１０首ポイント☆

いまごろ１０首ポイントって

ちなみに、次のお題は、

011:嫉妬

012:達

013:カタカナ

014:煮

015:型

016:Uターン

017:解

018:格差

019:ノート

020:貧

です……
どうするんだ、って感じです。

010:街（やすたけまり）

街灯に連絡先があることを四月の雨のなかで教わる

009:ふわふわ（やすたけまり）

「誰だっけ、ふわふわさんて？」と訊くきみの口元はあの子うさぎみたい

008:飾（やすたけまり）

みつめれば実物大天道虫が首のちかくに飾られていた

007:ランチ（やすたけまり）

「ランチグッズ売場情けない大賞」をこのレタス柄アルミホイルに

006:水玉（やすたけまり）

虹の先回りをしよう　水玉をころがすくすりガラスにぬって

乗物のうた など

　やわらかいのりものとしてえらばれた一反もめんが闇をゆきます

「ダ・ヴィンチ」５月号の「短歌ください」で採っていただきました。
ほむらさんのコメントには、なんだか一反もめんへの愛を感じました


４／５のケータイ短歌でも、ほむらさんに読んでいただきました。
まさかの浪人ソング（笑）テーマは「春なのに…」でした。

　図書館のテラスにやってくる鳩をすべて見分けている浪人生

その昔、自宅浪人生で、毎日市立図書館のテラス席に通ってたので、鳩（隣の神社から来る）だけがともだちでした。頭とか肩とかに鳩乗せてる怪しい浪人……餌もやったりしてたけど……よく許されてたなあ（汗）暖かく見守ってくださった図書館のおねえさんありがとう。

建物のうた

笹短歌ドットコム

「建物」の回で採っていただきました。



　「今月の組み立てふろく」のりしろがずれてゆがんだ太陽の塔


　のりしろのしろは白だと思ってた 住友童話館は虹だった


むかしの雑誌のふろくはざらざらの厚紙製組み立て物ばかりでしたね。
たぶん何か規制があったんだと思う。
たしか７０年代の途中（？）その厚紙につるつるのコーティングが加わったときに感動した記憶があります。