新幹線からの車窓といえば、富士山や浜名湖が一般的だが、個人的には田町付近を在来線の駅を見下ろしながらゆっくりと走る雰囲気も捨てがたい。
ところで、新幹線に乗っていると思うのだが、田んぼや畑の中に小さな看板がよく立っている。
目に付くのは、「白松がモナカ」というのと「727」というものだ。
昔からあれは何なんだろうと思っていた。
白松という会社のモナカかな、とも思うのだが、「が」がわからない。所有格なら普通は「の」であろう。白松というのはモナカなのか。「しろまつ」か「しらまつ」か謎は深まるばかりだ。
727は下にcosmeticsと書いてあって化粧品会社らしいが、727といえば普通は飛行機だろう。こちらも謎だ。
しかし、意外に印象に残る。そんなにお金もかかってないだろう。よい広告戦略である。
例えば、「ヨーロッパ軒」とか「けんけら」というのを何本も立ててみてはどうだろう。あれは一体何?ってことになって検索ワードの上位にはいり、話題を呼ぶかもしれない。