夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

梅干

2017年07月30日 | 俺の女房は- - -

 

 女房は毎年梅を漬けている。

今までは毎年20キロ漬け、友人に分けていたが、今年は10キロに減らした。

減らした理由は梅の品不足と高騰のためである。

梅は梅雨が明けると、三日三晩、天日に干してきた。

 今年の梅雨は空梅雨だった。

そして、待ちに待った梅雨明け宣言。

この日を待って梅を干した。

好天は二日で終わり、三日目からは天気が良くないと予報。

梅雨の期間は降らず、明けてから雨なのか。

 二日間干した梅をひとまず梅酢の中に戻した。

その後、五日間も雨と曇り。

気象庁の予報では28日の金曜日は晴れるが、後は天気の悪い日が続くという。

その日もからっとした晴天ではないが、一日だけの晴れマーク。

しかたがないから、この日一日だけ梅を干して仕上げることにした。

 梅ざる二枚に漬けた梅を並べて干す。

俺は梅を干すのを見ているだけだが、梅ざるを持ち上げるとき、二人で持った方が良いと思い、手伝おうとしたら、女房にギックリ腰になるからと断られた。

寒竹製の梅ざるはもう40年以上も使っているので、痛んできた。

 若いときは毎日のように梅干を食べていたが、血圧が高くなった今は、ほとんど口にしなくなった。

しかし、女房はせっせと梅干を作っている。

若い頃から続く習慣はやめられないようだ。

これも生活習慣病か?