社会科学上の不満

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1900年代の世界の常識

2013-02-25 00:01:18 | 社会常識と教育

 1900年代の世界は、白人の世界であった。有色人種は「人」ではなかった。白人の世界観は、神→人(白人)→獣(有色人種)であり、有色人種同志の争いは獣の争いであり、人間(白人)は関与しない。獣が人間(白人)に襲い掛かったら当然人間は獣を殺しても構わない、と言う世界観だった。人間(白人)と獣との違いは、ルールを守るかどうかであった。日本人は武士道精神によりその白人よりルールを守る人種であった。幕末に日本に来たシュリーマン(トロイ遺跡発見者)が、賄賂に応じない幕府役人に感激している。そして当時大国であるロシアを倒した、特異な国民であった、開国から半世紀足らずで。日本人はそのため名誉白人となる。日露戦争の前にはしかも白人の雄である英国と同等の日英同盟を1902年に締結する。

 当時の朝鮮は、小数の両班と呼ばれる特権階級と奴隷のような国民がいた国だった。当時の写真を見れば女性は上半身裸の状態だ。糞便は通りに垂れ流しで臭気がヒドイと所であった。王宮の直外でさえ同じ様な状況であった。一般の女性には名前がなく、「何々の何番目の娘」と言う呼び方だった。両班は文字の読み書きできるが一般人は文盲であった。

 当時の両班である朝鮮の国会の最大与党は「一心会」が、日本との合同を望んだ。考えてみれば、日本は当時の白人の雄英国と対等の条約を締結している。フーバー米国大統領の回顧録からも朝鮮は世界から「獣」としてしか相手にされていない。

 しかし日本と併合すればその白人の雄英国と対等の立場になれる。それに反対していた伊藤博文を暗殺し、ジャマ者を排除して何とか日韓併合にこぎつけた。1910年のことである。

 日本人であることは、当時の世界では「白人」と同等に扱われる。朝鮮人(有色人種)では、白人世界では人間として扱われない、これが当時の世界であった。この白人世界では日本人と言う国籍は、朝鮮人(有色人種)には憧れの国籍であった。ところが日本は法律を作り拷問や違法行為を取り締まった。両班たちは堂々と食い逃げが出来なくなった。違法行為も特権をかさに拷問など何でもありの現在のヤクザより性質が悪かったが取り締まられた。また学校を作り子供に「字」を教えた、ハングルも教えた。次第に読み書きを飯の種にしていた両班は収入が無くなり日本を恨む者が多くなった。

 日本は朝鮮併合に反対の人間が多かった。しかし複数の白人国家が面白がり朝鮮人(獣と思われている)を日本に朝鮮の面倒を任せたら良いと言うことで、日本への圧力を白人国家がかけてきたそうだ。

 1960年代の米国でさえ未だ店の入口やトイレさえ白人と黒人は異なっていた。現在でも米国の南部の田舎では同様の様である。バスの座席でさえ異なる。オバマが大統領になった現在も南部の田舎では昔と変わらないそうだ。白人=人間、有色人種=獣、と言う図式は今でも残っている。最近はサッカーで似たような事件が起きている。

 中国や南北朝鮮の行動を見てみると確かにルールを守ろうという遵法精神が欠落している国民に見える。サムスンだけで特許違反の訴訟数千件を抱える。

 

 

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