すぎな野原をあるいてゆけば

「おとのくに はるのうた工房」がある

月刊ミドリツキノワ 6月号

2013-06-16 14:48:55 | すぎな日記
「月刊ミドリツキノワ」6月号を公開します。
コンビニのコピー機で「ネットプリント」ができるところをさがしてください。
A4×1枚で、8ページの折本がつくれます。
折り方はこちらをどうぞ。


【推奨】セブンイレブンのネットプリント 番号  23220337
カラー60円です。(テキストさえあればモノクロでいい、という方は「白黒」設定でプリントすると20円でできます。)
6月号は6/23(日)  23:59までプリントできます。
(6/21 深夜1:00~6:00は、メンテナンスのためプリントできません。)

セブンイレブンが近くにない方
サークルKサンクス・ローソンなど、シャープのマルチコピー機があるお店ならプリントできます。ユーザー番号 WZDWAEWLHFを入力してください。こちらも金額は同じで、6/24(月) 11:00までです。
※ただし、こちらは文字が少しぼやけたり、全体的に少しだけ小さくなったりします。上の「折り方」を参考に、自分の折り目を信じてください。

6月号は、前号と同じく連作をふたつのパターンです。
「畦道スケッチ」10首/「ぎんいろの噂」5首です


《宣伝1》歌集『ミドリツキノワ』(短歌研究社)もひきつづきよろしくおねがいします。
ご注文方法はこちら

をごらんください。
《宣伝2》いま読める詩歌のネットプリントはこちら
のカレンダーで。村上きわみさんがつくってくださいました。なにか作った方はお知らせを書きこんでくださいね。



コメント (2)
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→海

2013-06-16 14:43:42 | 短歌
アーケードあるいてゆくと矢印に「海」とひとこと告げられました

つくりかけの高速道路はひとやすみひとやすみあの雲のとなりで

知らないだろうけどきみはこの町で海にいちばん近いミノムシ

ミノムシの写真を撮っているあいだガードレールに支えてもらう

矢印は港のほうを指していたけれど海にはさわれなかった

いまこれは影の木 冬の曇天に枝をひろげるミノムシツリー

灌木の枝のあちこちあたらしい羽毛はふるえ(なにがあったの)

住みたいとおもう木の根を見つけたらゆびさして うん、ぼくもおしえる

帰ったらゆくえふめいの爪切りを(港にはないものを)さがそう 

ライオンゴロシのページを膝に伏せたまま眠ってもいい二月の電車



(「未来」736号 2013.5月)


熱中症の一歩手前みたいな日がつづいてぼーっとしていました@関西
きょうも最高気温34℃の予報……
というところで、毎度おなじみ四か月ずれるパターン、冬のうたですよ
コメント
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