絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

栃木のTさん 模写

2013-01-24 | 通信指導
栃木のTさんが、模写をしてくれました。
私が描いた裸婦デッサンの顔の部分だけ描いてくれました。



なかなか良く描けています。髪の毛の表現を学ぶには良かったかなと思います。

写真を見て描くより、模写の方が勉強になりますね。
他の画家がどのように描いているかを学ぶことは、実際に描くときに使えます。

デッサンをすることは、対象物から線を選び出すことでもあります。
厳密には、線なんて一つもありません。それを線で表現するということは、画家がその特徴を捕まえようとして
描くべきところを選び出していることになるのです。

このデッサンの場合は、描き込んでありますから、単なる線だけではなく、明暗の変化まで捕まえています。
その場合でも、全てを描き切れる訳ではありませんから、どこをどのくらい描けば捕まえた気がするかを判断している訳です。
もっと時間があれば、もっと細部まで迫るかもしれませんが、ポーズをしてもらえる時間が限られているので、その時間内で
とりあえず、バランスを考えてやめている訳です。

ということは、全体を考えたときに、この部分はこのくらいまでは描いておこうという意志が働いているのです。

それを学ぶのにも、模写は良い勉強です。

私のこのデッサンの反省は、やや縦に伸びてしまっていることです。
そのダメな所まで、写されてしまいました。
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教員早期退職問題

2013-01-24 | いろいろ
教員の早期退職希望が問題になっている。

答えは簡単。

退職して、2月1日から3月31日まで、非常勤で担任を続ければ良い。

そうすれば、生徒も担任も困らない。


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退職金制度の改訂で、1月31日に退職したいという希望が110人出ていることが問題になっている。
その中の30人は、担任をしているという。生徒も教師もそんな時期に退職するのは、困るだろう。

県は、辞めた先生の代わりを非常勤で対応すると言っている。
それなら、その先生に引き続き非常勤をしてもらうことで、対応すればよいと思う。
なぜ、そう考えないのか?

それよりも、退職間近というのだから、校長先生がたくさんいるだろう。
卒業式を目前にして、校長が辞めることはありえないから、退職希望者はいないだろうと思うが。

この問題は県が対処すべきで、特例を作って、退職金は今までのままで、3月末まで勤めてもらえる状態を作るべきだろう。






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