躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

エゴマ

2008-10-26 16:57:49 | Weblog
うっとうしいお天気。
午後から少し明るめになった間に、残りのエゴマの収穫をした。
勝手にあちこちに生えて私の背丈くらいになっていたので、
エゴマを刈り取ってしまうと畑が急に明るくなってさっぱりしたような、
寂しくなったような・・・

エゴマは紫蘇科で、紫蘇を巨大にして想像すればほぼ間違いないです。
韓国では葉っぱをキムチにしたり、焼肉を巻いて食べるらしい。
だけどこの葉っぱ、種類もあるのだろうけど、
葉っぱを食べる用のエゴマでも、生臭かったなあ。
紫蘇の葉を生臭くするとエゴマの葉っぱってところです。
なので、うちでは葉っぱはやっぱり紫蘇を使って、
エゴマのほうは紫蘇と同じように、青いうちに穂は天ぷらにしたり佃煮にします。
紫蘇より大きいので扱いが楽で、量も多くなります。

よく穂が成熟してくると、紫蘇ではなくてゴマ扱いになります。
刈りとってゴマのように軒先に立てかけて、茶色になるまでよく乾かして、
叩いて穂の中の種を取り出してゴマと同じようにして食べます。
つまりゴミをとって洗って炒ってすり鉢で擂って(すって・・・この漢字なんだね)。
でも当り前だけど、エゴマとゴマでは栄養が違っていて、
ゴマにはほとんどないアルファ・リノレン酸がエゴマにはたくさん含まれているそうです。
紫蘇油として売られているのはエゴマ油だと聞いたことがあります。
体にとても良いそうですよ。

最初の年に白い実(種)の白エゴマを作りました。
その次に黒エゴマ、次に葉っぱを食べようと野菜エゴマ(これも黒)を作りました。
どれもこぼれ種で毎年勝手にたくさん生えて来るのでそのままにしておくと、
交雑して灰色エゴマも出来ました。
それから、紫蘇も青と赤が畑に生えて来るので、それとも交雑したらしく、
紫蘇なのかエゴマなのか迷うようなもの、それから黒と白、その間の灰色具合の違いもあったりなどして、多様のエゴマが出来ます。
だから、実(種)の大きさも様々で、脱穀後ゴミとエゴマを選別するのが大変です。

白エゴマの実(種)の方が大きいのですが、油分は黒のほうが多いそうです。
そのせいか黒のほうが美味しい気がします。
ゴマと同じように擂って食べることが多いのですが、
玄米おむすびにそのままゴマの代わりにつけると、プチプチの歯ざわりがゴマより良いと好評です。

エゴマについて
http://www.egoma.jp/

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