福井駅から車で5分ぐらいのところ、九十九橋の近くに「あまとや」という和菓子屋さんがある。知人に紹介してもらったのだが、あまり目立たない小さい店構えであるものの、地元では結構知られているらしい。何よりも、小学館のビッグコミックオリジナルに連載中の「あんどーなつ」に「あまのや」という名前で登場したという話題性を持っている。
さまざまなお菓子が並んでおり、どれを買おうか迷うが、羽二重餅(繊維の「羽二重」をイメージした福井名物のお餅です。)の生地にくるみを混ぜてシューでサンドした「福の音(ね)」というお菓子と、こちらも福井名物の水ようかんを求めてみた。
福の音は、もう少しだけ有名な福井・勝山の「羽二重くるみ」という和菓子に似ているが、こちらの方が素朴で手作り感があり、くるみの量も多いように思える。羽二重くるみもおいしいが、こちらも負けずにおいしい。水ようかんは、福井の冬の名物として少しずつ名が売れてくるようになり、福井では「江川の水ようかん」が最も有名であるが、食べ比べてみると、失礼ながら江川はかなり水っぽく、あまとやの方がコクがあっておいしかった。
行列ができる有名なお菓子屋さんとかは全国にたくさんあり、この町に行ったらこの店へという定番の店も多い。しかし、もちろん有名でない店でもおいしいところはたくさんあり、たぶん味は紙一重の差であろう。「あまとや」も味では負けないし、雑誌に載って手がかりはつかんだと思う。福井に行ったらこの店、というところを少しでも多くするためには、味もさることながら、行政や地域も含めた仕掛けの工夫が何より重要であると思う。
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さまざまなお菓子が並んでおり、どれを買おうか迷うが、羽二重餅(繊維の「羽二重」をイメージした福井名物のお餅です。)の生地にくるみを混ぜてシューでサンドした「福の音(ね)」というお菓子と、こちらも福井名物の水ようかんを求めてみた。
福の音は、もう少しだけ有名な福井・勝山の「羽二重くるみ」という和菓子に似ているが、こちらの方が素朴で手作り感があり、くるみの量も多いように思える。羽二重くるみもおいしいが、こちらも負けずにおいしい。水ようかんは、福井の冬の名物として少しずつ名が売れてくるようになり、福井では「江川の水ようかん」が最も有名であるが、食べ比べてみると、失礼ながら江川はかなり水っぽく、あまとやの方がコクがあっておいしかった。
行列ができる有名なお菓子屋さんとかは全国にたくさんあり、この町に行ったらこの店へという定番の店も多い。しかし、もちろん有名でない店でもおいしいところはたくさんあり、たぶん味は紙一重の差であろう。「あまとや」も味では負けないし、雑誌に載って手がかりはつかんだと思う。福井に行ったらこの店、というところを少しでも多くするためには、味もさることながら、行政や地域も含めた仕掛けの工夫が何より重要であると思う。
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