最近、勢いのある中国SFの短編集。
普通に面白いが、絶賛するほどではないというのが感想。最近、カクヨムをやっていて思うのが、短編に関してはプロと素人との差はない。というか、素人の方が面白い。より、正確に言うと、面白い作品を連発する素人はほとんどいないが、一生に一度の傑作が集まることで、珠玉の短編集となる。
プロと素人との差は、コンスタントに高レベルのものが出せるか、読ませる長編を書けるかだと思うので、Wikipedia的な集合知には、どんなに秀でた人間でも、個人では太刀打ちできないということが、逆説的だが、近年、最高傑作と言われる本作にて、明らかになった。
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