夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

エビチリ弁当

2017年02月19日 | 俺の女房は- - -

スーパーでエビチリ弁当を買った。

これには、深いわけがあるのだ。

女房は今日も昼食を作らないと言う。

卓球で遊んできて疲れたから、お昼を作るのがいやだと言うのだ。

こんな時には、俺がお昼の用意をしてきた。

しかし、俺はこのところ、料理に失敗している。

先日はエビチリを作ったが、大失敗だった。

もやしオムライスも、食べられたものではなかった。

だから、俺もお昼を作る気になれない。

そこで、女房を連れてスーパーで弁当を探した。

エビチリ弁当を見つけた。

先日、俺が大失敗したエビチリがある。

俺はエビチリ弁当をかごに入れた。

女房は鶏肉の南蛮揚げのおかずだけだ。ご飯は家にあるのを食べると言う。

女房がエビチリを避けたのは、俺が失敗したエビチリを無理して食べさせられたからだろう。

エビチリアレルギーになったのかな。

 

家に帰って、弁当をチンして食べた。

エビはプリプリ感があって、とても美味しい。

ソースもピリッツとして美味しい。

俺が作ったエビチリとはまるで違う味だ。

弁当は税込み650円也。

ご飯とごぼうとミニトマト付きで、この値段だから、作るより買った方が安いようだ。

俺が作っても美味しい料理はできない。

 

俺は落ち込んだ。

悩んだ。

これからも料理を続けるべきか、

それともスーパーで買ってきた方がよいのかと。

俺は悩み、背中を丸め、腕で顔を支えた。

ロダンの考える人と同じポーズになってしまった。