すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

043:曲線(おとくにすぎな)

2006-04-28 17:19:54 | 題詠100首
先生の声(曲線をかくときは息しちゃだめだ)おぼえています
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042:豆(おとくにすぎな)

2006-04-28 17:16:57 | 題詠100首
しびびびと歌えなかったさやだけが正体あかす烏野豌豆
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041:こだま(おとくにすぎな)

2006-04-28 17:11:24 | 題詠100首
行ったきりになどなれない場所へゆくこだまの窓にもたれたままで
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すべり台のうた

2006-04-22 23:52:29 | 短歌
幼稚園に、すてきなすべり台があった。
公園などにあるのとはちがって、黒っぽい石でできていた。
(今思えば「墓石」と同じ材質という気もするんだけど)御影石っていうのかな、つるつるしていて、陽があたると石英?雲母?の粒がきらきらするの。

わたしはぼーっとしたこどもで、「お庭で自由にあそぶ」ときは、大半をそのすべり台の下ですごしていた。さびしいとかいやだとか思ったことはなくて、そこが平和でしあわせな場所だった。もうひとり、なこちゃんというさらにマイペースな子がいて、ふたりで(それぞれに、のことも多かったような)地味にあそんでいた。運動会とか遠足のことよりも、そのすべり台の下の情景が、記憶の中ではたしかで、わたしはそこでぼーっとしながら、わたしになってきた気がする。


きょうのBSの番組「列島縦断・短歌スペシャル」のお題は「庭」「放つ」。
うちではBSが映らないのに、図々しくもともだちにお願いし、お題とFAX番号を知らせてもらって、応募することにした。
「庭」でまず思い浮かんだのがこの園庭。

そだつ場所えらんで春の園庭の大きな石の下にいました

「すべり台」という言葉は入れずに詠んでみた。
あれは、「すべり台」として多くの人が思い浮かべるものとはちがうだろうな、と思ったし、「石の下」の方が、草の芽やトカゲっぽい感じもあって自分の好みだったので。
さて、ここですでに締め切り10分前くらい。
(お題発表から一時間半くらいで締め切り!)
うう、もう一つは「放つ」か。
勢いで、今詠んだばかりの自分の歌に返歌。

すべり台に埋められていたつぶつぶがひかりのなかでひかりを放つ

なんかシュールになっちゃった。
でも時間切れ~FAX!

けっきょく、「放つ」のほうをとっていただいたようです。
(ようです、というのは、うちでは見られなくて、見た方が教えてくださったので……)
拾ってくださったのは大好きな穂村弘さん。うれしい。

番組があるの教えてくれた人・お仕事前にお題見て(TV画面の写真まで添付して!)教えてくれた人・読まれたの知らせてくれた人・いっしょによろこんでくれた人。みなさまに深く感謝です。
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40首ポイント

2006-04-14 12:05:09 | すぎな日記
30番台の後半いっきに飛ばしてしまいました。
(40がはやばやとできちゃって……ほかのを待っててくれた
これは、40までのプロフィール画像です。

流行の成分解析では「毒電波」と「月の光」が多かったわたくしですが、
占いの館ではどう出るのでしょう。出張してくださるのかしら?

次の10首のお題です。
041:こだま
042:豆
043:曲線
044:飛
045:コピー
046:凍
047:辞書
048:アイドル
049:戦争
050:萌
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040:道(おとくにすぎな)

2006-04-13 17:21:11 | 題詠100首
とんちんかんのとんは道頓堀のとん かなしい朝にラジオは告げる
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039:乙女(おとくにすぎな)

2006-04-13 17:18:02 | 題詠100首
おでこから風につっこむ自転車は乙女座うさぎ年のおとうと
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038:灯(おとくにすぎな)

2006-04-13 17:14:28 | 題詠100首
まるい灯をまたひとつ竹に浮かべて二月の銀河つくりつづける
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037:花びら(おとくにすぎな)

2006-04-13 17:10:24 | 題詠100首
はりつめた赤紫が壁を押す細胞で花びらは重たい
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036:組(おとくにすぎな)

2006-04-13 17:07:22 | 題詠100首
キャラメルの煉瓦でおうち組み上げてオオカミ用のスープを煮よう
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