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消費税の総額表示とは

2013-07-06 | 社会問題




来年4月から消費税が8%に上がることになっている。しかし、「経済状況の好転について、名目及び実質の経済成長率、物価動向等、種々の経済指標を確認し、前項の措置を踏まえつつ、経済状況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め所要の措置を講ずる。」という附則がついており、結局上がるかどうかは直前にならないとわからないのである。

それで個人的にはちょっと困っているのだが、それはそれとして、この消費税に関し、先日、陸上自衛隊が、入札の際、消費税の「内税」価格(すなわち総額表示)での入札を求めたとして、批判されている。どうやら、政府調達では、本体価格+外税でないといけないようだ。地方自治体でもそうかもしれない。総額表記にすると、業者側に、利潤の圧縮などの負担を強いることにつながりかねないからとの理由だそうだ。

しかし、確か、消費税は総額表示が原則であったはずである。総額表示というのは税金を目立たせないようにしたいという国の思惑があるのだと思うが、それでもずいぶん定着してきたと思う。しかし、いまだに税抜金額をメインに表示しているものがある。厳密にいうと総額も記載はされているのだが、パッと見ると税抜金額が目につくということである。

980円だと思って食事をすると、1029円とられてなんか損をした気分になる。身近なところでは、8番らーめんやステーキガストがそうである。昔はゲンキーもそうだった。まあ、ちゃんと書いてはあるんだけれど、安いと錯覚するのでやめていただきたい。それにしても、国は、店には総額表示を指導している一方で、調達の際はそれはいけないって、よくわからない話である。

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