すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

月刊ミドリツキノワ9月号

2014-09-17 14:50:11 | すぎな日記
「月刊ミドリツキノワ」9月号を公開します。
コンビニのコピー機で「ネットプリント」ができるところをさがしてください。
A4×1枚で、8ページの折本がつくれます。
折り方はこちらをどうぞ。


【推奨】セブンイレブンのネットプリント 番号  02561062
カラー60円です。(「白黒」でよければ「設定」のところで白黒を選んでプリントすると20円でできます。)
9月号は9/24(水) 23:59までプリントできます。
※9/19 深夜1:00~6:00は、セブンイレブンのネットプリントがメンテナンス中のため利用できません。


セブンイレブンが近くにない方
サークルKサンクス・ローソンなど、シャープのマルチコピー機があるお店ならプリントできます。ユーザー番号 WZDWAEWLHFを入力してください。こちらも金額は同じで、9/25(木)昼12時ごろまでです。
※ただし、こちらは文字が少しぼやけたり、全体的に少しだけ小さくなったりします。上の「折り方」を参考に、自分の折り目を信じてください。

9月号は「図書館のクスノキ」12首 「海まであるく」7首です。


※コンビニが近くにない等、入手できないけれど読みたいという方には郵送もしていますのでメッセージくださいね。(その場合はこちらで折らせていただきます。)

《宣伝1》歌集『ミドリツキノワ』(短歌研究社)もひきつづきよろしくおねがいします。
ご注文方法はこちらをごらんください。
《宣伝2》いま読める詩歌のネットプリントはこちらのカレンダーで。村上きわみさんがつくってくださいました。なにか作った方はお知らせを書きこんでくださいね。
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アオバハゴロモ

2014-09-17 14:47:53 | 短歌
ここで。ここで。ここで。句点をひとつずつ枝に灯してゆくナミアゲハ

さっきまでなかったものがあらわれて生まれるまえの時間はまるい

まだなにも透けないたまご 誰も見ていないまひるに影をつくろう

確かめに戻ったのではありません(きのうとおなじ蝶だとしても)

ひさしぶりねぶそくまぶしい熊蜂のつぶやきどこまでも遠いまま

虹を生むような排泄きらきらとみどりの虫からとびたつしずく

はつなつの名前あかるいところでは思い出せないきれいななまえ

ライムグリーンの羽衣すきとおりあまり高くは飛べないタイプ

ぽ、と跳ねて鳩虫逃げろうかうかと飛べば雀につかまえられる

きみの眼はたしかに鳩だ 深爪のひとさしゆびで虫をゆびさす




(「未来」751号 2014.8月)


上の五首めで、はじめて歌合に参加しました。→こちら
企画してくださったのは砺波湊さんです。ありがとうございました


アオバハゴロモ、写真撮れてない……興味のあるかたは調べてください
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