躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

タイプ

2016-10-16 19:59:37 | Weblog
先日は都内での瞑想会に行きました。

少し早めに着いたので、
同じく早めに来ていた以前瞑想会合宿で知り合った若者とふたりで、
エントリーホールのソファーで開場を待つことにした。
すると、隣のソファーに座っていた2,3名の(お婆さんのお年頃の)おばさま方が話しかけて来られた。

「今日は何があるの?さっきお坊さんが入って行ったけど」
私「そうなんです、今日は仏教のお勉強です」
おばさま「へ~、良いお話が聞けるの?」
私「とても良いお話ですよ。ご一緒にどうですか?」
おばさまはお連れの人たちに向かって
「この歳になって話聞いてもねえ。もう人生の3分の2は終わったからねえ」

ええ!!どう見ても70は過ぎてると思うんだけど、
3分の2!!って、一体何歳まで?

おばさまは続けて、
「もう何が起こっても怖くない歳だものねえ。わっははは」

は~?
何か(死)は、必ず起こるけど、それも平気なんだろうか。

そして、お仲間と日常の話に戻って楽しそう。
大きな声で、
「ワコールのブラジャーは高くてねえ。1万3千円だったわよ。わっははは」
確かに豊満な胸でいらっしゃる。
お腹も。
そして、世間話で大いに盛り上がって笑い声がつづいていた。

私は若者に言った。
「良いですよねえ。あんな風に生きられれば。羨ましいですよね」
若者「そうですよね」
私「私たちみたいに考え込む性格って損しているみたいな気がして・・・」
若者「そうですね」

でも、本当にそうだろうか?
今、若者は悩みの真っ只中。
でもきっとそれも過ぎ去る時がくる。
この世は無常。
良いことも悪いことも、そのまま続きはしない。
おばさまも、長い人生にはご苦労があったはず。
今だって、実際はどうだかわからない。
どんな風に乗り越えるかには、いろんなタイプがあるってことだ。

今回のセミナーも良かった。
本当は私、この性格で良かったなと思い始めている。