躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

特訓しなきゃ

2007-05-04 20:46:07 | Weblog
田植え後の田んぼに写る夕陽
(写真:とうちゃん)

爽やかだけど、日差しは暑かった。
暑さの中で歩けるように訓練をするには、これから丁度いい。

先日、タッシリ・ナジェールに行った知り合いから写真が送られて来た。
アルジェリアの砂漠の中にある台地の岩に、
1万年わたって、無数の絵が描かれている。
『イングリッシュ・ペーシェント』に出て来る泳ぐ人や、白い巨人や、狩の様子、動物達などなど。
知り合いが送ってくれた写真の絵は、あまりにも生き生きとしていて、益々私を惹きつけた。
ピカソだかマチスだかが影響を受けたというこれらの絵は、
芸術の域を越えていると思う。
この、魂にダイレクトにドン!と入って来る感じは・・・そうか、縄文土器を見た時もそうだった。

写真の1枚を見た。
たくさんの絵が描かれている中に、
他の絵とはちょっと雰囲気が違う幼稚で漫画チックな大きな顔の絵が写っていた。
なぜか「あら!私!」と思った。
口には出さなかったのだけど。
とうちゃんも写真を見て、この顔を私だと言ったので可笑しかった。
大きな顔のその子(?)に呼ばれた気がしている。
きっと、会いに行くからね~・・・多分。

昔々、人々が生き生きと生きていた頃。
神様も宇宙人も人も動物も、いっしょに楽しく遊んでいた頃。
そんな頃があったはず。
あの子はその頃の私?なんてね。

タッシリ・ナジェール(水が流れる台地の意味)は、今は砂漠の中にある。
砂漠や瓦礫の山道を60キロ歩くらしい。
ツアーの旅程表を見ると、1日9時間歩く日もある。
手紙には「1に体力、2体力、3に体力、4に好奇心です。」と。
でも、砂漠の夜空は、眠るのがおしいほど綺麗だったとも。

という訳で、暑さの中で歩く特訓をしなくてはと思っているのです。
果たして、私の体力で、かの地まで行けるのやらどうやら。
そうそう、その知り合いは私と同学年になるお歳。
「今年の秋にもう一度タッシリ・ナジェールに行きます。」だって。
余程良かったらしい。



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