初めは、気楽に始めたデッサン会でしたが、その内全員が県展に出品するようになりました。
今では、ほとんど全ての人が県展に入選しています。
二年続けて入選者11名、残念ながら全員入選はまだ果たせていませんが、落ちたのは一人でした。
こんなに入選する会は珍しいでしょう。県展の入選率は33パーセントくらいです。
1500人が出品して500人が入選ですから、1000名は落ちるのです。こう考えるとかなり厳しい展覧会です。
レベルもとても高く、全国の公募展と比べても、それ以下のものがたくさんあるくらいですから、大変なものです。
夢工房デッサン会では、このデッサン会を始める前から県展に出品している人がいて、その方たちも私の所へ来るまでは、県展に入選したことがない人たちでした。中には、死ぬまでに1回でいいから入選してみたいとおっしゃっていた方もいました。
その方も、昨年で5回入選を果たしました。一度でいいからという気持ちが、熱意ですね。
今では、私の所へ来れば、誰でも必ず入選できるというような錯覚をするほど、ほとんどの人が入選していますが、実は、本人たちの相当な努力があるのです。みんな本当によく頑張る感心する人たちです。この努力がなければとても入選は果たせません。
あれは、先生の力だよと悪口を言う人がいるそうです。これだけ入選してしまうと妬みも出るでしょうね。
しかし、この努力を知ったら誰でもというわけではないと分かる筈です。
初めの内は、デッサンだけで良いと思って、やっている人たちも、周りの人たちが挑戦しているのを見るとやってみたくなるということが起こります。私も、どうですか、出してみませんかと声をかけました。
なぜなら、県展に入選している人たちと比べて、デッサンにおいて負けてない人だからです。
日頃のデッサン会の取り組みを見ていて、この姿勢で追究しているなら、必ず絵も描けますよとお勧めしました。
ーーーーーーーーーーーーー
よく覚えているのは、美味倶楽部なかまちの玄関のところで、三人の生徒さんに、やってみませんかとお誘いした時でした。
それは、県展搬入の一カ月前でした。私も計画性がないと言うか、酷いタイミングで勧めたものだと、今になると反省しています。ですから、案の定といいますか、間に合わない人が一人出てしまいました。
また、一人は入選できませんでした。しかし、KHさんは、間に合って入選しました。
初めて描いた60号の油絵でした。以前一年間だけ絵画教室に通った経験があるそうですが、そのときは30号くらいの絵を描いた経験があるそうですが、60号という大きさの絵は初めてで、描いている途中経過を見ると、やはり素人でした。
それでも、努力とセンスの良さがあって、一歩づつ着実に完成に近づけて、堂々と入選レベルの絵になりました。
落選した方も、絵のレベルは入選近辺にいたと思います。
間に合わなかった人は、その絵が二カ月後に仕上がって、次の年の県展に入選しています。
落選した人も、次の年から入選を果たし、それ以降、その三人はずっと入選を続けています。
もう、最初に入選した人は、5回連続入選を果たしました。その他の二人も4回連続入選を果たしています。
また、とんでもない驚きは、KHさんが、二回目の挑戦のとき、特選になってしまったことでした。
これは、驚きでした。埼玉県展の特選は半端ではありません。
日展に何度も入選している人でさえ、まだ一度も取れてないという人がいるくらいです。
このデッサン会の実績は、驚きの結果であるということで、埼玉新聞でも取り上げられ、4年連続取材していただきました。
その都度、ニュースに値するものがあったのです。昨年は、私の方で連絡をしませんでした。その前の年と同じ結果なので、ニュースバリューがないと私が判断しました。
つづく
今では、ほとんど全ての人が県展に入選しています。
二年続けて入選者11名、残念ながら全員入選はまだ果たせていませんが、落ちたのは一人でした。
こんなに入選する会は珍しいでしょう。県展の入選率は33パーセントくらいです。
1500人が出品して500人が入選ですから、1000名は落ちるのです。こう考えるとかなり厳しい展覧会です。
レベルもとても高く、全国の公募展と比べても、それ以下のものがたくさんあるくらいですから、大変なものです。
夢工房デッサン会では、このデッサン会を始める前から県展に出品している人がいて、その方たちも私の所へ来るまでは、県展に入選したことがない人たちでした。中には、死ぬまでに1回でいいから入選してみたいとおっしゃっていた方もいました。
その方も、昨年で5回入選を果たしました。一度でいいからという気持ちが、熱意ですね。
今では、私の所へ来れば、誰でも必ず入選できるというような錯覚をするほど、ほとんどの人が入選していますが、実は、本人たちの相当な努力があるのです。みんな本当によく頑張る感心する人たちです。この努力がなければとても入選は果たせません。
あれは、先生の力だよと悪口を言う人がいるそうです。これだけ入選してしまうと妬みも出るでしょうね。
しかし、この努力を知ったら誰でもというわけではないと分かる筈です。
初めの内は、デッサンだけで良いと思って、やっている人たちも、周りの人たちが挑戦しているのを見るとやってみたくなるということが起こります。私も、どうですか、出してみませんかと声をかけました。
なぜなら、県展に入選している人たちと比べて、デッサンにおいて負けてない人だからです。
日頃のデッサン会の取り組みを見ていて、この姿勢で追究しているなら、必ず絵も描けますよとお勧めしました。
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よく覚えているのは、美味倶楽部なかまちの玄関のところで、三人の生徒さんに、やってみませんかとお誘いした時でした。
それは、県展搬入の一カ月前でした。私も計画性がないと言うか、酷いタイミングで勧めたものだと、今になると反省しています。ですから、案の定といいますか、間に合わない人が一人出てしまいました。
また、一人は入選できませんでした。しかし、KHさんは、間に合って入選しました。
初めて描いた60号の油絵でした。以前一年間だけ絵画教室に通った経験があるそうですが、そのときは30号くらいの絵を描いた経験があるそうですが、60号という大きさの絵は初めてで、描いている途中経過を見ると、やはり素人でした。
それでも、努力とセンスの良さがあって、一歩づつ着実に完成に近づけて、堂々と入選レベルの絵になりました。
落選した方も、絵のレベルは入選近辺にいたと思います。
間に合わなかった人は、その絵が二カ月後に仕上がって、次の年の県展に入選しています。
落選した人も、次の年から入選を果たし、それ以降、その三人はずっと入選を続けています。
もう、最初に入選した人は、5回連続入選を果たしました。その他の二人も4回連続入選を果たしています。
また、とんでもない驚きは、KHさんが、二回目の挑戦のとき、特選になってしまったことでした。
これは、驚きでした。埼玉県展の特選は半端ではありません。
日展に何度も入選している人でさえ、まだ一度も取れてないという人がいるくらいです。
このデッサン会の実績は、驚きの結果であるということで、埼玉新聞でも取り上げられ、4年連続取材していただきました。
その都度、ニュースに値するものがあったのです。昨年は、私の方で連絡をしませんでした。その前の年と同じ結果なので、ニュースバリューがないと私が判断しました。
つづく