すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

ミドリツキノワの部屋

2011-06-19 15:22:48 | すぎな日記
短期間ですが、地元長岡京市で歌集を直接みていただける部屋をつくります。
熊が常駐しているくらいで、とくに何のパフォーマンスもありません(笑)
「短歌と俳句って違うの?」ぐらいの方に気軽にのぞいてもらって、「ミドリツキノワ」の立ち読み・座り読みをしていただきます。あと、ミニ歌集喫茶的に結社誌・同人誌や歌集をならべさせてもらって、いま短歌をやっているひとたちは、こういうところでがんばっているんだよ~というのを紹介できたらと思います。
そのへんで通所施設のクッキーを売っていたり、がらくた陶器市をやっていたりするゆるーい場(民家のアトリエ)ですが、お近くの方はよかったらのぞいてください。

下記にご案内をはりつけておきます。この大雑把な案内でわかるくらいの地域の方を想定していますが、お問い合わせがありましたら右の「メッセージを送る」からどうぞ。

  ……  ……  ……  ……  ……  ……  ……  ……  ……  

「ミドリツキノワの部屋」
うたの本をつくりました。
たちよみ・すわりよみ、ご自由にどうぞ。
(もちろん買えます☆)
短歌? ぜんぜんわからない~というかたにもたのしんでいただける本もいろいろならべて、のんびりみていただける部屋にします。あそびにきてね。熊もまっています。
            
       とき
6月25日(土)~6月29日(水)
10:30~15:00
       ところ
アトリエ畔(光明寺の門の手前を右ヘ)

入場無料・見るだけもOK。
歌集「ミドリツキノワ」は1700円(消費税分はサービス)で販売します。
200~300円のドリンクもあります。

この場での収益は、
★あらぐさ集合型ケアホーム建設支援募金
★きょうされん自然災害支援基金
に寄付させていただきます。


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ロゼットハンターの旅

2011-06-08 10:48:30 | 短歌

ロゼットが古墳をつつむゆうがたにうつむいたまま会いにゆきます

ロゼットを定義しなさい《あおむけの姿勢で星をあたためること》

ノボロギク 空と向き合うロゼットにつられてときどき空を見るんだ

すこしずつかさなりながらヒメジョオンナガバギシギシナガミヒナゲシ

ページにはやわらかく影 たいせつなリングノートを地面におけば

垂直な場所にうまれたロゼットは肩をすくめてぼくをみている

シャッターを切って五秒後 雨粒においかけられたロゼットハンター

三月の濡れた砂丘にあしあとをしずめるばかり(ロゼット、いない)

ネコノメソウ 空からくるものみとどけて地の底からの声ききわけて


(「未来」713号 2011.6月)


2月のおわり、ロゼットの写真を撮るために近所をうろうろしつづけて、すっかり「ロゼット眼」になっていました。
どこをあるいていてもロゼットに目がいく感じ。(まあだいたい日頃からそんなですが。)

4月18日の記事につけた写真を見たひとから、「ノートの横に石のくまがいる!」というお手紙をいただきました。
えー知らなかった すごいなあ「熊眼」
コメント (2)
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