プチ不思議体験を
アメンへテプ4世(アクエンアテン=ツタンカーメンのお父さん)は、世界で最初の宗教改革をした。
それまでの多神教に異を唱え、自分の信じるアテン神が唯一の神とし、一神教にしたのだ。
彼の大フアンらしいガイドさんによると、偶像崇拝を嫌い、太陽光線だけが神だと言ったという。
狂気のファラオといわれて、民衆はついていけなかったらしい。
私は、このファラオの顔は好みじゃないけど、
きっとある種悟っていた人だったのだと思いながら、
一代限りで終わってしまった夢の都テル・エル・アマルナの跡を歩いた。
ほとんど遺跡らしいものなく砂漠みたいなところだけど、
空気はとても好きだった。
その次の夜のこと。
疲れているのに夜中に目が覚めた。
目の前にアテン神のマークがくっきりと浮かび上がっている。
うそ!と一度目を閉じて開けた。
本当にアテン神のマークなのだ。
光線を表す何本もの線と、その先に付いている手を表わす部分までそっくり。
カーテンが少し開いていたところから外の光が入って、
何かが影になって映し出されているのだろうけど、
何の影かはさっぱりわからない。
気味が悪いような、でも不思議で、
目を閉じたり開けたりして、眠れなかった。
でも、夜に太陽の神様とはねえ。
アクエンアテンさんだったのかしら?
顔は好みじゃないからって、マークで?
アメンへテプ4世(アクエンアテン=ツタンカーメンのお父さん)は、世界で最初の宗教改革をした。
それまでの多神教に異を唱え、自分の信じるアテン神が唯一の神とし、一神教にしたのだ。
彼の大フアンらしいガイドさんによると、偶像崇拝を嫌い、太陽光線だけが神だと言ったという。
狂気のファラオといわれて、民衆はついていけなかったらしい。
私は、このファラオの顔は好みじゃないけど、
きっとある種悟っていた人だったのだと思いながら、
一代限りで終わってしまった夢の都テル・エル・アマルナの跡を歩いた。
ほとんど遺跡らしいものなく砂漠みたいなところだけど、
空気はとても好きだった。
その次の夜のこと。
疲れているのに夜中に目が覚めた。
目の前にアテン神のマークがくっきりと浮かび上がっている。
うそ!と一度目を閉じて開けた。
本当にアテン神のマークなのだ。
光線を表す何本もの線と、その先に付いている手を表わす部分までそっくり。
カーテンが少し開いていたところから外の光が入って、
何かが影になって映し出されているのだろうけど、
何の影かはさっぱりわからない。
気味が悪いような、でも不思議で、
目を閉じたり開けたりして、眠れなかった。
でも、夜に太陽の神様とはねえ。
アクエンアテンさんだったのかしら?
顔は好みじゃないからって、マークで?
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