つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

福井県立恐竜美術館に行く

2013-07-13 | 教養・娯楽






勝山市にある福井県立恐竜博物館に行ってきた。開館して13年ほど経つことになるが、4回目である。この恐竜博物館、世界三大恐竜博物館に数えられ、知る人ぞ知るワールドクラスの博物館である。入場料は県立だけあって常設展で800円と格安であり、これではそれぐらいのものかと思われてしまう。もっと値上げした方が人が増えるのではないかと思う。

この恐竜博物館、福井から東へ車で40分ほどの山の中にある。電車とバスでも行けないことはないが、なかなか不便な場所である。しかし、四万十の山の中にある海洋堂のホビー館に比べるとだいぶマシである。あちらはわざわざ行くへんぴな博物館ということで売り出しており、今や不便だから人が来ないということはないようだ。事実、駐車場には県外ナンバーの車もずらりと並んでいる。

恐竜というトピックをテーマにした博物館は、学術的な面と観光的な面のバランスをとりながらやっていく必要があり、運営ははなかなか難しいことと思う。学術的な面に特化してしまうと、世界的な評価は高くなると思うがマニアしか来なくなるし、観光的な面に特化してしまうと、来場者は多くなるが単なる観光施設になってしまう。

とりあえず、バランスはとれているようで、ハイテクを使った動く恐竜や、貴重な化石の展示など、コンテンツも豊富である。残念なのは、恐竜博物館の帰り、もう1か所勝山でどこかに寄ろうとしても、それが見当たらないことである。「ゆめおーれ勝山」とかもあるのだが、県外客にはインパクトに欠ける。少し離れると永平寺や一乗谷朝倉氏遺跡などもあるのだが、これでは勝山市内に金が落ちないと思う。あ、そういえば、かつて「越前大仏」というトンデモ物件があり、ある意味有名ではあったけれど。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします


最新の画像もっと見る

コメントを投稿