絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

栃木のTさん 人物デッサン

2013-01-09 | 通信指導
栃木のTさんが、人物デッサンを勉強されています。



以前描いたデッサンより数段良くなったと思います。
このようなデッサンを何枚でも描いて行けば、人物も描けるようになるでしょう。
ビーナスの石膏デッサンを見ると、石膏を描く力は美大生レベルにあるので、かなり力がついたと思いますが、
生きている人間になるとまた一段階難しさが違うのですね。

このデッサンで、欲を言えば、空間意識をもっと強くもつことです。
まだ、それぞれの空間の位置関係が曖昧です。
というか、それこそ空気を描くというつもりがほしいです。

自分がハエになって、この人の周りを飛び回ったら、そこにどのような空間があるかという気持ちです。
違う言い方をするなら、こんな人物の形をした山があったら、そこに取り巻く霧や靄がある場合、どこは霞んで見えるとか考えることです。


私が以前描いたデッサンの描きだしですが、このような意識です。



鼻の頭が一番近くて、両サイドに行くと遠くなるという意識。

参考にしてください。

Tさんの場合なら、手前の肩が一番近くて、その向こうに頭がある。
頭も鼻が一番近くて、耳は遠くにあるという意識です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狭山のKさん 布のデッサン完成

2013-01-09 | 通信指導
狭山のKさんが、布のデッサンを完成してくれました。



よく粘りました。
途中経過が数枚あるのですが、同じデッサンばかり紹介してもと思い、ご覧頂きませんでしたが、
よく頑張ってくれました。
これなら場合に寄ると、このままでも30号とか40号にできそうな感じさえします。
これを進めて行けば、中村先生の南瓜に迫るような迫力ある絵にもなりそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする