米国産輸入牛肉の規制が緩和された、消費者団体は全頭検査を求めていたが、現実には20ヶ月未満の牛肉は輸入が認められていた。狂牛病に感染する時間がないということで。それを30ヶ月未満に緩和した。市民団体の方々が怒っているが、チョット待って欲しい。
現在、三陸産の魚はモニタリング検査を行い、放射線の影響がないモノが市場に出ている。全匹検査ではない、モニタリング検査である。牛肉は全頭検査を求め、魚はモニタリング検査で良いのか?公平性を疑われてもしかたがないではないか?ダブル・スタンダードとの非難が出てくる。この批判を市民団体の方は如何に整合させるのか?
日本人がハワイや米国本土に年間どれだけの人数訪れて、米国産牛肉を食べているのか考えて欲しい。輸入肉だけ禁止しても意味があるのか?検査を行うことは重要であるが、中国のようにいい加減ではない。少なくともダンボールや残飯が冷凍餃子にはならない。これら市民団体の方の「反対」と言う批判の狼煙が、米国産に向かい中国産や韓国産に向かわない印象が強い。輸入に不向きなのは明らかに中国産食品だ、その検査体制に信頼も置けないし、現実に禁止農薬の使用も時々発見されている。しかし騒ぐのは米国が問題を起した時のみ。何らかの意図を感じる。それともマスコミが米国の問題以外取り上げないのだろうか。「所詮、左翼に毒された」と陰口を言われていることをご存知か?市民団体の方々は。