すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

月刊ミドリツキノワ 2014年4月号

2014-04-18 11:43:38 | すぎな日記
「月刊ミドリツキノワ」季節をひとまわりしましたが、もう1年続けたいと思います。
読んでくださっているみなさま、ありがとうございます。

4月号を公開します。
コンビニのコピー機で「ネットプリント」ができるところをさがしてください。
A4×1枚で、8ページの折本がつくれます。
折り方はこちらをどうぞ。



【推奨】セブンイレブンのネットプリント 番号  00663761
カラー60円です。(「白黒」でよければ「設定」のところで白黒を選んでプリントすると20円でできます。)
3月号は4/25(金)23:59までプリントできます。

セブンイレブンが近くにない方
サークルKサンクス・ローソンなど、シャープのマルチコピー機があるお店ならプリントできます。ユーザー番号 WZDWAEWLHFを入力してください。こちらも金額は同じで、4/26(土)11:00頃までです。
※ただし、こちらは文字が少しぼやけたり、全体的に少しだけ小さくなったりします。上の「折り方」を参考に、自分の折り目を信じてください。

4月号は連作「春のつぶつぶ」9首+「ピロピロ」6首です。
「未来」掲載作から再構成しました。

※コンビニが近くにない等、入手できないけれど読みたいという方には郵送もしていますのでメッセージくださいね。(その場合はこちらで折らせていただきます。)

《宣伝1》歌集『ミドリツキノワ』(短歌研究社)もひきつづきよろしくおねがいします。
ご注文方法はこちら
をごらんください。
《宣伝2》いま読める詩歌のネットプリントはこちら
のカレンダーで。村上きわみさんがつくってくださいました。なにか作った方はお知らせを書きこんでくださいね。
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冬をはじめる

2014-04-18 11:39:19 | 短歌
クレーンがすこしうつむくその先に十二月生まれの駅がある

あたらしい道をおぼえるためにゆくコンビニ ふるい樹を目印に

となり合う駐車スペースひとつずつきっちり分けて(白/三毛)すわる

若い枝かと思った黄緑色は、センダンが葉を落とした後の葉柄だった。

塀越しにセンダンの樹にちかづいた いちばんひかるときをみせてね

とおい冬に一羽の鳥が連れてきた樹のてっぺんに降りる冬鳥

現在地はおおきな橋の影のなか 天気雨まだ光っていいよ

ナンキンハゼの名前なんども忘れては思い出しては冬をはじめる

「あかいとり ことり」ひとりでいつまでもあらゆる色をうたう子でした

あれはツグミ ナンキンハゼの白い種たべても白くならない小鳥




(「未来」746号 2014.3月)


前回に続いて気になる樹。そして気になるクレーン。
夕方の空をバックにしたタワークレーンは見飽きないですよね!(と無理やり同意を求めて、来月もクレーンの歌を出します)
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