ちょっとした所用があり、小浜に行ってきた。昼を食べようと思い、昔行ったことのある三丁町の「酔月」を目指した。ここは、町家風の料亭のような感じの店で、お昼はリーズナブルに食べられたはず。ところが、行ってみると閉まっている。定休日などではなくて、どうも店を辞めた感じである(後でホームページを見るとちゃんとメニューも表示されており、よくわからないが)。
このあたり、かつて遊郭のあったあたりだそうで、古い風情を残した町並みになっており、散歩にはいい感じなのだが、だれ一人歩いていない。確か鯖寿司などを売る店もあったはずなのだが、閉まっている。近くの有名な「ほり川田村長」の昼食も魅力的であったのだが、こちらもランチは辞めてしまったようで、残念である。
一方、市内の中心部(住所は不明)には、新しく復元された町並みが現れている。こちらはいかにも復元であるが、電線も地中化され、外観はまあ統一されている。ところが、普通なら「和」の雑貨とか地元の海産物とかの店がありそうなものだが、年配者用の衣料品や履物(靴屋という感じではなく)の店などしかなく、これ以上ないほどのミスマッチである。
さらに、駅前に向かうと廃墟のようなビルが点在しており、見るも無残である。小浜は、海や歴史など観光要素も多く、ポテンシャルは高いはずなのに、すべて点在しており、残念である。いろいろ事情はあるだろうが、1箇所に集め、町並みとあわせて売り出すことができれば、観光客は増えると思うのだが。(写真は新しい復元町並みと、ほり川田村長、それに駅前の廃墟です。)
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