すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

月刊ミドリツキノワ7月号

2013-07-16 20:00:20 | すぎな日記
「月刊ミドリツキノワ」7月号を公開します。
コンビニのコピー機で「ネットプリント」ができるところをさがしてください。
A4×1枚で、8ページの折本がつくれます。
折り方はこちらをどうぞ。



【推奨】セブンイレブンのネットプリント 番号  17461932
カラー60円です。(「白黒」でよければ「設定」のところで白黒を選んでプリントすると20円でできます。)
7月号は7/23(火)  23:59までプリントできます。
(7/19 深夜1:00~6:00は、メンテナンスのためプリントできません。)

セブンイレブンが近くにない方
サークルKサンクス・ローソンなど、シャープのマルチコピー機があるお店ならプリントできます。ユーザー番号 WZDWAEWLHFを入力してください。こちらも金額は同じで、7/24(水) 13:00までです。
※ただし、こちらは文字が少しぼやけたり、全体的に少しだけ小さくなったりします。上の「折り方」を参考に、自分の折り目を信じてください。

7月号は、連作をふたつ、中にも表紙があるパターンで組んでみました。お好みによって折り返してください。「夏の翅」7首/「ねこのまくら」8首です。


※6割の歌人が折本を折らないまま、という謎の噂をきいて愕然としていますが(笑)折るのが一番たのしいところですよっ……ていうか折らないとぐるぐる回さないといけないので読みにくいかと
物理的に入手できないけれど読みたいという方には郵送もしていますのでメッセージくださいね。(その場合はこちらで折らせていただきます。)
《宣伝1》歌集『ミドリツキノワ』(短歌研究社)もひきつづきよろしくおねがいします。
ご注文方法はこちら
をごらんください。


《宣伝2》いま読める詩歌のネットプリントはこちら


のカレンダーで。村上きわみさんがつくってくださいました。なにか作った方はお知らせを書きこんでくださいね。
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春疾風

2013-07-16 19:58:55 | 短歌
三月のあらしのあさに「きょう船は出ますか」という間違い電話

きょう渡る川ならみんな青いからバスの座席でゆらゆらねむる

まぼろしの坂道はどこ ポスターにちいさく写る子にあいたくて

歩きながらダークブルーの書いた字をライムグリーンは直しながら

春疾風(まわる星からまっさきにこぼれおちそうだね)歩道橋

あしあとをみつけてくれる? 木蓮の咲く日にここをあるくひとたち

届かない高さにふたつずつならぶメグスリノキの種をみあげた

蔓草にとじこめられて動けない風見鶏 でも風をみている

手紙よりみどりの好きなしろやぎはあまいみどりのまんなかの白

いまだけですここにいるのは白梅のつぼみに白い☆がのぞいて


(「未来」737号 2013.6月)




 三月のうたをお届けします。
 えーと、六割は、春に名古屋であった岡井隆展に行って周辺をひとり吟行したときのです。(←七月号にもすこし入れてます。)


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