黒猫文具店のPOPにみとれながら。
つるさんはまるまるむしにも筆跡の力は宿る替芯売場
ボールペン握って「ジェット気流はね、マグマ大使の武器だったんだ」
「つるには」と「つるさんは」とを見くらべる(どちらが進化型のおでこか)
つーるーはーまるまるむし、って縁側で教わったのは皺の無いひと
『銀の匙』前編のラストは、越していった子の机に落書きを見つける場面。
カラスムギいちめん白くなるころはひとつひとつの影が透けるよ
とおくまで行くのが似合うとほめられてヘマムシ入道は目を伏せた
横顔も知らないままでたった今さがしはじめる山水天狗
やまみず、と読むのでしたか さかさまにながめてみても天狗はてんぐ
(「未来」728号 2012.9月)
らくがきキャラクター特集
山水天狗……『銀の匙』(中勘助)には「さんすい」とふりがながついていたのですが、どちらの読み方もあるようです。ずっと描き方がわからなかったのですが、『ことばの波止場』(和田誠)の挿絵で発見しました。
(10/7 追記)
写真の右向き山水天狗(さかさにすると左向き天狗に見える)は、和田誠さんのイラストを参考に描いたものです。これをアップしたあとで、岩波現代文庫の「中勘助『銀の匙』を読む」(十川信介)というのを見つけて読みました。そのp141にはなんと左向きの山水天狗の挿絵が……と思ったけど、よく見ると「さかさに見た状態」が載っていたのでした。
もうひとつ追記!
「黒猫文具店のPOP」のモデルになった、猫町フミヲさんの手書きPOPを特別公開
ブログに記事を書いてくださったので、こちらのリンクをみてね。
「無罫フォント」
歌では都合により「つるさんはまるまるむし」にしましたが、POPの絵は「つるにはまるまるむし」。きらきら輝いているおじさんがかわいい!!
ちなみに私が小さいとき教わったのは「つるはまるまるむし」。これは地域差??
つるさんはまるまるむしにも筆跡の力は宿る替芯売場
ボールペン握って「ジェット気流はね、マグマ大使の武器だったんだ」
「つるには」と「つるさんは」とを見くらべる(どちらが進化型のおでこか)
つーるーはーまるまるむし、って縁側で教わったのは皺の無いひと
『銀の匙』前編のラストは、越していった子の机に落書きを見つける場面。
カラスムギいちめん白くなるころはひとつひとつの影が透けるよ
とおくまで行くのが似合うとほめられてヘマムシ入道は目を伏せた
横顔も知らないままでたった今さがしはじめる山水天狗
やまみず、と読むのでしたか さかさまにながめてみても天狗はてんぐ
(「未来」728号 2012.9月)
らくがきキャラクター特集
山水天狗……『銀の匙』(中勘助)には「さんすい」とふりがながついていたのですが、どちらの読み方もあるようです。ずっと描き方がわからなかったのですが、『ことばの波止場』(和田誠)の挿絵で発見しました。
(10/7 追記)
写真の右向き山水天狗(さかさにすると左向き天狗に見える)は、和田誠さんのイラストを参考に描いたものです。これをアップしたあとで、岩波現代文庫の「中勘助『銀の匙』を読む」(十川信介)というのを見つけて読みました。そのp141にはなんと左向きの山水天狗の挿絵が……と思ったけど、よく見ると「さかさに見た状態」が載っていたのでした。
もうひとつ追記!
「黒猫文具店のPOP」のモデルになった、猫町フミヲさんの手書きPOPを特別公開
ブログに記事を書いてくださったので、こちらのリンクをみてね。
「無罫フォント」
歌では都合により「つるさんはまるまるむし」にしましたが、POPの絵は「つるにはまるまるむし」。きらきら輝いているおじさんがかわいい!!
ちなみに私が小さいとき教わったのは「つるはまるまるむし」。これは地域差??