福井で、「オールナイトニッポンコンサート」が開催された。ネットを見ると全国何か所かで開催されているようで、出演者は少しずつ違うようだ。オールナイトニッポンという番組とコンサートの内容は直接の関係はないようだが、時代背景は同じであり、オープニングテーマはやはりあの「ビター・スイート・サンバ」である。
オールナイトニッポンと言えば、ご存じニッポン放送で毎日放送されていた(今もされている!)深夜放送の番組であり、受験勉強の友であった。年がわかってしまうが、確か午前1時スタートであり、旺文社のラジオ講座(昔は地方の受験生には学習塾などなく、ラジオで勉強していたのだ。)の後に放送されていたような気がする。
あの頃、多くの人たちは高性能のラジオを聴きながら受験勉強をしていたのではないだろうか。地元局ではやってなくても、夜になるとなぜか遠くの電波もキャッチできるのである。このオールナイトニッポン、もらったチラシによると、今やパーソナリティ(当時はこう言った。)は、ゴールデンボンバーやAKB48になっているらしい。隔世の感がある。
さて、そのコンサートだが、南こうせつ、ビリーバンバン、小椋佳という豪華3本立てである。青春時代に戻ったようで本当に懐かしい。聴衆はどうやら平均年齢がアラウンド還暦あたりのようである。セットリストを記録しようと思ったのだが、あいにく暗くてできなかった。アンコール曲は小椋佳の「さらば青春」を出演者全員でという構成。泣かせますね。こうせつと小椋佳は別としてビリバンはちょっと劣化が激しいようだ。
ところで、会場のフェニックスプラザもかなり老朽化しており、椅子が悪すぎて尻が痛くてたまらない。昔から音響もよくないと言われていたが、せめて椅子だけでも改修していただきたい。一方、終演後も、田原町駅からの福井鉄道やえちぜん鉄道は22時半以降まであり、地方鉄道としては立派なものである。ぜひ電車を利用しましょう。
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