すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

火曜日のてがみ

2011-01-23 11:07:58 | すぎな日記
「短歌研究」2月号に「火曜日のてがみ」7首+エッセイを載せていただいてます。
……まさかの「相聞」特集です
ああ、バレンタインを意識した企画??なのに七月の歌いれちゃった

いまではSFのような(笑)携帯電話もメールもなかった時代~70年代の乙女全開です。
よかったらみてください。
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告知です(笹井宏之さん歌集)

2011-01-13 11:46:44 | すぎな日記
だいすきな歌人、笹井さんのあたらしい本がうまれるので、お知らせします。

わたしは、笹井さんが亡くなられた後で「未来」に入ったので、第二歌集におさめられる作品には、まだ読んでいないものがたくさんあるはず。とてもたのしみです。

第一歌集「ひとさらい」もおなじところから書籍版がでます。


(以下告知)


笹井宏之さんの第二歌集『てんとろり』(書肆侃侃房)、いよいよ刊行です!

こちらから注文できます。

第一歌集『ひとさらい』後の451首が収録されています。

 たてぶえのあたまをつよくひきぬいて木枯らしの子が恍惚となる

 風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける

 国境のどうぶつたちを染めてゆく あれは夕日よね、夕日よね

多くの歌人たちとの交流の中から生まれた短歌が収められています。
お読みいただければ幸いです。

【初出】
「かばん」「歌クテル」「笹公人の短歌Blog」「題詠ブログ」
「ゆうなぎ手帖」「未来」「新彗星」「風通し」
「世界がやさしくあるためのメモ」「短歌」「歌壇」「佐賀新聞」

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チリメンモンスター

2011-01-13 11:33:54 | 短歌
実は年末に1月号が届いてたのに、アップが遅れました。
しかも5首しか出せていないという



苔森の熊を見たいとおもうのに遠くに置いてきた顕微鏡 

「大人買いですね」チリメンモンスター二百グラムが海からとどく

モンスターいっしょにさがす? ふりむけばなにか住んでるいもうとの肩

プレゾエア・ゾエア・メガロパひとつずつ月夜におとす白いパンくず

木工用ボンドはいつかすきとおりとじこめられたものを見せるよ


(「未来」708号 2011.1月)


ちっちゃい顕微鏡、たまに本屋さんでも売っているのをみていつもちょっと迷う
クマムシがゆっくりあるくところを生で見たい……。

2首目以降は、秋にはまっていたチリメンモンスター。
いっしょに見たら楽しいやろうな、って魂の双子ワンコさんのことを思ったのですが……モンスター探し、肩凝りのひとにはちょっとたいへんな作業です。

ということで、ミクロ特集でした。
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ことしもよろしくおねがいします

2011-01-13 11:06:41 | すぎな日記
もう1月半ばだというのに、うさぎコスプレをしてる場合でもないのですが「うさぎ星の王子」設定で年賀状用に撮ってみました。

背景のちょっと宇宙ぽいのは、寝袋……

ことし、熊はもちろん熊としてもがんばります。

いつもみてくださるみなさん、今年もなかよくしてね。
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