躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

仏教のこと

2016-10-07 20:28:28 | Weblog
仏陀(御釈迦様=ゴータマ・シッタルタさん)の教えと、
いわゆる日本の仏教とは、別物といってもいいくらい違うんですね。
前者は、小乗仏教、上座仏教、などと言われ、
今でもスリランカや東南アジア(ミャンマー、タイ、ラオス等)に伝え継がれています。
日本の仏教は大乗仏教で、チベットや中国経由で伝わって来ています。
南伝と北伝としても区別されていいるようです。

仏陀の死後何百年かの間に、いろんな考え方が出てきて、
その中のひとつが大乗仏教だったようです。
それが、伝わって行く先々で土着の宗教や思想などを取り込んで、
どんどん変化していって日本に伝わってきたんですね。

初期の仏教(小乗仏教)、つまり仏陀の教えは、
インドで仏教が廃れる以前にスリランカに伝わっていて、
それから東南アジアに伝わったそうです。

仏陀は生きていく上での、苦(思い通りにならない)を取り除く方法を教えてくれた、
私たちと同じ「人」であって、
決してホトケさまではないんです。
本来の仏教は、普通の意味での宗教ではないってことか。

師から教えられたことでも、むやみに信じるのではなく、
自分で実行してみて、確かにそうだとわかったら信じなさいとまで、
仏陀はおっしゃったようです。

なんかいいでしょ、ゴータマさん。

でも、日本の仏教もそれなりに人々の心のよりどころになって来たのだし、
それぞれの開祖の想いというのも有難いと思っています。