするにはちと辛い。大回りを楽しむほどの距離もなし・・・
（写真上： 燦然と輝く黒菱マーク2つ。写真下：ちょっと斜度がわかりにくいですが、Betsyの急斜面）
迂回コースの方がまだ雪質が柔らかく、距離が長い分だけ高速ロングターンが楽しめました。午後の後半はひたすら迂回コースですっ飛ばし滑りしました。
（写真： 迂回コースにてSアングルショット（笑））
午後4時でリフトストップ。5時に山を出発して7時過ぎに帰宅。約5千円という安い日帰りバスツアーで気軽に行けるのは楽でよかったです。日本だとスキーバスに乗るまでが結構大変で、ゲレンデまでも更に遠いので、さっと気軽に行くということができないので、この点はとても良い環境だなあと思いました。
でも、カナダでOGASAKAはイケてないっす。やっぱりVolantでバックボウルを攻めて欲しいす！
２時間弱でのアクセスというのも最高ですね。ナイターはあるんですか？
OGASAKAのブランドを世界に広めるために持参しました。（なんのこっちゃ）
さて、Mt Ste Marieにはナイター営業はありません。9時から16時まで。オタワ近郊のゲレンデにはナイターがあるようです。車で１時間以内のところにあるので、仕事帰りにも行けます。羨ましいですよね。