すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

月刊ミドリツキノワ1月号

2014-01-17 21:26:10 | すぎな日記
(みなさま、ことしもよろしくおねがいします……)(だいぶ出遅れているのでぼそぼそと新年のご挨拶)

「月刊ミドリツキノワ」1月号を公開します。
コンビニのコピー機で「ネットプリント」ができるところをさがしてください。
A4×1枚で、8ページの折本がつくれます。
折り方はこちらをどうぞ。



【推奨】セブンイレブンのネットプリント 番号  41579613
カラー60円です。(「白黒」でよければ「設定」のところで白黒を選んでプリントすると20円でできます。)
1月号は1/24(金)23:59までプリントできます。
(1/24 深夜1:00~6:00は、メンテナンスのためプリントできません。)

セブンイレブンが近くにない方
サークルKサンクス・ローソンなど、シャープのマルチコピー機があるお店ならプリントできます。ユーザー番号 WZDWAEWLHFを入力してください。こちらも金額は同じで、1/25(土)18:00頃までです。
※ただし、こちらは文字が少しぼやけたり、全体的に少しだけ小さくなったりします。上の「折り方」を参考に、自分の折り目を信じてください。

1月号は連作「猫科の機械」9首+「ロゼットハンターの旅」6首です。
「短歌研究」「未来」掲載作から再構成しました。

※コンビニが近くにない等、入手できないけれど読みたいという方には郵送もしていますのでメッセージくださいね。(その場合はこちらで折らせていただきます。)

《宣伝1》歌集『ミドリツキノワ』(短歌研究社)もひきつづきよろしくおねがいします。
ご注文方法はこちらをごらんください。

《宣伝2》いま読める詩歌のネットプリントはこちらのカレンダーで。村上きわみさんがつくってくださいました。なにか作った方はお知らせを書きこんでくださいね。
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秋のスイッチ(もういちど)

2014-01-17 21:22:37 | 短歌
五年後の九月に来れば傷なんてなかったふりで立つプラタナス

にんげんにビニール越しになでられて迷子のコウモリはうごかない

蝙蝠に話すよ 傘を椅子の背にかけては落としていたきみのこと

コウモリの指をながめてから逃がす(歯をみたかったな、とかんがえる)

   まっくらな標本資料室をめぐるという須磨水族園の企画。

懐中電灯ひとつ渡されあるきだす つぎの季節へゆくように、ゆく

白いものはうかんでみえる闇のなかガラスのなかの鯨の胎仔

歩くひとを見おろす高さに飾られてむかし目だったところがわらう

剥製のキングペンギンきりりりと右を(さっきとちがうね)向いた

この速さでかたっぱしから忘れよう 光の輪からはずれたものを
   
(「未来」743号 2013.12月)



未来夏の大会帰り(青春18きっぷの旅)に行ったスマスイの肝試し的な企画「うなぎの寝床」はほんとにすばらしかった。怖い画像もあるのですが遠慮しておひるねネコザメさんをあげておきます。
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