すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

月刊ミドリツキノワ 2014年5月号

2014-05-18 18:38:31 | すぎな日記
「月刊ミドリツキノワ」5月号を公開します。
コンビニのコピー機で「ネットプリント」ができるところをさがしてください。
A4×1枚で、8ページの折本がつくれます。
折り方はこちらをどうぞ。



【推奨】セブンイレブンのネットプリント 番号  10672588
カラー60円です。(「白黒」でよければ「設定」のところで白黒を選んでプリントすると20円でできます。)
5月号は5/25(日)23:59までプリントできます。
※セブンイレブンのネットプリントは、5/23 深夜1:00~6:00はメンテナンスのため利用できません。


セブンイレブンが近くにない方
サークルKサンクス・ローソンなど、シャープのマルチコピー機があるお店ならプリントできます。ユーザー番号 WZDWAEWLHFを入力してください。こちらも金額は同じで、5/26(月)16:00頃までです。
※ただし、こちらは文字が少しぼやけたり、全体的に少しだけ小さくなったりします。上の「折り方」を参考に、自分の折り目を信じてください。

5月号は「緩歩動物門に入門」9首 「トラフカラッパ/チリメンモンスター」6首です。
「緩歩動物門に入門」は、昨年、紀伊國屋書店新宿本店の胞子文学フェアでフリーペーパーにも入れていただいた一連です。背景写真は近所の駐車場のギンゴケにいたクマムシさんです。ボケボケですがこれでも貴重な一枚。顕微鏡の画像撮るのむずかしい……(スマホ顕微鏡という画期的なものも出たらしいのですが、そもそもまだスマホではないのでした。)


※コンビニが近くにない等、入手できないけれど読みたいという方には郵送もしていますのでメッセージくださいね。(その場合はこちらで折らせていただきます。)

《宣伝1》歌集『ミドリツキノワ』(短歌研究社)もひきつづきよろしくおねがいします。
ご注文方法はこちらをごらんください。
《宣伝2》いま読める詩歌のネットプリントはこちらのカレンダーで。村上きわみさんがつくってくださいました。なにか作った方はお知らせを書きこんでくださいね。
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タワークレーン

2014-05-18 18:36:55 | 短歌
まっしろなしずくのかたち(十二粒)うごかない鷺たちをかぞえる

ただいま、とつばさをたたむまた一羽真冬の水に脚をおろして

ゆうがたのタワークレーン(あか/しろ/あか/しろ/あか)色をわすれはじめる

うしろには空しかなくて稜線をはみだすものたちは影のいろ

スイッチを押すひとはだれ 腕の先の赤いあかりのスイッチはどこ

クレーンの運転席にいるようにひとりだ 歩道橋はゆれるね

丘をめぐるぐるぐる道は造られてそのまま遠くへゆくカタツムリ

古墳よりあたらしい樹はこんなにも古墳のうえでおおきくなった

どこまでを知っていいのかアラカシの根はふるふると古墳の底へ

夜なのにあかるい雲のそのわけを問いつめながら川沿いをゆく


(「未来」747号 2014.4月)




予告通り(だれも聞いてないか……)またまたクレーン登場です。
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