すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

月刊ミドリツキノワ12月号

2013-12-16 12:57:18 | すぎな日記
「月刊ミドリツキノワ」12月号を公開します。
コンビニのコピー機で「ネットプリント」ができるところをさがしてください。
A4×1枚で、8ページの折本がつくれます。
折り方はこちらをどうぞ。



【推奨】セブンイレブンのネットプリント 番号  51571562
カラー60円です。(「白黒」でよければ「設定」のところで白黒を選んでプリントすると20円でできます。)
12月号は12/23(月)23:59までプリントできます。
(12/20 深夜1:00~6:00は、メンテナンスのためプリントできません。)

セブンイレブンが近くにない方
サークルKサンクス・ローソンなど、シャープのマルチコピー機があるお店ならプリントできます。ユーザー番号 WZDWAEWLHFを入力してください。こちらも金額は同じで、12/24(火)11:00頃までです。
※ただし、こちらは文字が少しぼやけたり、全体的に少しだけ小さくなったりします。上の「折り方」を参考に、自分の折り目を信じてください。

12月号は連作「冬の蜜源」9首+「鳥の影たち」6首です。
「短歌研究」「未来」掲載作から再構成しました。

※コンビニが近くにない等、入手できないけれど読みたいという方には郵送もしていますのでメッセージくださいね。(その場合はこちらで折らせていただきます。)

《宣伝1》歌集『ミドリツキノワ』(短歌研究社)もひきつづきよろしくおねがいします。
ご注文方法はこちら
をごらんください。
《宣伝2》いま読める詩歌のネットプリントはこちら
のカレンダーで。村上きわみさんがつくってくださいました。なにか作った方はお知らせを書きこんでくださいね。

写真は師走の十月桜。
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スピカ食

2013-12-16 12:55:42 | 短歌
炎天の下の扉に蟻一匹ぶんのすきまがあって いっぴき

好蟻性昆虫展にまぎれこみ(山のアリですね)木目に迷う

アリスアブのパネルを見てはだめですと蟻を連れ出してゆくてのひら

草の穂よ 熱い歩道に触れたならいっしょにポップコーンになるか

アスファルトの底にも水があることを疑いようもなくてメヒシバ

側溝の柵にもたれて見おろせば視線は亀に気づかれていた

知っているひとを見あげる顔をしてじたばた泳ぐ亀を 知らない

やわらかい丘をつくってゆうがたのエノコログサは熟れてきんいろ

スピカかくすスピカかくれるあかるくて何が起こっていてもみえない

スピカ食の終わった空をふりかえる(蝙蝠!)もういちどふりかえる


   
(「未来」742号 2013.11月)



8月12日にスピカ食(月の影にスピカが隠れてまたあらわれる、というやつ)がありました。

まだ明るい時間帯でスピカは見えなかったけど、「いまスピカを隠しているはずの月」はみえましたので写真をどうぞ

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