先日、ご承知のとおり緊急地震速報が発表されたが、カラ振りであった。オフィスに警告音が一斉に鳴り響き、最初何が起きたかわからなかったが、画面を見ると緊急地震速報と出ている。しかし、仕事中の場合、自分だけ逃げ出すわけにもいかず、何をするでもなく、いつ揺れが来るかと身構えているだけである。
空振りに終わり、気象庁を批判する声も多いが、まあ、実際に地震が来るよりはよほどいいわけで、外れてよかったというところではある。的中率や精度は別として、伝達の面だけ考えてみると、これだけのシステムを作り上げられる日本の科学技術が優れているということがよくわかった。
ということで、緊急地震速報の実際はよくわかり、いい訓練にはなったと思うが、いつ揺れが来るかとじっと待っている間は精神的にはかなりよくない。震源地とされる地点の近くに家族や知人がいればなおさらだ。それに、動揺して車の運転を誤ったりすると二次災害?のおそれがある。
速報を受け、JRなど鉄道各社では電車を止めて点検したため、電車のダイヤの乱れは終日続いた。北陸線でも終電に近い段階でもまだ10~30分ぐらいは遅れていた。えちぜん鉄道も同様である。福井鉄道は電車を止めなかったので遅れはなかったという話だが、それはそれでどうなんだろうか。
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