すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

月刊ミドリツキノワ8月号

2014-08-18 00:36:20 | すぎな日記
「月刊ミドリツキノワ」8月号を公開します。
コンビニのコピー機で「ネットプリント」ができるところをさがしてください。
A4×1枚で、8ページの折本がつくれます。
折り方はこちらをどうぞ。


【推奨】セブンイレブンのネットプリント 番号  19312030
カラー60円です。(「白黒」でよければ「設定」のところで白黒を選んでプリントすると20円でできます。)
8月号は8/25(月) 23:59までプリントできます。
※8/22 深夜1:00~6:00は、セブンイレブンのネットプリントがメンテナンス中のため利用できません。


セブンイレブンが近くにない方
サークルKサンクス・ローソンなど、シャープのマルチコピー機があるお店ならプリントできます。ユーザー番号 WZDWAEWLHFを入力してください。こちらも金額は同じで、8/26 0時ごろまでです。
※ただし、こちらは文字が少しぼやけたり、全体的に少しだけ小さくなったりします。上の「折り方」を参考に、自分の折り目を信じてください。

8月号は「スピカ食」8首 「風の体温」8首です。


※コンビニが近くにない等、入手できないけれど読みたいという方には郵送もしていますのでメッセージくださいね。(その場合はこちらで折らせていただきます。)

《宣伝1》歌集『ミドリツキノワ』(短歌研究社)もひきつづきよろしくおねがいします。
ご注文方法はこちらをごらんください。

《宣伝2》いま読める詩歌のネットプリントはこちらのカレンダーで。村上きわみさんがつくってくださいました。なにか作った方はお知らせを書きこんでくださいね。
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ノヂシャ/オドリコソウ

2014-08-18 00:33:16 | 短歌
住処には不適、とひくくつぶやいて出ていくまでは蜂のいた部屋

   「茎は二又に分岐」などと検索しながら。

ほんとうの質問「ふたごの花束をかかげたこの草はなんですか」

わかれみち(ふたつにひとつ)わかれみち 花はすべての終点に咲く

   葉チシャ・球チシャ・掻きチシャ・立ちチシャ……

おなじ名で呼ばれるものをどれひとつ知らないままで群れて野のチシャ

ひなたではただまっしろに見えていたノヂシャの青にふるえるルーペ

うたえることうったえること長いことオドリコソウに会ってないこと

ちかみちは坂道、日かげの道だった 反復横跳びみたいに降りた

蟻よりもさきにひみつを飲んだ子はだれ? 落ちているからっぽの花



(「未来」750号 2014.7月)



ノヂシャは、今年の春に急に気になった草。(いままで気づいてなかっただけかもしれないけれど。)
あまりいい写真がなかった。熊がみているちいさい花です。






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