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金沢「しいのき迎賓館」とポール・ボキューズ

2013-02-19 | グルメ

金沢の中心市街地の香林坊から兼六園に向かって2~3分歩くと、「しいのき迎賓館」という建物がある。わりと最近誕生したもので、どうやらもとの県庁舎をリニューアルしたものらしく、石川県政記念という枕詞がついている。旧石川県庁舎は大正13年の建築だそうで、このしいのき迎賓館、公園側はガラス張りの近代的な外観になっているが、道路側は昔の建物の面影がそのまま残されている。見る方向によってまったく違う建物に見える。

ここは貸し会議室やギャラリーなどがメインになっているが、入居しているテナントがいくつかある。一つはセレクトショップGIOという雑貨屋?である。「石川の工芸を中心に、厳選した商品を「今様スタイル」で紹介します。」とのことだが、ちょっと店が狭すぎて展示されているものが少なく、あまり魅力を感じなかった。あと、大学コンソーシアムもはいっていて、各大学共通のサテライトキャンパスがある。

ここで特筆すべきは、あの「ポール・ボキューズ」が入っていることである。東京のほかは、名古屋、福岡にしかないのになんとここ金沢である。1階には「カフェ&ブラッスリー」が入っているが、2階には上級クラスの「ジャルダン・ポール・ボキューズ」がある。もとの「大正ロマンあふれる」知事室を改装したものらしい。このランクになると、日本ではほかに代官山にしかないようだ。

土曜日の昼であったが、ランチ3800円からという値段なのに、満席という表示が出ている。本店はフランスのリヨンだそうで、「金沢は海や山の幸に恵まれ、リヨンと自然環境が似ている」のだそうだ。本当だろうか。金沢にこれほどの(食事レベルの)ポテンシャルがあるとは思わなかったが、考えてみれば加賀料理などもかなりの値段がするので同じかもしれない。

ところでこちらの方はとても予算的に無理なので(満席でもあったが)、1階のブラッスリーの方で食事することにした。こちらもほぼ満席だが、2階の半分程度のお値段である。ただし、東京で食べたときとほぼ同じ価格で、地域差はないようだ。ちなみに、福井の自然環境も似たようなものなのだと思うのだが、ポール・ボキューズは無理でももう少し全国区のレストランが来てくれないだろうか。

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