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イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

空中庭園?壁の花?緑の体毛フサフサ壁

2019年11月23日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
ストックポートを縦断する国道A6(ロンドンとスコットランドとの国境の町、カーライルを結ぶ長い長い道路です)の、中央図書館の斜め向かいに瀟洒なアパートメント・ビルディングが建設されつつあります。


外壁の一部が地上階から最上階までが緑の植物で覆われた「高層立体植物園」になっているのが最近判明しました。



網で覆われた足場が取り払われつつあるところです。

囲いに張り付けられた完成予想図を見ると、建物の凹凸の要所要所に緑に覆われた壁を設けるようなのです。
上の写真の左側、足場に囲われた部分にも現在植え付け中です。

遠くから見たら、ただのコンピューター・グラフィックの壁紙模様のようにのっぺりして見えますが....


すぐ下まで行ってみてみました。あまり精度の高くない望遠写真も撮ってみました。

トウモロコシの毛のような垂れ下がった植物が風にひらひらしていました。

おなじみ、2018年にカーバンクル杯(Carbancle Cap 連合王国で一番みっともない建築物大賞)獲得の栄誉に輝いた総合レジャー施設、レッドロック Redrock のあるブリッジフィールド・ストリート Bridgefield Street の角にある「緑の体毛フサフサ壁(命名;私)」。




レッドロックがオープンするまで、この通りは表通りの商店の裏庭がずらりと面しているみすぼらし~い裏通りだったのです。
つぶした段ボール箱やゴミ箱が丸見え、休憩中の従業員がタバコを吸うために裏口に出てくるぐらいしか人通りもない寂しい場所だった印象です。

店の裏庭をすべて囲っちゃうことにより見違えるほどスッキリしました。

3年もたつと植物が壁に貼り付けた土壌にすっかり根をおろし、しっかりと繁茂しています。



去年、2月にストックポート日報に写真をのせたクリスマス・ローズはまだ咲いていませんでした。残念。

この、都会の建物の外壁を植物で覆うプロジェクト、なかなかいいと思います。
すでに多くの場所で好評らしいのですが、植物は生き物なので、維持がけっこう大変そうですね。

マンチェスターで不成功に終わった小さなプロジェクトが2件思いつきます。

実はこの毛深い壁の内側には、私がボランティアとしてお手伝いしているチャリティショップ、オックスファム Ovfam の裏庭(バックヤード backyard) があるのです。

特別公開;緑の体毛フサフサ壁の内側。


左側の現在閉店、空き店舗になっている美容院と共有のバックヤードです。
オックスファムしか使用していないので比較的スッキリしていますが気をつけないと粗大ゴミ置き場になり果てます。

しかもレッド・ロックの多層階駐車場のエレベーター乗り場から丸見えなので巨大な産業ゴミコンテナの周りなどがゴミだらけにならないように私が気を配っています。
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