すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

乾電池で折ってみよう!(折本のつくりかた)

2013-04-23 12:22:53 | すぎな日記
折本の組み立て方がよくわからない、という声もちらほら。
なので、手順をまとめてみました。
いろんなやり方はあると思いますが、参考までに……

 ぺらっとA4で出てきます。

 まず横長に半分に折って、きっちり折り目をつけます。

 いったん開いて今度は縦長に半分に折って、きっちり折り目をつけます。

  これで、4等分する折り目がついてますね?

 またまた開いて まんなかの折り目に端を合わせるように、きっちり折り目をつけます。図は右から折っていますが、このあと反対側も同様に。

  これで、8等分の折り目がつきました!
  
  いよいよ緊張の「切る」作業。

  まん中にできている、2ブロック分(目安の点線あり)の折り目に沿って切ります。
  二つ折りの状態でハサミで切ればOK。
  マット・スチール製定規・カッターナイフを使えばさらにほんかくてき

 切ったものを、折り目を生かして立ててみました。
               
 ほぼこれで完成。最後に本の形にととのえてぎゅっと押さえます。

すべての工程に便利なのが、乾電池 単1など大きめがいいです。もちろん使い終わったものでOK。捨てないでいくつかとっておくと、いろんな紙折り作業に便利。紙をあまり傷めずぴしっと折れます。

(ばあやの知恵袋的な感じになってきました)

たのしくつくってね

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月刊ミドリツキノワ 4月号

2013-04-17 18:46:27 | すぎな日記
【月刊ミドリツキノワ4月号「火曜日のてがみ」ご案内】

セブンイレブンのネットプリント 番号15740649  
みんな大好き富士ゼロックスさんのプリンターからA4×1枚が出てきます。60円です。(テキストさえあればモノクロでいい、という方は「白黒」設定でプリントすると20円でできます。)
4月号は 4/24(水)23:59までプリントできます。(4/19の1:00~6:00はメンテナンスのためプリントできないようです。)

折り方がわからない方は、こちらの記事を参考にしてください。
とにかく先にきっちり折り目をつけて、目安の点線よりも折り目を信じて切るのがポイントです!


セブンイレブンが近くにない方
サークルKサンクス・ローソンなど、シャープのマルチコピー機があるお店ならプリントできます。ユーザー番号 WZDWAEWLHFを入力してください。価格はセブンイレブンと同じで、4/25(木)12:00までです。
ただし、こちらは文字が少しぼやけたり、全体的に少しだけ小さくなったりします。目安の線より折り目の方を信じてください。

どのコンビニも不便な方など、郵送で欲しい場合は、右のメッセージやツイッターのDMなどでご相談ください。(こちらで折ったものを郵送する……といったことならできるかと思います。)

どうぞよろしくおねがいします
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ネットプリント折本のおしらせ

2013-04-17 18:43:56 | すぎな日記
ネットプリントの折本をいろいろ集めていたら、ちいさいものつくりたがり虫がうごめきだして……ネットプリント折本『月刊 ミドリツキノワ』を、とりあえず1年間つくってみたいとおもいます。


自作どうしの距離感というか、どれとどれがならぶかっていうのは、つくった順発表順とかどこに出したかとはあまり関係ないので、歌集をつくったときも、いちばんたいへんかつ楽しかったのは、組み合わせならべかえ作業でありました。歌集編集以降の作品が約3年分あるので、またちょっとその作業をしたくなりました。(ちなみに前回と同じような形で第2歌集をつくるとしたら……えっと、経済的に単純計算すると70歳代になるかと……

ネットプリントだと、季節に合わせて放流するのも可能でたのしい(自分が)。ブログは今までどおり、結社誌発表作を1か月遅れ=出してから4か月後、の予定です。

『月刊 ミドリツキノワ』の字は、またまた猫町フミヲさんにおねがいしました。このタイトル、著者がもうほかのフォントでイメージできないのです。



よかったらおつきあいくださいませ。

※ちなみに4月号の内容は、かつて一度だけあった「相聞」の依頼に冷汗を流しながら応えたものがメインです。70年代の高校生(どんな)の感じです。いろいろおゆるしを

(プリント方法は次の記事で)
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春の営業

2013-04-17 18:38:31 | すぎな日記
※2014.4.18追記 消費税率が8%になりましたが、著者から直接購入していただける場合は、ひきつづき消費税・送料分はこちらで負担いたします。まだ在庫はあります。どうぞよろしく。


※2013.11.17追記 10月の記事にある紀伊國屋書店グランフロント大阪店の短歌フェアは、期間延長で11/18(月)19時までとなりました。『ミドリツキノワ』を手に取ってくださったみなさま、ありがとうございました。あとすこし、よろしくおねがいします。

※2013.10.16追記 アマゾンでも取り扱いがはじまりました。
こちらです。


紀伊國屋書店新宿本店の短歌祭り・大阪文フリそのほかで『ミドリツキノワ』を手に取ってくださったみなさま、ありがとうございました。

もう普通の本屋さんにはあまりないかとおもいますが(普通でない本屋さんには、ある……)短歌研究社(右にリンクあり)の倉庫とわが家には在庫がありますので、どうぞお気軽に声をかけてくださいませ。著者に直接お申し込みいただける場合は、送料・消費税はサービスしております。
右のメッセージ欄(お使いになれない場合は、メールmidoritsukino-wa熊yahoo.co.jp 熊を@に)からご連絡おねがいします。どちらも受信専用なので、別のyahooアドレスからお返事いたします。

春、綿毛まみれで営業の熊。
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となりに座るひと

2013-04-17 18:35:03 | 短歌
モズの声きしむ隙間に一度だけ自転車置場の扉も軋む

桜井駅だったところのクスノキをつつむひこばえかぞえきれない

馬のあしおとを知らない公園のベンチそれより若いクスノキ

右が未来 未来のほうから近づいてきた老人がとなりに座る

そこにいないハトをしばらく呼んでからそこにいるヒトに声かけるひと

「ぽっぽちゃん、おいで、おいで」と暖色のくつした薄いサンダルの足

  けっきょく、鳩は一羽も来なかった。

「どっかとおくにいったなあ」ってひとりごと聞いちゃったけどもう行きますね

彼岸花たどってゆけば案山子たち(ここには左利きの子ばかり)

知らない人に見おろされてる庭ですよ オレンジ・むらさき・みどりの帽子

   

(「未来」734号 2013.3月)




 ぜんぜん旅っぽくない秋の旅シリーズ三回、いちおう完結。
「お店などの最低限のあいさつ以外しゃべらずに、途中下車しながら半日」という企画を最初の下車駅でつぶしてくれた謎のおばあさんは何だったのか。(未来の自分かもしれないと思ったのでした
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