すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

熊出没③ 【紀伊國屋書店新宿本店 「拡散せよ胞子文学フェア」】

2013-10-17 13:06:21 | すぎな日記
【紀伊國屋書店新宿本店 「拡散せよ胞子文学フェア」】

光森裕樹さんの『鈴を産むひばり』・堂園昌彦さんの『やがて秋茄子へと到る』と、大人気のすてきな歌集を出版されている「港の人」から、『胞子文学名作選』というすごい本が出ました。
(いつか行きたい倉敷「蟲文庫」の田中美穂さん編!)
これはもう現物をみてみて、そしてさわってと叫ぶしかないのですが、奇蹟のようなアンソロジーでとにかくうつくしい本です。

いろいろな書店でこの本に関するフェアがあってどれも楽しそう。そしてなんと、紀伊國屋書店新宿本店の「拡散せよ胞子文学フェア」では、配布中のフリーペーパーに私の歌を入れていただいております(クマムシ枠です)……(いいのだろうか……)


昨年、結社誌『未来』で発表したクマムシ連作を書店員さんが覚えてくださっていた!!という作者号泣展開で、すてきな資料のなかに入れていただき、感謝です。
私は今回行けなくて悔しいのですが、新宿本店に行くみなさま、ぜひぜひちぇっくまむし!
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熊出没② 【ブックマークナゴヤ2013】

2013-10-17 13:05:42 | すぎな日記
【ブックマークナゴヤ2013】
11/4まで。こちらのイベントです。

いつも結社誌「未来」を置いてくださっている「ちくさ正文館書店本店」では、その名も
ネットプリント歌集展「紙の花は真夜コンビニで咲く」
という展示が開催中です。

チラシはこちら


コーディネーター天道なおさんのセンスとパワーで、とても美しい展示になっています。
こちらではネットプリントは展示のみで、見本の配布はありませんが、「発信作家の歌集を紹介、販売」ということで、同人誌や掲載誌もみることができるようです。

歌集『ミドリツキノワ』/ネットプリント『月刊ミドリツキノワ』ともに参加していますので、名古屋のみなさまどうぞよろしくおねがいします。

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熊出没① 【紀伊國屋書店グランフロント大阪店 短歌フェア】

2013-10-17 13:04:57 | すぎな日記
ただいま、三つの書店さんのイベントに、熊出没中です。どうぞよろしく。

【紀伊國屋書店グランフロント大阪店 短歌フェア】
11/15までこちらで開催中です。


おしゃれな店内をずずずーっと奥へ。スターバックス前の大きな柱が、短歌フェアの会場になっています。
渋いセレクトのロングセラーから今年出たばかりの話題の歌集まで! 
一般書店ではなかなか現物を見ることができない同人誌やフリーペーパーも! 
柱のまわりをぐるぐる回って、たくさんの短歌に会えるフェアです。
歌集『ミドリツキノワ』もあります。初めての方も手にとっていただけるととてもうれしいです。
そして、ネットプリントの『月刊ミドリツキノワ』も参加しています。印刷済みのものを配布しているので、厳密には「ネットプリント」ではないのですが、「こんな感じの紙がコンビニのコピー機から出てくるのね」という見本としてごらんください。(配布用がなくなったときの増刷など、店長さんにたいへんお世話になっています。ありがとうございます。)
もちろんほかにも、ネットプリント歌集ののバックナンバーをたくさん見ることができます。
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月刊ミドリツキノワ10月号

2013-10-16 13:01:50 | すぎな日記
「月刊ミドリツキノワ」10月号を公開します。
コンビニのコピー機で「ネットプリント」ができるところをさがしてください。
A4×1枚で、8ページの折本がつくれます。
折り方はこちらをどうぞ。



【推奨】セブンイレブンのネットプリント 番号  81820225
カラー60円です。(「白黒」でよければ「設定」のところで白黒を選んでプリントすると20円でできます。)
10月号は10/23(水) 23:59までプリントできます。
(10/18 深夜1:00~6:00は、メンテナンスのためプリントできません。)

セブンイレブンが近くにない方
サークルKサンクス・ローソンなど、シャープのマルチコピー機があるお店ならプリントできます。ユーザー番号 WZDWAEWLHFを入力してください。こちらも金額は同じで、10/24(木)11:00頃までです。
※ただし、こちらは文字が少しぼやけたり、全体的に少しだけ小さくなったりします。上の「折り方」を参考に、自分の折り目を信じてください。

10月号は、連作「山水天狗」8首+「うろこぐも」7首です。
「未来」掲載作から再構成しました。

※コンビニが近くにない等、入手できないけれど読みたいという方には郵送もしていますのでメッセージくださいね。(その場合はこちらで折らせていただきます。)

《宣伝1》歌集『ミドリツキノワ』(短歌研究社)もひきつづきよろしくおねがいします。
ご注文方法はこちらをごらんください。

《宣伝2》いま読める詩歌のネットプリントはこちらのカレンダーで。村上きわみさんがつくってくださいました。なにか作った方はお知らせを書きこんでくださいね。
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風の体温

2013-10-16 12:52:17 | 短歌
空中に自分をほとんど置いたままシャクトリムシはななめに眠る

熱帯夜 ガラスのなかは食べかけの楠のみどりの匂いに満ちて   

   六月の台風、アジア名はヤギ。

台風の雨は来なくて台風のなまえのひとの言い訳を聴く

目覚めたらいくつの星を背負うだろう ナミテントウのきいろい蛹

蛹たち透けて背中の星の数、羽のブルーの窓の数、など

深海をみているようにシリアルの袋のなかの懐中電灯

風はいつもなにかの体温 この橋にいま吹く風はヒトの体温

熱っぽい地面から見る問いの雲こたえの雲はすれちがうだけ

はつなつのインクは(ジェットストリーム!)そのまま走り出してポストへ


(「未来」740号 2013.9月)


※10首目を歌会に出してみたら、一定の年代以上の方々?がいっせいにとあるラジオ番組について語りはじめたのでぽかーんとなりました……(「インク」って言ってるんだけどな。商品名むずかしいですね


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