躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

皮算用

2007-10-17 20:36:15 | Weblog
えんどう豆2種類を播いた。
ツタンカーメンのえんどう豆と普通のグリンピース。
播く場所に困った。
まだ夏野菜が場所をとっているんだ。
放任好みのブラジルミニトマトは枝を広げて畑いっぱい。
今でも花を咲かせている。
ナスも地這いキュウリもそうだ。
もう実は大したものは生らないので、普通なら刈り取ってしまうのだろうけど、
なんだか可哀想で・・・・
なんとか場所を作って、えんどう豆を播いた。たくさん・・・うふふ豆ご飯、(て、まだ芽も出てない)

イチゴの植え替えもした。
今年の苗からランナーが出て、新しい苗が次々できてたくさんになった。
それを、別の場所植えなおしたのだ。
来年はイチゴジャムを作ろう・・・これまた、とらぬ狸の皮算用。

庭の木立の中で作っているシイタケ。
2、3日見なかったら。直径20センチになっているのがあった。
1枚を昼食と夕食に使ってもたっぷりだった。
これは思わぬ収穫。








引き篭もり

2007-10-15 21:31:13 | Weblog
「庭のアケビ」
本当はもっと綺麗な紫色なんだけど、今年はうちの庭のはこんな色。
中の白い棒状のを食べます。
甘い味で、黒い粒粒の種がたくさんあります。
(写真:とうちゃん)

このところ、とうちゃんは気功の先生の本の編集に精を出している。
それで、二人とも必要な最低限の外出以外はしないので、引き篭もりみたいな生活だ。
外出の気功とダンスは黙ってするものだし、他人と話すことがとても少ない。
畑に出ていると出会う近所の人と、たまには何分か立ち話をするくらいだ。
一日中、誰にも会わない日や、家の敷地から出ない日もある。
今は忙しそうなとうちゃんとも、ゆっくり話をする時間はそれほどない。
私も一人で考えたいこともあるので、話かけられても上の空の時もある。
以前はおしゃべり好きだったから、こういう生活を結構楽しんでいる自分を、
へ~と思う。
特に何をするわけでもなく、生活をしているだけの一日もいいものだ。

そういえば、あのおばあちゃんはどうしているかしら。
森の小さな家で一人暮らしのおばあちゃん。
(彼女は哲学の著書がある)
「ここが好きなの。どこにも行きたくなんかないわ。
ここに座っているだけでね、庭の景色の方が変わってくれるの。
一日のうちでも日が射す方向で庭の景色が違うでしょ。鳥も来るしね。
天気も季節も変わるから、飽きることなんてないのよ。」


2007-10-13 20:36:56 | Weblog
ある日の夕焼け
(写真:とうちゃん)

今年生り年の柿が次々熟れてます。
とうちゃんも私も食べ過ぎて、昨日あたりから控えめにしている。
柿の木は渋柿5本と1本の甘柿。
とても二人では手におえない。
たわわに生っている枝をみながらどうしたものかと・・・

渋柿は毎年干し柿に挑戦するのだけど、
この時期、この辺ではそれほど気温も低くないので、
乾燥した日が長く続かないと、乾かないうちにカビが生えてしまうのです。
全滅の年もありました。
それでも、今年も挑戦してみるけど、
手間もかかるし、あまりたくさんはやりたくないなあ。

それから、焼酎で渋抜きをして食べる方法もあって、これは確実だけど、
保存や味を考えるとやっぱり干し柿ですね。

もちろん、甘柿は採れば皮をむいてそのまま食べられる。
でも、その採るのも結構大変なのです。
脚立に登って、高枝切りを伸ばして、摘み取ったのを落さないように挟んだまま、
周りの枝を避けながら地上に降ろす。
首が痛くなるってとうちゃんが言っている。
こんなにたくさんだから誰かに上げたいと思っても、採る大変さを思うと躊躇します。

実が熟し切って落ちて来たのをすぐ食べるのがいちばん簡単です。
皮の中のグジュグジュになった実をすするように食べるのです。
硬いのと違って、渋柿でもこれはあま~くなっていて、美味しい!
お店では買えない熟柿(じゅくし)です。



船長一緒に踊りませんか?

2007-10-12 17:32:47 | Weblog
ハッピーダンス参加者は9名。
9時から4時間なので、遅く来て早く帰って行く人もいた。

そのあと、近くの個人の家を改築して始めたレストランで、
ハッピーダンスの友人二人(内一人は菜園仲間)と食事をした。
だけど味が不満。
なんとかのイタリアンソテーとか、アーモンドポワレなんとかとかを目の前に、
「やっぱり採りたての野菜がいいよね。畑で採って畑でかじるのが1番ね。」
「畑の野菜を茹でただけとか、焼いただけとかがいいよね。」
「新鮮が何よりよね~。」
などと、プチ田舎ならでの話題・・・・ごめんなさいマスター、もう2度と行かないから。(笑)

帰りに久しぶりにクック船長を見た。
いつもの白いタイツに黒い長めのジャケット、それから、もちろんカラフルな造花のいっぱい付いた超特大の帽子で、
背筋を伸ばして、いつものように自転車に乗っていました。
船長、その格好で一緒に踊りませんか?
なになに?これ以上のハッピーは必要ないって?
確かに。
あなたにお会いしただけでも、ハッピー倍増です。
すれ違う時に車の中から手を振りました。
まだ知り合いじゃないけど。いつか・・・

今日のダンスは気持ち良かったけど、なぜか疲れた。
走りすぎ。(笑)
次は26日(金)です。










難題

2007-10-11 17:50:20 | Weblog
ウッドデッキでランチ。
たまにはおしゃれなメニューでと、
かぼちゃのクリームスープ、トマトとナスのスパゲティ、キャベツとキュウリのサラダ。
自家菜園の野菜で、全部手作りです。

おしゃべりしながら食べていて、ふと、とうちゃんのサラダのお皿に目をやると、
芋虫!!
こげ茶色で3,4センチ。まずそうなの。
すぐ真上の枝から落ちてきたのだ。
だから、この木は切ろうといったのに~。
おしゃれなランチは何処へやら~。

サラダは無事だったけど、芋虫君は、オリーブオイルのドレッシングまみれだ。
ベンチの上に放しながら、「そこの蛙の餌になるね。」と、とうちゃん。
毎日デッキにいる蛙と話しているものね。
蛙の味方か。
「それじゃあ、芋虫は可哀想じゃないの。それに、このちび蛙たちには大きすぎて食べられないよ。」と、私。
「無理かなあ、この間はもう少し大きい蛙がこのくらいの芋虫を食べてたよ。」と、とうちゃん。

芋虫君はベンチの上でハイハイしていたかと思うと、
つるんとすべって下に落っこちた。
可哀想に、油のついた体ではうまく這えないのだ。
ちび蛙は、ボーとして寝ているようだったのに、芋虫に気付くと、
態勢を変えて、じっと見ている。
でもね、「オリーブオイルは好みじゃない。醤油味がいい~。」と、残念そうに諦めてくれたよ。
日本生まれの日本育ちだものね。

そんなことがあって、今度は夕方のこと。
デッキの柱に、よく見かける蛇が巻きついていたと、とうちゃん。
「『そんな所で何してるの?』と蛇に話し掛けたら向こうへ行ったよ。蛙達は大丈夫だったかなあ。」
私「それじゃあ、蛇君ははらぺこで可哀想じゃないの。」

う~ん、みんなが無事でいることはできない世界だ。










花の風景

2007-10-10 21:31:49 | Weblog
畑に行こうと家を出ると、金木犀の花の香りが充満している。
植木を育てている近くの畑に、見事に大きくなった金木犀の木があって、
オレンジ色の小さな花で、びっしりと色づいている。
私の畑には、2種類のセージの花がブルーとピンク。
黄色やオレンジのマリーゴールドは夏を越してもまだ元気。
オシロイバナは、ピンクと白のまだら模様で咲いている。
それから、側の空き地には、セイタカアワダチソウが黄色い花を咲かせ始めた。
ススキの穂は、まだ細くて小豆色。
お隣さんが空き地に作ったミニミニターシャの庭にも、コスモスを始めカラフルに花々が。

こんなに色とりどりなのに、秋の花の風景は寂しい。




静か

2007-10-09 20:01:21 | Weblog
今年の収穫4個のうちの2個
(写真:とうちゃん)

曇り空の肌寒い一日でした。
日暮れが早く、その分夜長になった。
今夜は虫の声も聞こえず、とっても静か。
う~ん静かです。
冷蔵庫の音だけがちょっと気になる。

子供の頃の歌をうろ覚えで
『里の秋』
静かな静かな里の秋
オセドに木の実の落ちる夜は
ああ母さんとただふたり
栗の実煮てます囲炉裏端




おどり

2007-10-08 16:07:09 | Weblog
気功教室(屋内)で練功中に雨が降り出した。
シトシト気持が良い音に、つい踊っているような動作になってしまった。
雨の音が音楽になって、そのうち、ハッピーダンスの時にかかる好きな音楽が聞こえてくるようで、それらを聞きながら、本当に踊りになっていく。
すごく気持が良くて、もういいやこのまま踊り気功だわと、続けた。
うーん、気功は踊りから派生したものという説に賛成!(笑)

先週の金曜日のハッピーダンスには、気功教室の人も3人の方が参加した。
3人とも気に入って、そのうちのお一人の方は「完全にはまりました!」と、おっしゃる。
時間が合えば、是非参加してみたいけど・・・と言う人も何人かいらっしゃった。
やれやれ、気功よりダンスの方が人気が出そう。
でも、気功の方が奥が深くて、確実で、精妙な気が・・・なんて言いながら、私もダンスの方が気軽かな・・・いけない気功指導員。
そうそう、どちらも良くて、どちらも「お・ど・り」。

今週も金曜日にハッピーダンスです。
とうちゃんは、また張り切って音楽の編集をしています。
気功の先生の本の編集を中断して。(笑)





2007-10-07 20:41:19 | Weblog
庭に出来たスズメバチの巣
(写真:とうちゃん)

普通の玉葱と赤い玉葱とキャベツの種を播いた。
野菜作りは種からが楽しい。
だって、有機無農薬のものを作ろうとしても、園芸店で苗を買うと、
ほとんどが、すでに化学肥料の農薬漬けだもの。
もっと言えば、種まで農薬してるんだよ。
できるだけ農薬をしていない種を選んで買うようにして、
できるだけ自家採取(作物に花を咲かせて自分で種を採る)して・・・それには、固定種を選ばないと続いていかない。

固定種というのは、種を採って播けば何年もほぼ同じものができる種のこと。
でも、これも畑で交配してF1になる場合も多い。
なので、交配しそうなのはうんと離して作るか、ものによっては別の畑に作るようにしている。

普通の園芸店では、F1がほとんどだ。
他の種類と交配させていいる種(F1)だと、
1年目は良いのができるけど、
その年に採った種を、次の年に播いても、1年目と同じものができるとは限らない。
遺伝子操作をしている種には、2年目には芽が出なかったり、実がつかなかったりするのもある。
(そうしておくと、種の会社が儲かるってわけです。)

でも、野菜って、もともとは野生のものを、昔の人が交配を繰り返して作り上げてくれたものでしょ。
だから、固定種と言えども、歴史を遡ればF1なわけです。
同じものを繰り返し交配させて固定化させたということなので、
年月をかければ、私にも新しい固定品種を作り出せるかもです。
(そこまでは、気力がないけど)
種にはなが~い歴史が詰まっているのですね。

種のことは不思議なこともあって、
毎年自家採取しながら毎年同じ畑に播くと、その種がその畑にあった性質の種に変わっていくという。
それで、無肥料農法をするには自家採取なのだそうだ。
人参の無肥料農法の方の話だと、無肥料農法の畑で採り続けた種は、
隣の畑に播いても育たないのだとか。

種の世界も興味が尽きません。