昔の職場仲間の団体でバス旅行をした。
バスのステップへ足をかけ、「ヨイショ」と掛け声をかけて乗ってくる人が目立つ。
足腰が弱っているのだ。 俺もその一人だ。
山形市内の建物めぐりの旅である。
山形市は空襲がなかったので古い建物が残っているのだ。
旧呉服店の蔵屋敷で舞妓さん二人に出会った。
新酒のPR写真撮影のため、待機しているとのこと。
きれいで、かわいい舞妓さんだ。
仲間の女性がしげしげと舞妓さんの顔を見つめ、質問した。
「なぜ、二人の化粧の仕方が違うの?」と。
俺には化粧の違いは分からないが、女性の観察は鋭いなあ。
舞妓さんは答えた。
「自分の顔に合う化粧の仕方を研究して、装っているのです」と。
京都のように、だらりの帯がない。
後ろ姿を見せてもらったら、帯を斜めにたたむように結んでいる。
山形舞妓の特徴とのことだ。
舞妓さんと間近で話すことができ、ラッキー。
① 江戸前期の堰(復元)
② 山形城址
③ 山形郷土館(明治の病院)
④ 旧呉服店(明治時代)
2015-09-01